違いを攻撃し、不愉快を相手のせいにする~モラルハラスメント | 後悔しない離婚協議書/DVモラハラ/毒親 相談実績5000件超の家族問題専門公認心理師/行政書士 佐藤千恵

後悔しない離婚協議書/DVモラハラ/毒親 相談実績5000件超の家族問題専門公認心理師/行政書士 佐藤千恵

家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

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夫婦間親子間のモラハラに関する
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第47回
モラルハラスメント語りと癒しワーク

参加者さま募集中です
とき:10月15日(土)10:30~13:00
ところ:東京よつ葉法務オフィス
料金:お一人様3,000円
(お菓子とお茶付きます)

詳しくは コチラの記事 をご覧下さい
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結婚するにあたっては、

 

それまで別々の家庭で育ってきた

他人同士の2人が、

 

新たな家庭を作ることとなります。

 

 

 

当然、それまで見て来た家族像、

父親像母親像、

兄弟姉妹の関係、

 

違う部分があって当然です。

 

 

 

 

しかしそこに

「モラハラ」が入り込んでしまうと、

 

「単に違う」と言うだけの事なのに、

 

この「違い」によって育ちや人格まで

否定される様な事が起きます。

 

 

 

 

実際にモラ夫に関する

ご相談でお聞きするものとしては、

 

例えば

親戚付き合いが濃厚な家庭で育った

モラ夫と、

 

一般的な範囲の親戚付き合いをする家庭で

育った妻。

 

 

親戚みんなの仲が良い事は良い事ですし、

かといって普通程度の親戚づきあいでも

何ら問題はありません。

 

 

しかしこの様な、

どちらか一方だけが「正しい」「正解」とは

言えない違いに対して、

 

「親戚付き合いが薄いなんて薄情な一家だ」

 

「お前(妻)もお前の家族もみんな

冷たいんだ」

 

などと否定する。

 

 

 

モラ夫の母親が専業主婦で

妻の母親がワーキングマザーだった時、

 

これも

 

「どちらが母親のあり方として正解」

 

とは言えないことでしょうに、

モラ夫から

 

「お前は母親が働いていたから

しつけがなってない」

 

「俺は母親に大切に育てられたけど

お前はそうじゃないからな」

 

等と一方的に否定してくる。

 

 

 

 

特にご相談の中で多いのは、

 

「モラ夫と意見が異なると攻撃される」

 

「私が夫と違う意見を言うと激怒される」

 

と言ったものです。

 

 

 

冒頭にも書きましたが、

 

例え夫婦であっても違う人間ですから、

意見や感じ方が違うのは当たり前です。

 

 

夫婦で価値観が近ければ楽でしょうが、

それでも100%同じ価値観を持つ事は

難しいでしょう。

 

 

それなのに、

 

意見や感じ方の違いを

 

「お前はおかしい」

 

「バカじゃないのか!?」

 

「それを選ぶなんて信じられない」

 

等と責めてくる。

 

 

 

人と人との違いは本来、

 

攻撃するものでは無く尊重し合うもの

ですよね。

 

 

一番の理解者でいて欲しい配偶者に

この様に否定や攻撃をされるなど、

 

とても辛い事です。

 

 

 

 

 また、

こう言った意見や感じ方の違いで

モラ夫が怒ったり不愉快になったとしても、

 

それはモラ夫の感情。

 

 

その感情に責任を持つのは

モラ夫自身です。 

 

 

 

 

しかし私がお聞きする大多数のケースで

モラ夫は、

 

自分の怒りや不愉快と言った感情を

 

「お前(妻)が俺の言う事を聞かないからだ」

 

「お前がバカだからだ!」

 

「お前のせいで気分を害した」

 

等と、妻の責任にします。

 

 

妻がした事は、

自分の考えを普通に表明しただけなのに。

 

 

 

その根底には、

 

「俺の考えが正しいのに、

正しい俺に従わない妻が悪い」

 

と言うモラハラ加害者の独善性が

見え隠れします。

 

 

 

 

自分にとって正しいものが、

他人にとっても常に正しいとは限らない。

 

 

自分が良いと思うものを選んだ様に、

 

他人にだって自分で良いと思うものを

選ぶ権利がある。 

 

 

すごく当たり前のことですが、

モラハラが存在する家庭に関するご相談を

お聞きしていると、

 

こう言った当たり前の尊重があまりに

無さすぎる事に、

 

残念さや悲しさを感じます。

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後まで読んで下さり

ありがとうございました。

 

モラハラカウンセラー

行政書士/心理士

 

佐藤千恵