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モラルハラスメント被害
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士 
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです
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モラハラ夫との別離を考え、それに向けて
具体的に行動を始めた妻に対し、
モラハラ夫が「死」を交渉材料に使ってくる事が
あります。
「生きている意味が無い」
「お前のせいで辛い」
「離婚するなら死んでやる」
「○日までに戻ってこなければ自殺します」
「俺はこれから自殺する」
等の電話やメールを寄越し、妻を何とか
自分の手元に戻そうと画策します。
まず妻野方が
知っておかなくてはならない事は、
「死」を盾にして他者の行動や気持ちを
コントロールしようとする行為は、
とても卑怯なやりかただという事。
そして、
仮に自分の夫であったとしても、
モラハラ夫が自ら望んで死を選ぶのであれば、
それはとても残念ですが、
その決断は夫のもので妻の責任では無いという事です。
大の大人で成人男性でもある
モラハラ夫が真剣に死を選んだのだとしたら、
妻がたった一人でそれを背負い阻止するという事は
色々と難しいのではないかと考えます。
これまで私の事務所で扱った案件でも、
複数のモラハラ夫が、妻から離婚を切り出された際に
自殺をほのめかす行動にでたことがあります。
けれど、
(幸いかもしれませんが)
実際に実行したモラハラ夫は一人もいません。
モラハラ夫が離れていこうとする妻に
「だったら死んでやる」
という時、
そこには
「俺が死ぬのはお前の責任だからな」
と言うメッセージが込められている様に感じます。
このメッセージは、妻に罪悪感を持たせるには
十分です。
モラハラ夫との関係性では、
罪悪感はあなたをコントロールする一つの
方法として用いられます。
あなたは、
モラハラ夫から不当に負わされる罪悪感に
コントロールされてはいけません。
モラハラ夫はあなたに対し
「お前が離婚したいなんて言うから俺は
自殺するんだ」
と言う風に、全てあなたの責任であるかの様な
言い方をするでしょう。
けれど、それは違います。
繰返しますが、
モラハラ夫が自殺を考えたり、
仮に万が一本当に自殺をしたとしても、
それは、モラハラ夫の選択です。
(出来ればそういう決断はして欲しくありませんが)
モラハラ夫は「妻が離婚を言い出した」事が
自殺を考えた原因、
だから俺が自殺するのは妻の責任、と言いますが、
そもそも
「妻が離婚を選ばざるを得ない状態にまで追い込んだ」
のはモラハラ夫です。
自分にとって都合の悪い事は認められないモラハラ夫
ですから、
この点についてモラハラ夫が自ら触れることは
無いでしょう。
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