・ ベンゼン-既知の人間の発癌物質で、1立法メートルにつき16マイクログラムの年間被ばく目標が英国で勧告されている。
・ アセトン-粘膜刺激物
・ シクロヘキサノン-人間の発癌物質の可能性
・ エチルベンゼン-全身性毒物
・ MIBK-神経毒物
・ n-ヘキサン-神経毒物
・ スチレン-人間の発癌物質の可能性
・ トルエン-中枢神経系機能不全物質
・ キシレン異性体-胎児発達毒物
「この有毒カクテルに対する一部の被ばくを避けるために、新車を買った人は自動車購入後少なくとも6か月間、運転の間に自動車に入ってくる外気を確実に多くしなければならないが、自動車排気からの空気中の毒物のために交通量が多い中で不可能だろう。結局、私たちが必要なことは放出が少ないインテリア材を使った自動車である」。
CSIROは健康的な室内空気環境と環境にやさしい製品を選ぶことを消費者に援助するためにグリーンエアラベル Green Air Label を開発するのにも熱心である。
「CSIROの仕事は運転を障害するかも知れないあらゆる影響を突き止めるために、運転者について更に研究する必要を示したと、 オーストラリア自動車協会の技術サービスデレクターDirector Technical Services of the Australian Automobile Association 、ダビット=レングDavid Langは話した。
「RACVは新車のインテリアからのVOC放出物の潜在的健康影響について行われた研究をさらに知りたいと望んでいる」と、RACV環境プログラム職員キャサリン=ヘイナンは話した。
「自動車インテリアデザイナーは調度に使われる材料に良く考慮をしなければならないことを、この研究は決定的に示している。二重燃料とリサイクル可能なパーツのような革新により、21世紀のための消費者の健康と選択に責任がある自動車を引き渡し続けるために、VOCと運転中の人間の毒物被ばくの課題は、環境プログラムのための自動車再設計優先リストで優先しなければならない」と、オーストラリア環境ラベリング協会 Australian Environmental Labelling Association 会長のペーター=ジョンソンPetar Johnson は話した。
オーストラリア人の空中毒物への被ばくはCSIRO熱液体工学 Thermal & Fluids Engineering による進行中の研究の一部であり、これまで新築家屋やペンキ、木製パネルと家具、煙突のないガスヒーター、職場、事務所を研究してきた。
病気と生産性を失うことで、室内空気汚染は年間 100 億ドル以上をオーストラリア共同体に出費させていると、CSIRO は推定する。
空気毒物プログラムの結果は、将来の活動のために彼らが手にはいるにつれて、政府の規制当局に渡される。
グリーンエアラベルのように全室内空気環境に渡って、この評価段階から抑制戦略実施に移る緊急の必要が現在存在すると、CSIROは話した。
CSIRO研究の発見は報道集会で発表された。
日付:12月19日
場所:メルボルン
開催地: Level 9/60 Collins St
時間:1100 hours
詳しい情報:
Dr Dilip Manuel, Business Development Manager, CSIRO Thermal & Fluids Engineering +61 3 9252 6073
Ken Anderson, Manager Communications, CSIRO Built Environment ,+ 61 3 9252 6172, 0414 457 214
注:CSIROはオーストラリアの連邦科学産業研究機構 Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation の略号で、政府系の独立法人。
農業、鉱物とエネルギー、製造、コミュニケーション、保健、環境などを研究しており、6500 人のスタッフを擁する。
掲示 2002 年 1 月 3 日 渡部和男