なとバスがとうとう始動です(*^▽^*)
今回これだけのツッコミを入れました。
・http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20131031
2013-10-31 臨床環境医学と環境医学は異なる
>最近では、裁判所が、臨床環境医学証言の「主観的かつ推測的」な点に懸念を表明している。
と言うが最近日本では提訴してそれなりに勝利している。
イトーヨーカードーの事例もそうだがNATROM氏が認めないだけで司法ではそうなってきている。
都合の良い時だけ裁判所をだししかも1990年という古さでこれは日本でもカビキラー事件で敗訴する前である。
情報操作も甚だしい、時代は移り行く物だ。
残念だがNATROM氏の自論では結核はまだ労咳と呼ぶような事しかしていない。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20130907
2013-09-07 臨床環境医学は専門家にも注目されていた。悪い意味で。
1 ■ICD 10への記載が要望されているんだが?
■WHOとMCS/EHS患者・支援者団体の会談
スペインの団体から5月13日のWHOとの会談の内容が報告されたので、その概要を報告します。
WHO側出席者:
マリア・ネイラ博士:WHO 公衆衛生環境部門ディレクター
アンネ・プルス-ウスツン博士:WHO 公衆衛生・環境部門チームリーダー
イワン D. イワノフ博士:WHO 労働衛生、公衆衛生・環境部門 T. ベディルハン・ウスツン博士:WHO コーディネータ:分類・用語・標準、健康統計・情報部門
ナダ・オセイラン氏:WHOコミュニケーション担当、公衆衛生・環境部門
MCS/EHS患者・支援者団体側出席者:
アヌンシアシオン・ラフェンテ博士:ビゴ大学教授、スペイン毒性協会(AETOX)副会長
ジュリアン・マルケス博士:多種化学物質過敏症及び電磁波過敏症を専門とする臨床神経学者/神経生理学者
イサベル・ダニエル氏:看護師、神経生理学専門
ジャウメ・コルテス氏:ロンダ弁護士会メンバー、労働法及び環境病(MCS/EHS)専門の弁護士、スペイン全国多種化学物質過敏症認知委員会メンバー
ソニア・オルテガ氏:環境専門の弁護士
フランシスカ R. オリアンド氏:イダリアの連合組織 AMICA 副代表
フランシスカ・グティエレス氏:スペインの連合組織 ASQUIFYDE 代表、スペイン全国多種化学物質過敏症認知委員会メンバー
【ジャウメ・コルテス氏 NGO】
多種化学物質過敏症(MCS)及び電磁波過敏症(EHS)に関するいくつかの基本的な問題点を提起することにより発言の口火を切った。
MCS と EHS は現実の健康問題である。
このことを確認する証拠がある。
・医学的診断。
・曝露と疾病の因果関係を明確にする検査記録。
・その存在を確認する科学的研究がある。
・これらの疾病についての欧州議会による認知と、本日提出された文書一式中の証拠文書がある。
・この証拠を支持するスペインにおける200の判例がある。
・スペインで患者のための(経済的)補償を得ている。
私たちは、これらの疾病をWHO 国際疾病分類(ICD)に含める必要があると考える。それは、WHO 国際疾病分類(ICD)にこの疾病についてのコードがないために、この疾病の法的認知を難しくしているからである。
2 ■2:ICD 10への記載が要望されているんだが?
・【ジュリアン・マルケス博士 NGO】
患者が直面している問題のひとつは、これらの病理について、ほとんど、あるいは全く知られていないために、医療関係者の理解が不足していることである。
MCSについては、発症の原因は、多くの場合に有機リン農薬である。ほとんどの患者は中毒症状がないので、中毒ではない。
臨床的症状は曝露によって現れ、患者がその毒性源を回避すれば、症状は消える。
MCSは、複数の器官(系)の疾病であり、約90%のケースで神経系に影響を与える。
頭痛、まひ、筋力低下、めまいのような症状のある重要な認知神経科学的な疾病があり、全ては、気管支系、心臓血管系、ホルモン系など複数器官疾病である。
女性には一般的に生理周期の異常がある。
低用量の物質であっても、炎症、ほてり、頭痛などの臨床学的問題を引き起こす。
環境不耐症(Environmental Intolerance)がWHO 自身によって認知されている。
化学物質又は電磁界放射への反応は、それぞれの患者によって期間が多様であり、症状もまた異なる。
患者が再び曝露すると、通常、症状は悪化し、新たな症状を示す結果となる。
MCS 及び EHS のどちらの診断も臨床的である。
MCS の場合には臨床医に役立つテストである QEESI 問診票が使用できる。
このテストを通じて患者の症状を客観化することができる。
これらの診断は、完全な中枢及び末梢神経試験、神経生理学的な試験(脳波(EEG)、視覚誘発電位、聴覚脳幹誘発電位、体知覚電位、認識電位、神経画像(特に頭蓋及び脳下垂体 MRI 及び SPECT))、特定の分析研究、ホルモン研究などが必要である。
これらの疾病(MCS と EHS)のプロセスは慢性的であり、もし患者らがタラゴナ(スペイン北東部)石油化学工業地域近辺のような有毒環境に住めば、あるいは携帯電話アンテナなどのあるところに住んで電磁界放射に曝されれば、彼らの状況は悪化する。患者らは曝露を避けなくてはならない。
患者らが、疑いを解き、相談及び社会的職業的支援を受け、タイムリーに診療報告書を受け取れる臨床的診断センターを持つことが極めて重要である。
3 ■3:ICD 10への記載が要望されているんだが?
【ウスツン博士 WHO】
1948年以来、WHOは国際疾病分類に責任があり10年毎に分類の見直しを行なってきた。
現在、WHOは2015年までに完成すべく次のレビュー作業を行なっている。
WHOは、ある疾病と環境問題との間に存在する関連について承知している。
現在、ある疾病について含めるか/含めないかに関する激しい議論があり、WHOは現在起きている論争を認識している。
2010年版は、ある専門家グループによって作成された。
2001~2009年の年次レビューは締約国の保健省の出席の下に専門家グループによって行なわれた。
このモデルは、国の代表だけが参加することができ、その提案は実際の必要に対応していないと言われ、広く批判された。
我々は作業の方法論を見直し、一方、必要性を尊重し、仮想のプラットフォームを通じて公衆の参加を許可した。
ICDは、科学的証拠の文書であり、発表された科学的研究について非常に明確な方法論に従って検証している。
いくつかの要件は、因果関係、病因論、診断テストなどである。
【ラフェンテ博士 NGO】
基本的科学における彼の経験から、両方の疾病(MCS と EHS)が認知され、ICDに含まれるべきとすることの妥当性を示す科学的論文があることを示した。
【ウスツン博士 WHO】
改訂版は科学審査委員のグループによって行なわれている。
第一に、どれが環境病であるのか、それらが職業病であるのかどうか知らなくてはならない。そして二番目に発症のレベルを数値で示さなくてはならない。
【フランシスカ・グティエレス氏 NGO】 ドイツ、日本、オーストリア、ルクセンブルグが自国の ICD で MCS を認知したのに、残りの国は認知していないのはどういうわけか。
このことは、国によって、また患者の間に不公平な状況を作り出す。
4 ■4:ICD 10への記載が要望されているんだが?
【ウスツン博士 WHO】
ICDは世界レベルのものであるが、それでも全ての国は自主権の実施に基づき、必要な変更をどのようにしてもよい。
2011年5月16日に、このレビューにおける非常に包括的な最初のドラフトが完成し、2012年5月までにもっと詳細なドラフトが作成されるであろう。
2015年、世界保健機関総会で結果が発表されるであろう。
作業の過程で、これらの疾病をどこに配置するかについて科学的な議論が行なわれるだろう。
医学的専門性に関して、特に MCS と EHS の場合、複数器官の疾病なので具体的な病因をどこに分類するかについて合意がなく、これは複雑な問題である。
ドラフト分類はオープンで透明性があり、情報はWHOのウェブサイトから入手可能である。
【フランシスカ・グティエレス氏とフランシスカ R. オリアンド氏 NGO】
科学的証拠から、これらの病理が器官由来であり、後天的であることが示されており、この証拠からのみ適切な解決が見出され、またこれらは予防可能な疾病なので予防への活動に有用である。
【フランシスカ・グティエレス氏 NGO】
子どもや、学校の問題を含んで、影響を受ける若い人々が増えている。この問題はこれらの疾病の発症の性差、女性の生殖機能と母親が特に妊娠中と授乳中に曝露した有毒物質を子どもに伝達することに関連している。
5 ■5:ICD 10への記載が要望されているんだが?
【フランシスカ R. オリアンド氏 NGO】
MCSに関するWHOのポジション・ペーパーがあるか?
【ネイラ博士とウスツン博士 WHO】
私が知る限り、関連部局にはそのような文書はない。
【ネイラ博士 WHO】
関連団体は、ICD11 に取り組んでいる世界中のWHOの様々な作業部会との連絡をぜひ確立するよう提案する。
【フランシスカ・グティエレス氏 NGO】
MCSとEHSは、影響を受ける人々が小人数であるということではなく、まったくその反対である。
我々は、すでに診断を受けた人々の数の多さに直面しており、MCSは人口の12%~15%の人々が化学物質の存在に何らかの被害を受けている。EHSでは、影響を受けている人々の数は、人口の3~6%であるが、これらの数も増加している。
我々は神経系症状が最も重要であるということを忘れてはならないが、恐らく、最も微妙な部分は、MCSとEHSはともに複数の器官(系)の疾病であり、分類上、異なる分野(医学的特殊性)に配置される可能性がある。
我々は、ICDにおける分類を含んで、これらの新たに出現している疾病に対するいくつかの疑問に答える新たな医学的パラダイムを確立する必要がある。
WHOは、これらの症状が存在することを知っている。
WHOの中で、これらの疾病の緊急性は論争を引き起こしたが、2015年のためのICDの開発のための手法が変化したという説明、及びワーキング・グループへの参加の可能性は、認知のために新たな可能性を開くものである。
各国は、WHOとは独立に、これらの疾病を認知し、それらを自国のICDに含めることができる。WHOによれば、各国はこの問題に対して自主権を持つからである。
6 ■どーせNGOの見解とか言うんでしょ?
NATROMはNGOの見解じゃんとか言うと思いますがNGOには世界医師機構等もあり医療関連の団体も数多い。
もしNGOを否定するならWWFも軽く見てる事になるぞ。
7 ■誰がLGSに抗真菌薬を使ったの?
CS専門医の誰が、LGSや内因性カンジタ治療に抗真菌薬を使ったの?私は複数のCS専門医にかかったが、抗真菌薬を勧められたことはないが。
runより:あえて投稿者名は消してします、否定論者が勝手に誰か決め付けるからですね。
まだまだ続きます。