輸入米から高濃度の鉛 | 化学物質過敏症 runのブログ

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輸入米から高濃度の鉛 輸入米監視を強めよと米研究者 米国産米のヒ素汚染は問題とせず

 アメリカ化学会の年次大会で、台湾、中国、イタリア、インド、タイ、ブータン、チェコ共和国の米が米国食品医薬局(FDA)が定める暫定耐容一日摂取量(PTTI)を超える鉛を含むことが報告された。

 Another blow for Thai rice,Bangkok Post,4.13

 台湾、中国の米が最高レベルの鉛を含むが、それより低いレベルのタイ米でも、子どものPTTIの30倍から60倍、大人のPTTIの20倍から40倍の鉛を含む。

パキスタンとブラジルについてもサンプリングを続けている。

研究者は、栽培・収穫中に土壌と灌漑水を通して汚染されたと考えている。輸入品の監視を強化すべきだと言う。

 ただし、昨年"Consumer Report"で報告された(非有機)ヒ素汚染アメリカ米については、何故か、食べるのを控える必要はないと言う。

Consumer Reportは、環境保護局(EPA)は発がん物質である非有機ヒ素への暴露の安全レベルはないとし、飲料水については10ppbの安全基準があるのに、ほとんどの食品については連邦基準がないのは大問題としていた。

輸入品だけを厳しく規制するのは片手落ちではないか。

 タイ米輸出協会名誉会長は、アメリカ研究者は国産米の問題は放置、どうして輸入米だけを研究するのかと訝っている。

 日本も、中国米の鉛はもとより、TPPでアメリカ米がなだれ込んできたら、徹底してヒ素検査を行うべきだ。


runより:どっちもどっちな話ですがアメリカは食糧で世界支配する戦略を昔から行っているので言いなりにならないでほしい。