日本ガラスびん協会ガラスびん応援隊が集まり、佃煮びんむすめさんが働く山本海苔店で海苔焼き＆びん詰体験をさせて頂きました。
会場となったのは佃煮びんむすめさんがいらっしゃる山本海苔 日本橋本店です。
とっても明るい佃煮びんむすめさんからクイズを交えて海苔・佃煮の基礎知識を学びます。
この日のプログラムは
海苔・佃煮の基礎知識 ： 天然食品のうち 海苔はうまみ成分であるグルタミン酸・イノシン酸・グアニル酸 すべてを含んでいる唯一のもの
日本古来からの食品である海苔。
この海苔には
昆布に含まれる旨味成分である 「グルタミン酸」
かつおぶしに含まれるうまみ成分である 「イノシン酸」
しいたけの出し汁に含まれるうまみ成分である 「グアニル酸」
が含まれています。
天然食品でこれらのすべてを含んでいるのは海苔以外にないと言われているそうです。
板海苔一枚には正常な赤血球の生成を助け、DNAなどの拡散合成に必要な「葉酸」が57㎍含まれており、これは卵1個22㎍、ねぎ1/2本45㎍より多い量になります。
海苔は牡蠣柄につけて種を育てるところから始まる天然食品
海苔はフリー糸状体をしており、牡蠣柄で海苔の種作りをするところから始まります
9月初旬から10月上旬にかけて、牡蠣柄が入った袋を海苔編みにつるし、
11月中旬になったら海苔を摘み取り、生海苔の濃度を調整、全自動乾海苔製造装置で抄いて脱水～のばし～焼～裁断～袋詰め（缶詰）をして完成という流れ仁なります。。
海苔・佃煮とガラスびんの美味しい関係
海苔の佃煮の蓋をキュッと開けると、ふわっと海苔の風味が香ってきますよね。
長期保存に応える独自の製法になっている海苔の佃煮が最も適した保存容器がガラスびんです。
上の写真を見ると形状がすべて丸ビンなのがわかります。
これは輸送や保管時の揺れや振動から中身を守るため、一か所にに圧力がかからない形状になっています。
ガラスびんは密閉性に優れ、通気や透湿がない為賞味期限が18ヶ月～21ヶ月とおいしさを長期間にわたり保つことができます。
また、ガラスびんは味も臭いもなく、中身に溶けだすこともないので容器の成分が移ることもありません。
そしてガラスびんは天然素材100%だから安心・安全です。
また、食べ終わった後も、リユース、リサイクルと資源に無駄がないのも資源を無駄にしない特徴になっています。
食品の長期保存が効き、資源を有効活用できるガラスびんは環境にも優しい容器なのです。
焼き海苔＆ガラスびん詰めを体験
海苔について知識を蓄えたところで焼き海苔体験をしました。
焼き海苔用のマシンに海苔を2枚置きます。蓋をして10秒ほど焼けば出来上がり。
左側の緑色をしたのが焼きあがったもの。右側の焼く前と明らかに色が違いますし、持った感触モ違います。
用意してくださったガラスびんに各々詰めて、あらかじめ作ってくださっていたそれぞれの名前入りシールを張れば完成、蓋の上にはもちろん丸梅印のシールもつけましたよ。
ビンに詰めつつお味見。焼きたての海苔は香ばしさや歯切れが良く美味しい。
創業1894年 山本海苔店のマークは丸に梅の印
海苔屋さんも色々あり、山本○のように似たような名前の所もありますが、山本海苔は創業1894年、江戸末期のペリーが来航する4年前に創業され、以来海苔一筋で商いをしているそう。
佃煮にする岩のりは荒海の岩場から海女さんが命がけで獲ってくるのですって。
ちなみにご○○ですよはヒトエグサから作られるっておっしゃっていました。
海苔の佃煮をクリームチーズと混ぜて頂いてみた
最後は海苔の佃煮とクリームチーズを合わせての試食会。
クリームチーズに好みの量のノリの佃煮を混ぜて頂くと、あら、美味しいじゃない。
お酒のおつまみにもってこいのお味です。
これは自宅でも真似をしてみようっと。
山本海苔さま、ガラスびん協会さま ありがとうございました。
ガラスびん応援隊に参加しました。
山本海苔店
http://www.yamamoto-noriten.co.jp/
ガラスびん応援隊
http://glassbottle.org/glassbottlenews/ouentai