46歳で妊娠。 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。


「9週をすぎて心拍が確認できました~!」





「心臓の音もきれいだって言われて、

これでちょっと安心しました」







Mさんの報告が、

とってもうれしい。

心拍が確認できると、

流産の可能性がぐっとさがるから。







Mさんは、46歳。

結婚が遅かったのもあるけれど、

治療をがんばって、

ようやくさずかった生命。







「体外受精で、採卵を6回して・・・

なんとか卵子が採れても、

きちんと受精して移植までできたのは1度だけ・・・

やっぱり年齢的にも無理かなぁって

思ってたんですけど」








ニコニコとうれしそうなMさんの顔を見て

なんだか涙が出そうになる。









「もう、これで最後にしようって決めて

最後の最後で卵子が採れて、





でも受精できるか心配だったんです。

受精したのは、わたしの46歳の誕生日でした。



なんか本当にうれしくて。

体外受精に挑戦しても、

移植までなかなかたどり着けなかったから・・・

5日目の胚盤胞ができて、

移植できて、

妊娠反応が出た時は信じられませんでした。

本当に、堀江さんの所に来てよかったです!」









そう言ってもらえて

ぼくも本当にうれしい!







でもね、

病院の治療や、漢方がではなくて、

この妊娠は間違いなく

Mさんの前向きな努力の結果!










採卵ができない状態だったから、

年齢的にも時間があまりなかったのに、








焦らずに

急がば回れの地道に努力を重ねられたのが

きちんと結果につながった。














体重がかなり多くて、

妊娠にも影響するからダイエットしてもらって。








漢方も40歳以降の方向けの最高の組み合わせを

まじめに続けてもらって。








生活もきちんと見直しされて。









なによりも、

Mさんが治療の前に言われたことが

ぼくはすごく印象に残ってる。






ああ、

自分のいまの状況を

自分で受け入れて自然な気持ちで

体外受精に臨まれたのが

本当によかったんだろうなぁって。









すごく思うんだよね。









妊娠って、

生命が誕生に向かうことって






絶対に科学的な理由や確率論だけじゃない。









赤ちゃんを授かるための体の力。


そして、呼び寄せる心の力。







こころとからだのふたつの力があわさって

はじめて赤ちゃんがやってくるんだよね。










46歳のMさんが積み重ねられたこと

振り返ってみて、


ぼくは改めて、そう感じた。










おなかの赤ちゃんのエコーを

じっとふたりで眺めながら。









「だんなはわたしより繊細だから、

心臓が動いたのがわかって言葉がなくて

そうか、そうかって。




年のこともあるし、

これから何があるかわからないけど、

出産も育てるのも

わたし、がんばらなくちゃ!」










すごいよ、Mさん!

本当に、本当に!







母子ともに無事な出産を!






























みんな、治療をする時って

どこか焦ってる人が多い。














時間がない。




急がなきゃ。




もう、だめかも・・・




あの人は特別・・・











そんな焦る気持ちや不安にこそ、

実はヒントがあるのかなぁって、

ぼくは思うんだよね。








「焦っちゃダメ。」

とか思うと余計に焦るからね~











焦るこころの原因をみつめることが大切で。











焦ることで、

いったい何が得られるのか、

見つめる。













からだを整えながら、

こころを安定させていくことが、

いちばん大事なことだから。












大丈夫。

一歩、一歩、着実に。