ミニプラ・獣拳合体ゲキファイヤー(前編) | といず・くろすおーばー!

ミニプラ・獣拳合体ゲキファイヤー(前編)

 今日のといず・くろすおーばーは!

 Youtubeの公式配信も佳境! 獣拳戦隊ゲキレンジャーよりミニプラ・獣拳合体ゲキファイヤーをご紹介!
といず・くろすおーばー!-バーニンアップ

 ニコイチ品です。



○玩具解説
といず・くろすおーばー!-コンビに限定パーツとニコイチ

「ミニプラ 獣拳合体ゲキファイヤー」は二種類存在する。 ひとつは2007年8月中旬に発売された「ミニプラ 獣拳合体ゲキファイヤー(以下通常版)」で、こちらは「1.ゲキゴリラ」「2.ゲキペンギン&ジェットボード」「3.ゲキガゼル」の3種各300円。

 そしてもう一つがセブンイレブン限定で発売された「ミニプラ 獣拳合体ゲキファイヤー[特別版](以下特別版)」。こちらは通常版の商品内容を1箱に収め、なおかつ赤成型色ランナーをクリアレッドのものに置換したもので、クリアパーツを使用したことで価格が1,000円に上昇している。

 しかし赤ランナーを全てクリアパーツにした結果、両肩に合体する円盤状パーツや肩関節・股関節など可動の際に負荷のかかる部位に耐久性のないクリアパーツが配されることとなり、アクション中の破損確率が高くなってしまっている他、シールの貼付によってクリアパーツの旨味がなくなってしまう部分も存在する。

 本レビューに用いる個体は通常版・特別版をニコイチした上で、一部独自の解釈で塗装している。



○激気技解説
といず・くろすおーばー!-過激気!

 漢堂ジャン宇崎ラン深見レツの三名――獣拳戦隊ゲキレンジャーはそれぞれ己の不得意分野と向き合い、「弱き者を守ること」、「自ら学び、自らを変えていくこと」に目覚めたことで究極の激気・過激気(カゲキ)を修得、スーパーゲキレンジャーへの2段変身を可能とした。

 この溢れる過激気を、それぞれ縁の拳聖・マスタートライアングルと同じ獣を心に感じて錬成し、激気技・来来獣で生み出したゲキビーストがゲキゴリラゲキペンギンゲキガゼルの三体である。

 三体は獣拳合体することで獣拳巨人ゲキファイヤーとなる他、三体の特性を活かしたコンビネーション攻撃や、過去に修得したゲキビーストを錬成した激気技・大豪豪獣を発動することも可能。



ゲキゴリラ
といず・くろすおーばー!-ゴリ前 といず・くろすおーばー!-ゴリ後ろ

全長:21.4m 全幅:41.2m 全高:30.8m 重量:2,100t 走行速度:510km/h 出力:1,500万馬力

 過激気を修得するための試練三山戦に挑み荒ぶる賢人レイジングハートことゴリー・イェン(CV:大友龍三郎氏)の試練を経験し、クリアーこそならなかったものの三山戦を通じて戦う意味を見つめ直したジャンが錬成したゴリラ型ゲキビースト。

 高いパワーを誇り、ゲキペンギンとのコンビネーションで上空から殴打を浴びせるゴリゴリ打、ドラミングで衝撃波を発するゴリゴリ波を放つ。

といず・くろすおーばー!-マスターレッドゴリラ=サン!

 本来ゴリラのドラミングは開いた手で行うものだが、一般的なイメージでは拳を胸板に打ち付けるものとなっており、ゴリゴリ打もそのイメージに沿った表現をされている。

といず・くろすおーばー!-アクション

 合体後の上半身をほぼそのまま構成するため、腕部可動に関してはまさしくゲキファイヤーと同等。

 脚部は膝に相当する部分の可動範囲と保持力がさほどないため、下半身のポージング幅は広くない。

といず・くろすおーばー!-タイガー

 ゲキタイガーと比較。獣拳巨人の構成部位は同等だが、ボリュームはゲキゴリラの方が上。



ゲキペンギン
といず・くろすおーばー!-ペン前
といず・くろすおーばー!-ペン後ろ

といず・くろすおーばー!-ジェットボード

全長:52.7m 全幅:10.6m 全高:21.7m 重量:750t 飛行速度:マッハ3.6 出力:600万馬力(ジェットボード搭乗時)

 華麗なる技の女神シュープリーム・テクニックミシェル・ペング(CV:田中敦子氏)の試練に挑みテクニックを究める極意を学んだランが錬成したペンギン型ゲキビースト。単独ではかなり小型のゲキビーストなのだが、固有装備であるジェットボードと一体化することで空中での高い機動性を発揮する。

 ゲキガゼルに蹴り飛ばされ、ゴリゴリ波に乗って敵に突撃するペンギン弾が得意技。


といず・くろすおーばー!-ピン といず・くろすおーばー!-ライドオン

 ゲキペンギンの可動箇所は首・肩・足首。両足は繋がっている。ジェットボード上のピンを足裏にジョイントすることで固定される。

といず・くろすおーばー!-イエロー

 ゲキチーターとの比較。一番イメージがかけ離れた形となっている。



ゲキガゼル
といず・くろすおーばー!-ガゼル前
といず・くろすおーばー!-ガゼル後ろ

全長:28.0m 全幅:12.0m 全高:27.0m 重量:750t 走行速度:600km/h 出力:600万馬力

 サバンナの遊撃手アンダイイングボディピョン・ピョウ(CV:草尾毅氏)との試練で「体力」への視点を変え不屈の闘志を得たレツが錬成するガゼル型ゲキビースト。

 瞬発力に優れ、キック攻撃を特に得意とする。

といず・くろすおーばー!-角

 可動箇所は四肢と首。後述する変形ギミックのためか全体的に可動は固めで、3体中最もプレイバリューが低い。

といず・くろすおーばー!-青

 ゲキジャガーと。ジャガーの前半身ギミックを継承出来なかったのがちょっと残念。


ガゼル脚!
といず・くろすおーばー!-ペンギン弾!

 DXトイだとゲキガゼルにジェットボード射出ギミックがあったが、ミニプラ版ではオミットされている。



ゴリゴリ波!
といず・くろすおーばー!-ゴリゴリ波!

 ドラミングの波に乗って、ペンギン弾で強襲!


といず・くろすおーばー!-獣拳合体 後編 は獣拳合体!