HG-SEED No.40 オオワシアカツキ(ガンダム) | といず・くろすおーばー!

HG-SEED No.40 オオワシアカツキ(ガンダム)


といず・くろすおーばー!-俯瞰
 今日のといず・くろすおーばーは!

 頂き物のオオワシアカツキをレビュー!

 ……作品的にツッコミどころは無数にありますが、それでも好きですよSEEDシリーズ。




機体解説
といず・くろすおーばー!-フルバースト
型式番号ORB-01 全高18.74m 重量87.82t(オオワシパック装着時)

 オーブ連合首長国の元代表首長、ウズミ・ナラ・アスハが娘カガリ・ユラ・アスハのために遺したモビルスーツ。

 オーブの専守防衛理念を最大限に体現した機体として設計され、基礎フレームはGAT-X105ストライクの設計を流用している。C.E.(コズミック・イラ)71の時点で本体は完成していたものの、OSや武装、特徴的な装甲など技術的な問題で開発が難航し、実戦投入されたのはC.E.73となっている。

 当初はオーブの制式MSとなる予定ではあったが、特徴的な装甲ヤタノカガミのコストが莫大な物となったため、量産は見送られた。

 基礎設計面では相対的に旧式化している機体ではあるが、元々高いポテンシャルを持つGAT-Xシリーズの設計を踏襲している他、前大戦(SEED)から実戦投入(SEED DESTINY)までの間に細かな改修を繰り返していたらしく、さほどMS操縦の技量に秀でているわけではないカガリが搭乗しても、最新鋭ザフト量産機程度なら難なく撃破出来るだけの性能はある。

 ストライカーパックシステムを搭載しており、専用パックとして大気圏内空戦型の「オオワシ」、宇宙用ドラグーン運用型「シラヌイ」を戦況に応じて装着する。

 アカツキを託されたのはカガリだが、戦場が宇宙に移行する際に彼女が国家元首としてオーブに残る決意をしたこと、カガリではドラグーンシステムを扱えないこと等から、アークエンジェルに拾われた元地球連合軍大佐のネオ・ロアノーク(ムウ・ラ・フラガ)に託されている。

 劇中ではアカツキとだけ呼ばれるが、商品名としてはアカツキガンダムとなっていることが多い。ただし、SEED世界観でのガンダムの定義に当てはまるため(G.U.N.D.A.M.OSを用いている)アカツキガンダムという表記は間違いではない。





前後
といず・くろすおーばー!-前 といず・くろすおーばー!-後ろ1
 装甲やフレームの細部形状はもちろん違うのだが、ストライクと最も差別化されているのは肩アーマー。このため、肩にパーツを被せるランチャーストライカーやソードストライカーをそのまま装着するのは不可能(バックパックのみの装着なら可)。

 オオワシの有無で、前方から見た本体は特に変わらないため、本体のみの前面写真は省略した。
といず・くろすおーばー!-後ろ2 といず・くろすおーばー!-後ろ3
 オオワシパックの主翼は折り畳み可能。オオワシパックを外せば、別売りのシラヌイアカツキガンダムのパックやその他ストライク系統のストライカーパックを装着出来る。



といず・くろすおーばー!-座
 金色に輝く装甲は対ビーム反射・防御装甲「ヤタノカガミ」。

 ナノスケールのビーム回折格子層と超微細プラズマ臨界制御層からなる鏡面装甲で、受け止めたビームを撃った相手に入射角そのままで撃ち返すという、ビーム兵器が主流となっているC.E.73においては絶対的な防御力を誇る。また、陽電子ビームの直撃にすら耐えるという、オーブの専守防衛思想をまさしく体現した「最強の盾」と言える。

 とは言え、実体弾や、長時間至近距離で吹きつけられるビームサーベル系兵器に対しては必ずしもその防御力を発揮し得ないという弱点もある。




M2M5D12.5mm自動近接防御火器
といず・くろすおーばー!-バルカン
 接近してくる敵機やミサイルなどを自動追尾して牽制、撃墜するための頭部CIWSで、C.E.73の地球各国で主流となっている物。

 C.E.71頃は75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」が地球側勢力の主流でGAT-Xシリーズにも搭載されていたため、本火器はアカツキのアップデート時に乗せ換えた物と思われる。




72D5式ビームライフル「ヒャクライ」
といず・くろすおーばー!-ヒャクライ といず・くろすおーばー!-銃剣
 アカツキの量産計画凍結後に開発されたビームライフル。型式番号冒頭の72C.E.72に製造された意。百雷の名の通り、連射力に優れる。

 使用しない時には右腰のハードポイントにマウントされる。また、ビームサーベルを銃剣のように装着可能だが、劇中ではそうした用法は取られなかった。




73J2式試製双刀型ビームサーベル
といず・くろすおーばー!-ツイン といず・くろすおーばー!-ダブル
 同じく量産計画凍結後に開発された連結式ビームサーベル。左腰にマウントされ、柄の両端からビーム刃を発振する。また、二本に分割しての二刀流も可能だが、劇中では披露していない。



試製71式防盾
といず・くろすおーばー!-シールド
 ヤタノカガミを配した専用シールド。中心部は通常装甲となっており、実体弾防御に用いられる。尖った先端を打突武装とすることも可能。




空戦パック「オオワシ」
といず・くろすおーばー!-オオワシ といず・くろすおーばー!-後ろ
 アカツキを亜音速まで加速可能な大気圏内用フライトパック。オープニングフィルムでは宇宙でも使われていたが、搭載されているのはジェットエンジン4基とロケットブースター2基なので、恐らく本来は大気圏内限定の装備。

 単体でも無人航空機として無線制御、あるいはAIによる自律行動が可能だが、劇中ではやはり披露されず。



といず・くろすおーばー!-合体
 機首を変形させるとコネクタが現れ、アカツキ等のストライカーパック対応機に装着出来る。




73F式改高エネルギービーム砲
といず・くろすおーばー!-グリップ
 砲身にヤタノカガミが施されたビーム砲。キットでは伸展するとグリップが連動して展開、短縮すると連動収納されるギミックあり。





といず・くろすおーばー!-まとめ
 と、いうわけでアカツキでした!

 可動と言う意味では最新のHGに比べると制限がありますが、立て膝もそつなくこなしてくれますし、SEED系の特徴でプレイバリューは高くなっています。

 その最たるものがストライカーパック関連なんですが……


 HGストライク系を持っていないんで、載せ換え遊びが出来なかったりして(汗)