本日、久々にIFRSに関する研修に行きました。
内容は、全般的な話と今後の方向性等でした。
IFRSの研修に出席すると、その講師はIFRSに関して詳しいので、当然日本は早くIFRS受け入れを決断すべきだ、という話になりますが、そのような話を聞きながら、なぜ一部の企業(→その圧力で政治家)がIFRS受け入れを強く反対しているのだろうかと、考えていました。
原価計算の問題等、具体的に問題点を挙げる人もいますが、いまいち反対意見に説得力がないなぁ、と感じていましたが、今日の研修の話を聞きながら、ふと思ったことは、おそらく、IFRS受け入れに対する『恐怖』が主原因ではないかと思います。
結局のところ、どのくらい影響があるかよくわからないという『恐怖』。
そして、今後会計基準に対して、企業側から影響を与えにくいという『恐怖』。
特に、2つ目の点は、力をもっている大きな企業(又は業界団体)ほどあるでしょう。何か不利な会計基準が導入されようとすると、政治力を使ってつぶしにかかるということを長く続けてきましたので、国際基準になると、そのようなこと(私は“反則”と思っていますが)ができくなるということで、怖いのではないでしょうか。
もし、このような推測があたっているならば、IFRSの受け入れ判断をだらだらと引き延ばしているのは、まったくもって無意味となります。
結局は、外圧頼みなのでしょうか...
ちなみに、今日の研修で印象的な言葉は、「そもそも、日本の会計基準と言っても、すべて輸入(ドイツやアメリカから)ではないか」というものです。
いろいろカスタマイズはしていますが、もともと会計後進国だったという事実も忘れてはいけないと思います。

(昔は、あまりIFRSの受け入れはどうかと思っていましたが、それでも、国際的な流れには逆らえないだろうな、と思っていました。しかし、2011年10月現在でも逆らおうとしている力が意外と強いというのは予想外でした。でも、この流れにおぼれないようにしてほしいものですが...)