このクソッタレ野郎のたわ言を読むのは、

とても不愉快だったが、読んだら眩暈を覚えた。


おそらくはこのゲス野郎が、藤原正彦先生の「国家の堕落」

に対する反論として、自身で書いたか、取り巻きに書かせたか

のいづれかだろう。


まずは、ぱくってみる。


『(前略)

小泉総理は規制改革などの構造改革によって

民間活力を引き出し、さらに言えば、

そこで生まれてくる活力を公共投資に代わる

成長の「原資」として、日本経済を立て直したのである。


おかげで現在の日本はひとまず足腰の傷は癒え、

〇二年以来、四年連続でプラス成長を維持できる

までになった。


雇用情勢も着実に改善し、一時六パーセント近くまで

高まった失業率も、約四パーセントと完全雇用が視野に

入る水準まで低下してきた。


成長が確かなものになっていることを実感している。


ここで重要なのは、今回の回復は、民間の活力を

生かすことによって生まれた成長だということだ。


公共事業という一時的なカンフル剤と違って、

薬が切れたら急に失速するという心配はない。


海外をみれば、アメリカは九〇年代に十年間景気拡大が続き、

イギリスは一五年間連続でなお成長を続けている。


日本も、もう一段の構造改革によって、

成長の新しいエンジンに点火すべき時期である。(後略)」



まずはここまでで、、よく考えてみよう、

経済の専門家ではないが。

景気回復を歌っているが、

これは庶民の実感からはとても遠いところにある。


景気回復とは一体何を指していうのだろうか?

家計に回るべき富が、企業側に回り、

そのお陰でキャッシュフローが潤沢になり、

企業が持ち直したことを是としたいのだろうか。



近年の企業の調子のよさは、先ず一番に家計に支払うべき

お金を企業側が、大規模に手中にしたことにある。

(銀行はいうまでもない、人件費をダンピングしてきたことだ)


また、中国特需の影響も無視できないし、

順調な?アメリカ経済の旺盛な購買力も、

考慮にいれないといけない。


他にも、奴のキャノンが恩恵をこうむったデジタル技術の

マーケットの拡大も考慮にいれないといけない。


日本経済が持ち直したのは、なにも小泉のアホのお陰でなく、

様々な環境要因が重なっただけのことであって、

実体経済は、大半の人が厳しいと感じているのである。


雇用情勢は、そんなに甘くはない。

現場を支えているいる世代は、かなり厳しい事態にさらされ、

精神的に病む人が急増している。


どうせ、失業率など、またぞろ数字をいじって、

適当に自分たちのいいようにあわせてきているだけではないのか。


経済系の話は、いまいち的を得ていないかもしれないので

この記事をぱくる。


「小泉政権の表面的な緊縮財政政策(年金財政がそれまでの大幅黒字からトントンになったことを見れば分かるように、特別会計を含めた財政の実態は実質的に需要拡大政策を続けていた)が成功したと世間で誤解されていることが、財界人にも影響している。財界人も一般会計しか見ていないのである。さらに円高阻止に35兆円もの資金が使われたことも忘れている。

経団連の幹部は、小さな政府政策で日本経済が持ち直したと完全に誤解しているのである。そもそも日本経済は持ち直していない。2006年度の名目経済成長率は見通しは1.5%ということになっているが、原油やその他の一次産品の輸入価格の高騰といった外部要因を除けば、名目経済成長率は依然マイナスと見られる(デフレ気味の日本経済においては、技術進歩を加味した実質経済成長率は景気動向を見る上で参考にならない。名目経済成長率が高くならなかった原因が、原油代が思ったほど上がらなかったからという太田弘子経済財政担当大臣のばかげた説明には筆者も唖然としている)。


しかし財政支出を増大しなくとも経済は成長できるのだというこのようなデマ(だいたい先進国の中で名目GDPがずっとマイナスを続けている国など日本を除いてない)に、日本の財界人はすがりついているのである。財界が政治に影響をほとんど持っていなかった時代はこれでもかまわなかった。しかし今日の経団連が政治を動かそうと動き出しているから問題なのである。筆者は「構造改革派は一種の新興宗教」と主張しているが、まさに今日の経団連はこの新興宗教にとりつかれている。経済同友会は昔からこの宗教に入れ込んでいるが、もう少し常識があると思われる経団連までがこれに取込まれたのである。しかし財界の幹部がこのような邪教に取込まれた要因は、これ以外にもあると筆者は思われる。筆者は今日の財界の幹部達の強烈な成功体験が元となっていると考えるのである」


この元の話は、こちらをどぞ。

http://www.adpweb.com/eco/eco465.html


こちらを信じるとやはり経済回復は、パチだとしか思えない。

嘘に嘘を塗りこめて、弾丸として、

大衆に打ち込んでいるのが御手洗並びに、

経団連の連中かもしれない。



なんというか御手洗というやつは

汚いと名前を変えたほうがイイ。

どうも、うさんくさいやつだから。(゙ `-´)/


このいかがわしい人物は、

さらにこの国を痛めつけようとしているとしか思えない。




長くなったので、今回はこれぐらいで。



このクソ野郎の経歴は、こちらである。

ケッコウひどいことが書いてある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E6%89%8B%E6%B4%97%E5%86%A8%E5%A3%AB%E5%A4%AB



ぱくったのは、

「希望の国へ―私の日本再生計画」

(日本経団連会長・キャノン会長・御手洗富士夫)

(文芸春秋2月号)