日本のメディアは、いつものことだがあきれるばかりだ。


何にあきれているかというと、サッカーの見方がおかしい。

昔からのサッカーファンのものにとって、くやしいばかり。


中田の引退を華々しく報じ、

よくサッカーのことを知らない人たちを、誤解の渦に

巻き込んでいる。


今回の最大の日本チームの欠点は、

結束力不足にあった。


それも、中田が結束力を乱し続けたのだ。



元日本代表 ラモス瑠偉(現東京ヴェルディ監督)

「負けて残念とか、悔しいとかそういうレベルの話じゃない。腹立たしいだけよ。
ジーコも選手達も頑張ったと思うけど、代表に選ばれてね、W杯で「頑張る」のは当たり前の話でしょ。
オレが怒ってるのは何のために「頑張った」のかが間違ってるから怒ってるんだ。
代表っていうのは日本のために自分の全てを賭けて戦う場所だって。W杯を目標にやってきて選ばれなかった
全ての選手達の思いを背負って命賭ける場所だって。この代表からはそういうものが全然伝わって来なかった。

最後にピッチでヒデ泣いてたけど、その涙は何の涙なのか聞きたいね。自分の最後のW杯になるから?
力出せなかったから?ふざけるなって!泣くほどの悔しさを感じるんならもっともっとチームに溶け込まなくっちゃダメ。
自分がやりたいサッカーがチームでうまく出来ないならチームがうまくやれるサッカーに自分から合わせなきゃ。
代表はいつもどこでも勝つ事だけが正しいの。「オレの考えが正しい」っていくら言っても勝てなきゃそれは正しくないの。
それがわからなきゃいつでもサッカー選手辞めてもいいよ。同情も何もしない。」


これが、正しいと思う。


まあ、個人能力に劣る日本チームの結束を

ゆるめつづけたことを百歩譲って、よしとしてもだ。


彼が、トップ下では判断が遅く、マッタク使いものに

ならないので、ボランチになったが、

ローマのときに、ボランチとして転向し、ものにしていれば

使ってもかまわなかった。


しかし、現実に彼はペルージャ以降、クラブの主力として

常時、出場していないし、この数年は、サブとしてだけでなく

ベンチにも入れないことも多かった。


今回の大会も、相変わらず、球離れの遅さ、パスの不正確さ、

ポジショニングの悪さは、目立っていた。


彼が代表入りして以来、彼の出場した試合は、

攻めにかかる最中、常に彼の独りよがりなパス、

そして、パスミス、だれもとれないパス、

この度に攻めあがったものたちは、必死で戻らないといけなかった。

これが、中田の弊害である。

他の日本代表のメンバーの総意は、

中田をお願いだから、はずして欲しいと

思っていたと思う。


ほかの古い試合を出しても仕方がないので、

この前のクロアチア戦では、10回以上のミスパス。


なにも、トップ下でしたわけではない。

十分に時間をもらっての行為なのである。

強いプレスを受けてもいない。


この行為に他のメンバーたちは、

後半、完全に足が止まってしまった。


クロアチアは思っていた以上に弱かった。

恐れていたミドルシュートも、ほとんどなかった。


中田の代わりに、働き蜂のMFを起用していれば

ケッコウ楽に勝てたと思う。



疲れた、また、今度。(/_;)/~~