世界には数多くの宮殿がありますが、規模や歴史的出来事などで最も有名であろうベルサイユ宮殿にやってきました。アニメ「ベルサイユのバラ」でも有名です。
このベルサイユ宮殿は、1661年から工事が始まり終了したのが1710年と非常に長い年月をかけて建設されました。フランス中から一流の建築家や造園家、装飾家が建設にかかわり、工事現場では3万人以上の従業員と6000頭もの馬が働き、このベルサイユ宮殿を築き上げました。
ベルサイユ宮殿の案内図。
クリスマスっぽいものが置いてありました。
ベルサイユ宮殿の柵。眩しいくらいに金色に輝いているので、思わず目がいってしまいます。
彫刻。
内部には、肖像画などが多数飾られています。
暖炉。
現在も時を刻むマリー・アントワネットの時代の生き証人とも言える時計。
天井画も立派です。
宮殿内のシャンデリア。
一度、ろうそくをつけたらどのような明かりになるのか見てみたい。
宮殿内にはたくさんの部屋がありますが、こちらは王室礼拝堂。
でも、一番有名なのはここ「鏡の間」です。ここでは、1871年にドイツ皇帝ヴィルヘルム1世の即位式が行われたほか、第一次世界大戦後に、ドイツとヴェルサイユ条約が調印された場所でもあります。
王の寝室のベッド。
こちらは、あのマリー・アントワネットの寝室のベッドです。
マリー・アントワネットの彫像。
立派な家具。
ベルサイユ宮殿にも、あのナポレオンの戴冠の絵が飾られています。
ルーヴル美術館にあるナポレオンの戴冠との違いは、周りの人の衣装の色の違いです。ルーヴルのものは、すべて白い衣装に身を包んでいますが、ベルサイユ宮殿のものは、一人だけピンクの衣装に身を包んでいます。
一通り見学が終わったので、宮殿の外へ。
ベルサイユ宮殿は、宮殿内も立派ですが、なによりすごいのは庭です。何しろ、宮殿の建設よりもこの噴水庭園の方が建設にかかった労力は上といわれています。当然ながら、観光でやってきて、ちょっとの時間で全部見るなんて規模ではないので、ほんの一部しか見学できませんが、それでもここから見る景色だけでも、庭のすごさが分かります。
宮殿の庭にある池も立派。