アップデートの覚悟 | 渋谷ではたらく広告思想と技術革新

渋谷ではたらく広告思想と技術革新

サイバーエージェントの内藤のブログです。



ネットを中心に広告業界で起こっている広告の工学的・社会デザイン的(技術革新)な変化と広告の理論的・理念的(広告思想)な変化の2層構造の関係や

会社のことなど、日々考えていることを少しアウトプットしていきます。

自戒の念も込めて


最近思うこと。



各組織やグループのトップは、

(別にトップである必要はないですが、少なくともトップの人は)


『この戦い方で勝つ』


というファクトになる強みとシナリオ(計画)を


「つくり」「続け」なければいけない。



まず、これがスタート地点。


これがない組織は弱いと思う。



これがなくて、


・面(頭数)の話

・行動計画(試合数)


だけの話になっているところは


業績が上がってない筈。


モチベーションが上がってない筈。


活性化してない筈。




まず、組織やグループのトップが


どうすれば勝てるか、を徹底的に考える。


徹底的に。



この時のポイントは、


競争は相対的である、というのを強く意識すること。


つまり、強みは自社で勝手に定義しても仕方ないので


徹底的に他社の現状を調べないといけない。


もちろん、外部環境も。



ここを手を抜いている、というか徹底的にできてないことが多い。


あと、全然アップデートできてない。



徹底的に調べて、徹底的にアップデートする。


その覚悟がないのなら、


勝ち方を定義する人になってはいけないと思う。




そして、勝ち方を決めたら、


徹底的にファクトをつくりに(強化して)いかないといけない。


ファクトがないのなら、


その勝ち方のシナリオには意味がない。


簡単にマネできるファクトにも意味がない。




特に営業は、強みを定義しづらいので、


・面(頭数)の話

・行動計画(試合数)


これになりがちですが、


一度、


自分達が行っているサービスレベルを再評価してみたほうがいいと思います。



競争は相対的なので、


頑張ってる、とか、忙しいとか、関係ないです。


競合と比べてサービスレベルがどうなのか、が大事。



当たり前だけど、


競合他社も頑張っているので


サービスレベルは上がる一方。


死ぬまで絶対に下がらない。


ここは覚悟を決めないと。



自分達のサービスレベルが、競合と比べて、最も高い水準であるか、


これを徹底的に調べて、徹底的にアップデートする必要があると思います。



こういう癖がないと、ぺロっと負けてしまうと思います。




『この戦い方で勝つ』という


強みになるファクトとシナリオを、


自分もしつこくアップデートしていきたいと思います。


もちろん、実行もセットで。