今日は、四国四県の吹奏楽指導者が年に一回集まる、
第22回四国吹奏楽指導者講習会に行ってきました。
講師は、屋比久勲先生、普門館出場回数歴代最多であろう、輝かしい経歴の持ち主です。
70歳の今でも現役で、去年赴任した高校のつぶれかけの吹奏楽部を、2年目にはもう普門館に出場させたほどの方です。
本当に吹奏楽を愛してらっしゃるンだなと言うことがよくわかる、若々しい指導ぶりでした。
その屋比久先生も、高校大学時代は水泳部で、最初は吹奏楽指導は素人だったと言うから驚きです。
当時はまだアメリカ領だった沖縄から、パスポートを使って本土へよく勉強に通ったそうです。
一流の演奏家や指導者のレッスンがあると聞けば出かけてゆき、ひとつひとつ指導法を学んでいったそうです。
今日は、各楽器のチューニングから始まって、基礎的なことを教えてくださいました。
基礎の大切さ、不断の練習の仕方がいかに大切かがよくわかりました。
それにしても、モデルバンドを務めた城西中学校の生徒の意識の高さには驚きました。
技術的に素晴らしいのももちろんですが、他のパートがやっているときもそれを学び取ろうとし、また一緒に呼吸をしたり、打楽器はずっとマレットを振りつづけていました。
3時間ずっと集中がとぎれることの無いのも、たいしたものでした。
明日は、楽曲を使っての講習です。
レベルの高いものに触れ、刺激を受けることはとても勉強になります。