日本ではアスペルガーを自認するには違和感がありすぎるので、自閉症だけを自認するようにしているその理由を書きます。
そもそも日本社会は定型発達者のほうがよりアスペルガーに
近いような奇妙な問題が存在するので、
定型アスペルガーという固有の問題が存在すると考えている。
日本では普通のはずの人が海外に行けば変人扱いされやすい。
日本は精神的にかなりの鎖国状態にある。多様性なんて無い。
広い価値観が存在しないから同調圧力が先進国の中では
異質なほど強い。そこを考えずに自閉症について考えることは
できないと明確に思う理由があるからですね。
こだわりだけなら定型発達者も日本では凄まじく強い。
こだわりの強さは専売特許なんかではなくなり、
それを基準にすると日本では違和感しか感じないから。
タイトル画像で数式とレーザービームをイメージした
内容に違和感を感じるかもですが、これは選択ミスでは
なく、意図的にこの画像を作って選びました。
この数式はゲームなどでベクトルの計算を使う公式の
一つですが、三角関数で相手座標の角度を算出する数式。
三角関数を授業で習った記憶がある人なら特に意外かも
しませんが、実務で使う公式はとてもシンプルです。
複雑な数式は極力使わないからです。
(逆関数みたいな概念としてx=cos(θ) y=sin(θ)です)
日本人には努力という固定概念があり、これは数学においても
もはや「邪魔」でしかない。私が言いたいのはそこですね。
日本の定型発達者に存在する厄介なこだわりは努力です。
努力は複雑さという無駄な数式を生み出す。それは実務では
使いものにならない。可読性が低いからバグの原因になる。
数式を簡略化すれば実行速度が落ちる問題が生じることも
ありますが、今の時代はハードウェアが進化しまくって
いるので、ソフトウェアではバグ対策のほうが重要度が高い。
最後に専門的な話がいきなりですまないが、
要するに固定概念がもたらす問題は意外なところに
数多く存在すると頭の片隅においてほしいということです。