ＧＷに見たいＤＶＤ

ＧＷは昨今の自粛ムードの高まりもあってか、観光地の温泉宿もガラガラらしい。

例年のＧＷのバカ高い値段を通常に戻して、やっとお客さんを確保しているようだ。

そもそも、ＧＷだからバカ高い値段を取っていいのか？ということに疑問を、今まで抱（いだ）かなかった

方が不思議なくらいだ。

ディズニーランドはＧＷでもパスポートの値段が急激に上がったりしないぞ。

客の足元見て爪を伸ばすのは、Ｍ＆Ａの悪徳業者ではないが、本質的なお客の方を見たサービス業の

あり方だとは思わん。

いい機会なので、観光業はそのあり方と顧客第一主義を見直すべきだと思うが？

そのうち観光業のことも記事にしようとは思っている。

そんなこんなで、ＧＷは近場の映画が流行りそうだ。

私は体調問題と現在は彼女がいないので、40代のオッサンが、一人でＳＰやパイレーツ・オブ・カリビア

ンの新作を劇場で見ていると変態扱いされかねない。ので行かないが・・・

まぁ・・取りあえず・・・寂しい独り身で・・・家ででもゆっくり過ごそう…今年のＧＷは・・・という人にお勧め

ＤＶＤをピックアップだ。

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キックアス　　★☆　　星ひとつ半

まぁまぁ・・・相も変わらずのニコラスの良い演技とその娘約はいい味だしている。この女の子で、この映

画は持っている。

見て損はないが、「かはぁ！」という面白いさではない。

ゲーマー　　★　　星ひとつ

予告編がカッコよかったので、かなり期待して見たが、ダメダメ・・・お決まりのパターンで終始。

前作300（スリーハンドレッド）で売れた主人公のジェラルドバトラーはカッコイイが、ダサダサのシナリオ

で魅力半減。

暇なら見ても差し支えなしぐらい。

狼たちの処刑台　　★☆　星ひとつ半

惜しい！　英国の映画賞を総なめした匂いはわかる。主人公のマイケル・ケインも渋い。フランスノワー

ルでよくあるグイグイ来る悪党への憎しみ描写と違い、淡々と主人公の怒りが増幅される演出は素晴ら

しいの一言。

しかし・・・うーん物足りん。おしいいんだな。

同系の映画なら、「あるいは裏切りという名の犬」のほうが１０倍ぐらいカッコイイ。

マチューテ　　　★☆　　星ひとつ半

好きな俳優ダニートレホ主演。「ヒート」とかに出てきたメキシカンの俳優。実際に刑務所にも入っていた

渋いやつ。

監督も色のあるロバート・ロドリゲス・・タランティーノ一家だ。

出演メンバーは、デニーロからジェシカ・アルバ、沈黙オヤジ、セガールまで・・・良いのそろっている。

シナリオがなぁ・・・でもＰａｒｔ②ありそうだ。

ナイトレイジ　　　★★　　星二つ

レザボア・ドッグスでガソリンまいて狂った役を演じてカッコ良かったマイケル・マドセン主演。

上の作品のダニートレホも出ている。

限定された空間のみで全て進行するいわゆるＣＵＢＥ系のシチュエーション劇。

低予算映画ならば、特定のシチュエーション劇は、本が良い場合が多い。私は好きだ。

これも設定と脚本が素晴らしい。

ある田舎の売れないダイナー。数人の常連と見知らぬフリ客。

ラジオには、突然の殺人事件の速報が・・・

その後店に入ってくる如何にも怪しげなマイケルマドセン。

ダイナーの客は、殺人事件の犯人をマドセンと思いこむ。

しかし、ドラマは思わぬ方向へ。

殺人を依頼した男がダイナーを訪れ・・・マドセンに金を渡すが・・・マドセンは

「俺じゃない・・・」

ということは店のおとなしげな他の客の中に残忍な殺人を犯した暗殺者がいることになる。

ラストさえよければ三ッ星なんだけどな・・・セリフもカッコイイ。

フローズン　　★　　星ひとつ

これもシチュエーションムービー。

真冬のスキー場に出かけた友達三人。リフトに乗ってその日最後の滑りを楽しもうとしたら、アホなリフト

が係のせいで3人の乗っているリフトが途中で止まる。

高さは数十メートル。スキー場の再開は、1週間後。極限の寒さで、凍りつく三人の脱出劇。設定は面白

いが、脚本のごみ化によってただのスプラッターになってしまった。スノボー好きな私から見れば、リア

ルティが全くなし。

困難をクリアする手法をもっと考えれば面白くなったのに。残念。見る価値なし。

ゾンビランド　　★　　星ひとつ

全米Ｎｏ．１とのことで、期待して見たが・・・とほほ。

コメディタッチのゾンビ映画だが、あまり見るべき新規性はない。いつものゾンビ映画の延長。

リミット　　　★☆　　　星ひとつ半

惜しい！これまた、思いっきりの限定空間シュチュエーションドラマ。

何しろ一人しか俳優が出てこない。

イラクに仕事に来ていた、運送会社の運転手の米国人。テロリストに拉致られて、生きたままどこか分

からぬところに棺桶に入れられ、地中深く埋められる。

足元には電源の少ない携帯とオイルライター。

どうやってこの状況を脱出するか・・・

最高の設定。俳優も良い演技。カメラワークも最高。

ラストが最高に糞！。。。もったいない。ラストがこの映画をごみ化している。

最高にカッコイイイントロ作れるさいのうあるのだから、最高にカッコイイ、ラストにしろよといいたい。

エグゼクティブプロディーサーの仕事のミスだ。次回作に期待。

見る必要なし。身を終わった後気分が悪くなる。

ナイト＆デイ　　★★☆　　星二つ半

使い古されたトムとキャメロン主演　　全く期待せずに見たが・・・結構面白い！

脚本と編集が見事。

トムの為に作られたような映画。オレはこういう男を目指している！

単純に面白い。お勧め。傑作ではないが、２時間の時間に損はない。

彼女と見るには最近系ではＮＯ．１

ガールフレンドエクスペリエンス　　

嘘とセックスとビデオテープの鬼才、ソダーバーグの作品

今見ている最中。明日には感想書きます。

のるかそるか　　★★★　　星三つ

お待ちかねのＤＶＤ化。昔の映画。やっとＤＶＤ化された。

ジョーズの海洋学者やオールウエイズのリチャード・ドレイファスの傑作コメディ。

起業家に超お勧め。ギャンブラーとは何かを教えてくれる。Ｂ級映画の傑作中の傑作。

ＧＷにお勧め。大爆笑と手に汗握るストーリー。ラストも泣きます。

お勧め。

今回は限定（ソリッド）シュチュエーションモノが多かった。

低予算で映画を作る場合限定シュチュエーションは重要。何しろ脚本とストーリーが良くなければ面白く

ない。

ド派手なアクションンもなければ、ＣＧもない。

そのかえあり、演技の素晴らしさか脚本のセリフかストーリーが抜群な作品がある。

限定設定ものの最初は、私の知る限り・・・

ジョン・カーペンターの「ニューヨーク1997」が設定から映画を創った最初の面白映画の記憶がある。

白黒系は抜かして・・・

近未来・・犯罪が多発した全米で、ＮＹのマンハッタン島を孤立させ、犯罪者を閉じ込める施設にする。

閉ざされた悪の吹きだまりにの・・・そこへ大統領の専用機が墜落。

その大統領を救い出すために選び出されたのが史上最悪の犯罪者スネーク・プリスキン。

このキャラ設定が最高にカッコイイ。

悪等のスネークが、ちゃんと任務を全うするように２４時以内で爆発する小型爆弾を頸動脈に打ち込む。

地獄のような・・・北斗の拳のような街の世界にとらわれた、大統領をはたして助けだせるか・・・

世界観爆発の傑作Ｂ級。カルトファンの多し。

金をかけずとも「世界観を創ることは何か」を勉強できる。起業家必見の作品

同じ監督同じ俳優のカート・ラッセルで作った映画

遊星からの物体Ｘも漫画寄生獣の元ネタになったぐらい最高に面白い。傑作Ｂ級の走り。ちなみに

白黒の遊星よりの物体Ｘのリメイク。

シュチュエーションものの傑作と言えば、まぁ・・ＣＵＢＥだろうが、

Ｓａｗやｕｎｋｎｏｗｎ、フォンブース、フライトプラン・・いろいろあるが・・・傑作中の傑作は「ディナー・ラッシ

ュ」・・これはかなりどころじゃないほど。五つ星！文句なしに面白い。プロフで私も好きな映画に書いて

いるほど。

日本映画では米国の１２人の怒れる男をリメイクした「１２人の優しい日本人」は嫌いな三谷幸喜だが悔

しいかな、かなり面白い。

間違いなく傑作である。