イチロー、メジャー史上初の9年連続200安打達成!!! | 東京リーシングと土地活用戦記

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 おめでとう!!! イチロー!!!

 [13日 ロイター] 米大リーグ(MLB)のマリナーズのイチロー外野手が13日、

メジャー史上初となる9年連続200安打を達成
した。

 大記録まであと2本に迫っていたイチローは、この日行われたレンジャーズとのダブルヘッダー第1戦の3回に適時二塁打を放つと、第2戦の2回に内野安打を放った。


イチロー 史上初の9年連続200安打達成

大リーグ史上初の9年連続200安打を達成し、ファンの声援に応えるイチロー

Photo By 共同

 【マリナーズ5―0レンジャーズ】イチローが伝説になった。マリナーズのイチロー外野手(35)が13日(日本時間14日)、レンジャーズとのダブルヘッダー第2試合の第2打席で遊撃内野安打。1894~1901年にウィリー・キーラーが達成した8年連続を上回る、大リーグ史上初の9年連続200安打を達成した。今季は胃かいようと左ふくらはぎの張りで計16試合を欠場した中での快挙。日本が生んだ天才打者が、恐怖心、重圧を乗り越えて108年ぶりの金字塔を打ち立てた。

 イチローの胸は、喜びより安ど感で満たされていた。108年も前の、目に見えないライバル・キーラーとの戦いに勝った。天才打者の表情は晴れやかだった。

 「解放されましたね。解放というのは人(キーラー)との戦いというか争いですね。終わりを迎えることができたことから来る、解放です」。ダブルヘッダー第1試合は雨で4時間31分遅れた。あと1本として迎えた第2試合。2回2死三塁で2―0から92マイル(約148キロ)の外角直球を叩いて遊撃手の前に打球を転がした。自慢の快足で一塁を駆け抜けて今季57本目の内野安打。イチローがメジャーの頂点に立った瞬間だった。重圧からの解放感。右翼に就いた際は目を潤ませているようにすら見えた。

 200。その数字はイチローの代名詞でもある。ただそこにこだわる分だけ重圧は大きい。「普通の環境なら恐怖なんて出てこない。ただ見知らぬ人(報道陣)が増えるので(記録更新)できない選択肢を取り除かれる。その時に恐怖って生まれる」と振り返った。吐き気をもよおすほどの重圧。前カードのエンゼルス3連戦は14打数1安打とよもやの足踏みもあったが乗り越えた。

 イチローにとって今年3月、WBC連覇を決めた決勝中前打こそが大きかった。「あれを乗り越えたことで自信になった」。胃かいよう、左ふくらはぎ痛で過去8年間と同じ16試合の欠場という試練もクリア。メジャー2番目のハイペースで安打を量産した。それらを超えた原動力は野球への情熱と終わりなき探求心。年々打撃フォームをマイナーチェンジ。スパイクはクッション性を重視する最近の流行に逆らうように、軽量化を極めてきた。探究心こそが打撃を磨き、数々の記録を打ち破ってきた。

 「一瞬一瞬を楽しんだ?楽しくないよ全然。楽しくないけど、気持ちいいみたいな感じ」としたうえで「大事なこと?。結果的にやっぱ野球が大好きであるってことがそれに当てはまるかもしれないですね」と笑った。

スポニチ