私が「CANNONDALE SLICE 5 105」を改造するなら | CozyBicycleのブログ

CozyBicycleのブログ

兵庫県川西市のスポーツバイク専門店です。

私が2014年キャノンデールのトライアスロン&タイムトライアル用のフルカーボン製ロードバイク「SLICE 5 105」(スライス ファイブ)を個人的に改造するなら、以下の順番にします。


現在、定価から25%OFF特価中!販売価格¥199,800


「2014 CANNONDALE SLICE 5 105」のWEB詳細ページはこちら

http://www.cozybicycle.com/jouhou/roadbike/cannondale2014/slice105.html



CANNONDALE 2014 SLICE 5 105

「2014 CANNONDALE SLICE 5 105」


トライアスロン&タイムトライアル用のロードバイクである「2014 CANNONDALE SLICE 5 105」はフレームがフルカーボン製の完成車にもかかわらず税抜き定価は25万円を切っています。この定価設定はトライアスロン系のバイクの中でもかなり安いと思うのですが、この価格の完成車にするため、標準で付属するパーツは完成車にするためだけの本当にとりあえずのパーツしかついていません。特にエアロバーとブレーキキャリパーは絶対に交換する必要があると思います。


ハンドル高やステム長を適正なポジションに合わせる(交換する)等は大前提として、その次に以下のようにしていきます。


1. エアロバーをもう少し状態の起こせるものに交換する。

2. 前後ブレーキを「BR-5700」(シマノ105ブレーキキャリパー)以上のグレードに交換する。

3. グリップ性能が高く、耐パンク性能に優れたタイヤに交換する。

4. エアロダイナミクスに優れたディープホイールに交換する。

5. クランクをシマノ製に交換する。

6. コンポをDi2(電動シフト)化する。

です。

1. 「CANNONDALE SLICE 5 105」にはエアロポジションがとれる「エアロバー」が標準で付属していますが、ストレート形状のエアロバーなので深い前傾姿勢になってしまいます。トライアスロンに参加される人や体が硬い人には使いにくいですから、もう少し状態を起こせる「エアロバー」に交換します。


PROFILE DESIGN T1 Carbon Black


「PROFILE DESIGN T1+ VIPER Carbon」は「スキーベンド」形状。上体を少し起こせます。

税抜定価¥21,750


PROFILE DESIGN T3 Carbon Black


「PROFILE DESIGN T3+ Carbon」はさらなる快適性を追求した「ドロップベンド」形状。
税抜定価¥21,750


2. 「CANNONDALE SLICE 5 105」の標準仕様のブレーキは「TEKTRO」社製のものが使われています。

トライアスロン系バイクのブレーキの効きは元々あまりよくはありませんが、この標準仕様のブレーキも「ブレーキの効き」(特に雨天時)や「ブレーキのタッチ」がイマイチですから交換してしまいす。せっかくブレーキを交換するのでしたら「シマノ105」か、もしくは「BR-6800」(シマノアルテグラ)に交換しても良いと思います。
Shimano BR-5700(シマノ 105 ブレーキ)

「Shimano 105 BR-5700」(シマノ105ブレーキキャリパー)

税抜定価¥7,645(前後セット)

Shimano BR-6800(シマノ アルテグラ ブレーキ)

「Shimano Ultegra BR-6800」(シマノアルテグラブレーキキャリパー)

税抜定価¥12.357(前後セット)


3. 「CANNONDALE SLICE 5 105」に標準で付属するタイヤ「Schwalbe Lugano」をレースや練習でスピードが出る場所を走ることを考えるとグリップ性能面で少し怖いです。

グリップ性能が高く転がり抵抗の少ないタイヤに交換します。

MICHELIN PRO4 SC(ミシュラン プロフォー)

「MICHELIN PRO4 SC」がオススメです。

税抜定価¥12,800(前後セット)



5. 「CANNONDALE SLICE 5 105」に標準で付属する「SHIMANO WH-R501」は完成車にする為だけのとりあえずのホイールです。トライアスロン&タイムトライアル用バイクに使用するのですから、エアロダイナミクスに優れた「ディープホイール」に交換します。リムハイトが50mmぐらいのディープホイールでクリンチャータイプのブレーキ面がアルミ製のものが最初は使いやすいと思います。慣れてくればリムハイトを高くしたり前後の高さを変えたり、フルカーボン製のチューブラーホイールにグレードアップしていけば良いと思います。

Shimano WH-RS81-C50-CL Wheel(シマノ)

クリンチャータイヤ仕様のカーボン&アルミリムの「Shimano WH-RS81-C50-CL」(前後ホイール重量1908g)がオススメです。 標準で付属する「SHIMANO WH-R501」ホイールに比べると重量は全く変わりませんが、50㎜リムハイトのリムはエアロダイナミクスに優れているので巡航速度が上がりス高いスピードを維持しやすくなります。

税抜定価¥104,594(前後セット)

CAMPAGNOLO BORA ONE 50mm Bright Color

50mmハイトリム仕様のカーボンチューブラーホイール「CAMPAGNOLO BORA ONE 50」(1350g)にすると、550g程度軽量化と優れたエアロダイナミクスも手に入れることができます。

税抜定価¥234,150


6. 「CANNONDALE SLICE 5 105」に標準で付属する「FSA Gossamer Pro」クランクの変速性能はチェーンやギアが新品の場合はシマノ純正クランクに比べてもあまり気にならなくなってきています。


気になりだしてからアウターギアだけを「シマノ105」に交換するという手もありますが、10スピード「シマノ105」のクランクがいつ生産を終了するかわからないので早めに交換することをおすすめします。

「シマノ105クランク」への交換はBB30用のユニットも必要です。

Shimano 105 FC-5700 Crank


「Shimano 105 FC-5700」(シマノ105クランクセット)の歯数は「52x39T」と「53x39T」から選べます。

税抜定価¥14,185

SUGINO BB30-IDS24 CONVERTER(スギノ)

「CANNONDALE SLICE 5 105」にシマノクランクを取り付けるためには他にBB30用コンバーターが必要です。

「SUGINO BB30-IDS24 CONVERTER」 税抜定価¥6,500


6. DHポジションでエアロハンドルを握りながらシフトチェンジ、登りやコーナーでブレーキレバーに手をかけながらシフトチェンジ、こんなことができるのが「Di2」(電動シフト)の魅力です。しかも変速がスイッチでできるのですからトライアスロン&タイムトライアル用バイクには「Di2」(電動シフト)は絶対必要だと思います。


Shimano 6870 Di2 ULTEGRA  シマノ アルテグラ

約18万円ぐらいで「CANNONDALE SLICE 5 105」もシマノアルテグラ6870の「Di2」(電動シフト)化と11スピード化が実現できます。(ホイールは別途必要)

Shimano SW-R671 Shift Switch

「Shimano SW-R671」はエアロハンドルの先に付ける「Di2」(電動シフト)用スイッチです。


Shimano ST-6871 Di2 Brake Lever


「Shimano SW-6871」はベースハンドルに付けるブレーキレバー一体型の「Di2」(電動シフト)用スイッチです。「Di2」にすればどちらを握っていても変速が可能です。


現在、定価から25%OFF特価中!販売価格¥199,800


「2014 CANNONDALE SLICE 5 105」のWEB詳細ページはこちら

http://www.cozybicycle.com/jouhou/roadbike/cannondale2014/slice105.html