私が個人的にキャーノンデールのフルカーボンロードバイクで2014年モデル「SYNAPSE Hi-Mod 3 ULTEGRA」を改造するなら、以下の順番にします。
現在、定価から20%OFF特価中！販売価格￥377,691
「2014 CANNONDALE SYNAPSE HI-MOD 3 ULTEGRA」のWEB詳細ページはこちら
http://www.cozybicycle.com/jouhou/roadbike/cannondale2014/synapsehimod3ultegra.html
「2014 SYNAPSE Hi-Mod 3 ULTEGRA」のBLUカラー
ハンドル高やステム長を適正なポジションに合わせる（交換する）等は大前提として、その次に以下のようにしていきます。
「CAAD10」や「SUPERSIX EVO」は一般的なロードバイクであるELITE ROAD（エリートロード）に分類されています。一方「SYNAPSE」はENDURANCE ROAD（エンデュランスロード）に分類されは、石畳や多少のガタガタ道も走行できるような仕様になっています。日本国内で滅多にガタガタ道を走ることはないのにこの「2014 SYNAPSE Hi-Mod 3 ULTEGRA」も同じ悪路走行前提仕様なので、舗装路をエリートロードと同じく走りやすいように手を加えていきます。
1. ハンドル幅が狭い（適正な）ハンドルに交換する。
2. リアディレーラーをショートゲージにして、カセットを交換する。
3. タイヤを細くして耐パンク性能に優れたものに交換する。
4. サドルを交換する。
5. ホイールをグレードアップさせる。
6. コンポをDi2（電動シフト）にする。
です。
1. 悪路を走行を考えているのか「SYNAPSE」シリーズに標準で付属するドロップハンドルは横幅がワンサイズ大きめです。フレームサイズが48と51と54サイズの場合はハンドル幅は芯～芯42cm、フレームサイズが56と58サイズの場合はハンドル幅は芯～芯44cmです。
もちろん乗られる人の肩幅でハンドル幅は決まりますが、48と51サイズのハンドル幅芯～芯42cm、56サイズの場合はハンドル幅芯～芯44cmは、それぞれ大きいように思えますので、ハンドル幅を適正にするために交換します。オススメのハンドルはアルミ製でしたら「EASON EA70 ERGO」、カーボン製でしたら「FSA K-FORCE COMPACT」です。
「EASTON EA70 ERGO」ハンドル。
軽量で丈夫なアルミ製です。ショートリーチ型で握りやすいハンドルです。重量240g、ハンドル幅は38/40/42/44cm.。
税抜定価￥8,500
「FSA K-FORCE COMPACT」ハンドル。
超軽量で振動減衰性能に優れたフルカーボン製。このショートリーチハンドルが個人的にカーボンハンドルの中でも一番握りやすいと思っています。重量210g,ハンドル幅は38/40/42cm.。
税抜定価￥36,920
2. 「SYNAPSE Hi-Mod 3 ULTEGRA」に標準で付属するカセットスプロケットは「11-32T」とかなりワイドなギア構成です。このカセットを使用するためにリアディレラーが「ロングゲージ」仕様になっています。ロー側32Tも必要ない人で「11-28T」カセットがOKであれば、リアディレラーに「ショートゲージ」が使えます。
カセットを「11-32T」から「11-28T」にすること、リアディレラーを「ロング」から「ショートゲージ」にすることでリア変速のレスポンスがあがり、速くてスムーズな変速ができます。
「11-28T」があるシマノアルテグラのカセット「CS-6800」は税抜定価￥7,273
「12-28T」があるシマノデュラエースのカセット「CS-9000」は税抜定価￥23,954
「Shimano RD-6800 SS」（シマノ アルテグラ リアディレーラー ショートゲージ）は税抜定価￥7,308
耐パンク性能とグリップ性能どちらも優れる「PANARACER TYPE-D EVO2」
税抜定価￥11,048（前後セット）
23cと25cどちらもあります。
4. リラックスポジションで乗ることを前提にしているのか「SYNAPSE Hi-Mod 3 ULTEGRA」にはフィジークの「ALIANTE」（アリアンテ）サドルが付属しています。フィジークサドルの中で「ALIANTE」は体がとても硬い人向けのサドルです。体が標準的な柔らかさ人は「ANTARES」シリーズ、体ががとても柔らかい人は「ALIONE」シリーズ、と体の柔軟性を３段階に分けてサドルの種類を分けてます。サドルが合わない人は交換します。
体がとても硬い人は付属の「ALIANTE」で問題ありませんが、さらに軽量化を目指すのであれば「Fi'zi:k ALIANTE CARBON k:ium」がオススメです。
税抜定価￥27,700
体の柔軟性が標準的な人は「Fi'zi:k ANTARES R3 CARBON」がオススメです。
税抜定価￥24,550
体が柔らかい人は「Fi'zi:k ALIONE R3 CARBON 」がオススメです。
税抜定価￥24,550
「とにかくお尻が痛くならない」サドルがご希望でしたらパッドが非常に厚めでも軽量で見た目もまだシャープな「Fi'zi:k VERSUS X ALIANTE CARBON」がオススメです。
税抜定価￥24,900
5. ホイールを交換すると走りの軽さが劇的に変わります。
「SYNAPSE Hi-Mod 3 ULTEGRA」に標準で付属する「MAVIC KSTRIUM S WTS」から交換して劇的に変わったと思えるのは「SHIMANO WH9000-C24-CL」ホイールぐらいからからになると思います。
シマノのデュラエースグレードである「SHIMANO WH9000-C24-CL」ホイール（重量1387g）にすると、完成車予想重量は6.8kgとなります。
税抜定価￥91,659（前後ペア）
6. 「SYNAPSE Hi-Mod 3 ULTEGRA」のワイヤー類の取り回しを見ると、シフトワイヤーのケーブルルートがどこか不自然です。メカニカル式と電動式の兼用というよりも、このバイクは「Di2」（電動シフト）の電気コードを使うようにフレームデザインがされているようなのです。
ツーリングやロングライドで使うのであれば、「Di2」（電動シフト）が使いやすいのでコンポを思い切って「6870 アルテグラ Di2」にグレードアップさせます。
電動用バッテリーをシートポスト内に設置するのであればビルトイン用のシートポストに交換する必要があります。
「FSA K-FORCE CARBON SEAT POST」は内部にDi2用バッテリーを装着できます。税抜定価￥25,050
ブレーキとチェーンとクランクは標準で付属のものを使うのでそれ以外を「Di2」（電動シフト）にします。
ビルトイン仕様でカセットスプロケ（ショートゲージの場合）とシートポスト込みの場合
税抜定価は￥161,881
最後に、クランクもシマノ純正に交換できます。
「Shimano ULTEGRA FC-6800」（シマノアルテグラクランクセット）
税抜定価￥23,831
シマノクランクを取り付けるためには必要なパーツが他に何点かあります。
「SYNAPSE CARBON Hi-Mod 3」（TOP画像参照）にシマノクランクを何とか付けて乗っていますが、今のところ問題はありません。
現在、定価から20%OFF特価中！販売価格￥377,691
「2014 CANNONDALE SYNAPSE HI-MOD 3 ULTEGRA」のWEB詳細ページはこちら
http://www.cozybicycle.com/jouhou/roadbike/cannondale2014/synapsehimod3ultegra.html