一生に一度は乗った車 第12台 フォードエクスプローラー | TIME CAPSULE  

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映画プロデューサーの戯言

アメ車の四駆はこれが初めて。今まで乗ったアメ車といえば古かったりスポーツカーやV8メインだったので、乗用車としてまともに安心して街で乗れるアメ車はこれが初めて。レビューといえば、アメリカにおいても爆発的にヒットしただけあって 取り回し、オーディオ、内装(オートエアコンやパワーシート等)、エンジン他、ハイラックスサーフに比べると全てグレードアップ感があり、フィーリングも良かった。6発OHVエンジンのスタート時に踏み込んだ時のレスポンスが東京の道に合っていて、ストップ、スタートのストレスがなかった。グレードはエクスペディションといって国内ではエクスプローラー歴代でもたった3年弱しか販売されなかった珍しい2枚ドア。ホイールベースが短いので小回りが利くが揺れが目立った。2年くらいで四駆なのに四駆の切り替えが故障し、FRの機能のみでその後数年間乗り続けた。結局機器的な作りがアメ車は甘い。けれどもこの車は良い方で、当たりだったのかそれ以外に全く故障はなかった。純正メッキホイールや、ドアの重みがアメ車にしては小ぶりな車だけれどもアメ車を感じさせてくれ、内装の全てが丸みを帯びた作りが当時は斬新で「視認性、操作性の良さや新しさ」を感じさせてくれた。全てがノーマルで気にならなかった車の一台。欠点は、デフの作りが甘い事、2ドアに関しては揺れ、ディーラー車なのにシガーソケットの電装がセパレートでエンジン切ってもアクセサリーをつなぐと入りっぱなしだった事。燃費に関しては日本車と大差なかった。なんだかんだいい車です。