愛工大名電野球部元監督の中村監督の家に遊びに行ってきました。
中村監督は68歳になりました。
元楽天の野村監督は70過ぎてあれだけ元気なので、
中村監督もまだまだ現役で元気にがんばってもらいたいものです。
毎月何度か中村監督の家に行き、
監督がアドバイザーとして指導している吉良高校に
一緒に練習に行きます。
今日はテスト週間で練習は休みでした。
吉良高校は夏の予選は何年も続けて1回戦敗退していましたが、
2年前から中村監督がアドバイザーで指導を始めたところ、
昨年の夏は3回戦まで勝ち進みました。
きっかけは吉良町と近所の人から依頼され、
中村監督がボランティアで指導を引き受けました。
それまで、のほほんと野球を楽しんでいた吉良高の選手たちでしたが、
中村監督が指導を始めて練習がきつくなり、
戸惑う選手たちもいました。
しかし、きつい練習を続けているうちに試合に勝てるようになり、
勝利の味を味わってからは野球部が変わりました。
雑草がはえ、小石が転がるデコボコのグラウンドが
見違えるようにきれいになりました。
雑草が生い茂っていたネット裏やファールグランドも
今では草1本も見あたりません。
グラウンド整備もまともに知らなかった選手たちに
中村監督がポケットマネーでトンボを購入して指導し、
野球に取り組む以前に、グランド整備、
グラブなどの道具の手入、
練習に取り組む心構えと意識から指導しました。
中村監督が指導を始め、吉良高野球部が変わったという
噂が広がり、昨年の4月は9人しかいなかった部員でしたが、
4月の新入生から多くの部員が入部しました。
その中には私学の誘いを断り、中村監督の指導を受けたいと
入部してきた選手もいます。
今までは甲子園などは別世界のことで、自分たちが甲子園を
意識することなどなかった吉良高野球部ですが、
今ではネット裏にはこのようなベンチが置いてあります。
甲子園出場という目標ではなく、
「全国制覇」です。
彼ら選手はそれも夢ではないという実感が沸いてきたようで、
その根拠は毎日の厳しい練習です。
中村監督は手加減なしで愛工大名電や豊田大谷高校でやっていた
厳しい練習メニューをやらせています。
この冬は週に何度か吉良の海岸に行き、砂浜でダッシュを繰り返し、
選手たちは苦しさで顔をゆがめ、
意識が遠のくくらいのノックも泥だらけになって受けています。
このような厳しい練習をこなし、昨年の秋からの練習試合では
十数試合負けなしで連勝をしています。
中村監督が惚れ込むようなピッチャーや野手もおり、
私の同級生でオリックスのスカウトがいるのですが、
それを呼んで選手を見せたいと言っています。
工藤さんから始まり、イチローや楽天山崎など、プロ野球界
を代表するような選手を見出して育てた中村監督ですが、
プロ選手を育てたいという気持ちは、
まだまだ衰えてないようです。
今年の夏、吉良高校の活躍を見ていて下さい。
そして、応援をお願いします。
あなたも一緒に野球をしませんか!
川又米利&Nagoya23 バッティングスクール
詳しくはこちら!!
携帯はこちらから!!