●助けて!パワハラな医者にもう耐えられない!(後編)
先日、「助けて!パワハラな医者にもう耐えられない!(前編)」 についてお話しました。
今日はその続きです。
私「「でも」という言葉を「それで」という言葉に言い換えるんです。なぜかと言うとかくかくしかじか・・・」
Cさん「へー。そうなんだー。今度やってみるね。ありがとう」
多くの人は、「でもさぁー」「だけどそれってさぁー」と言われると、それが意識的であれ、無意識であれ、一瞬、身構えます。
なぜなら、「でも」「だけど」の言葉は、相手のことを否定する前提の言葉だからです。
じゃあ、今回のパワハラとも思える医師に「でも」という言葉を使うのをやめてみたら全てが解決するかと言われると、そんな簡単な問題ではないかも知れません。
しかし、「でも」「だけど」が口癖のように身についてしまっている人だと、相手を苛立たせる原因を自ら作ってしまっている可能性もないとは言い切れないのです。
だとしたら、一因と考えられる要素は少しでも減らした方が得ですよね。
私も昔、パワハラとはいかないまでも、怒鳴るのが趣味(?)になっているような医師と何度も言い争いになったことがありました(笑)
あの頃は私も血の気が多かったので、「絶対にDrが間違っていて、私が正しい」ということをわからせてやる!という戦闘態勢だったような気がします。
(いつか、機会があれば、飲み会の席でラキソベロンを1本丸ごと、お酒に入れてやろうと考えたこともありました(笑)もちろん、そんなことはしませんでしたが(汗))
しかし、どんなに正論を振りかざしても、結局、埒があかない状態でした。
そりゃあ、そうです。
私には私の正義があるように、相手にも相手の正義があるわけですから。
「わからせてやるー!」という姿勢だと、「絶対に負けない」という戦闘意欲をわざわざ駆り立てるようなものです。
話は戻りますが、「でも」「だけど」を「それで」という言葉に変えると、最初はものすごく、その言葉を使っている自分に違和感を感じます。
なぜなら、今まで、そのような文脈を使って話す機会がなかったからです。
私も最初は、とても違和感を感じていましたが、どうやらそれを強く感じるのは自分だけのようで、言われた相手は全く、気にもしていないようです。
自分の意見と相手の意見が違う時。
「○○さんは、そう思うかも知れないけど、でも私はこう思うんだよね」という言い方と。
「○○さんはそう思っているんだね。それで私はこう思うんだよね」という言い方。
どちらの言い方の方が、抵抗なく受け入れやすいでしょうか。
慣れない方法を習得するには、日常の何気ない会話で恐る恐るでもいいから使ってみること。
一朝一夕では身につきません。
それがしても後になって大きな力になる。そんな風にも感じています。
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