【質問応答】(●質問者、◯幸輝)
●唐突で悪いのですが
「想像もできないようなこと」を
引き寄せるにはどうすればいいのでしょうか。
◯まず、基本的に「想像もできないようなこと」は
引き寄せいることができません。
殆どの人が、良しも悪しきも想像したことを引き寄せます。
「警察官になりたい」や「宇宙飛行士になりたい」という
想像をしっかりもってそれに向かっての行動が
その未来を引き寄せます。
また、「周りにいい男がいない」や「思い道理にならない」も
同様にそのような想いと行動によって引き寄せています。
つまり、「想像したこと(想い)」と「それに向かっての行動」で
引き寄せるので「想像もできないようなこと」は
基本引き寄せれないということを知っていて下さい。
●例えばリンゴの甘さや瑞々しさをいくら言葉で言っても
実際リンゴを食べるのには及びませんし
登山家が高い山を登って見た光景の素晴らしさだって、
その写真を見ただけでは分からないでしょう。
◯はい、その通りです。
●年収一億の生活や感覚も、どれだけ想像しても
実際に体験するまでは分からないでしょう。
◯はい、その通りですが、想像は誰もができますよ。
体感や実感が出来ないだけで、今テレビなどでセレブの
生活などがありますが、それを自分に置き換えて
イメージはできるはずです。
ご自身で、「分からない」というイメージを持つと
想像が「イメージすると最高♪」と思っている人より
引き寄せが弱いということを知っていて下さい。
●「感動」というものは、想像や予測を
遥かに上回るからこそ感じるもので、
年収一億の人の思考や行動や感覚は、
私のような一般人のそれとは
遥かに想像を超えたケタ外れなものです。
◯はい、その通りです。ケタ外れなものですね。
ですが、同じ人間で、ご飯も食べるしお風呂も入るし
そしてトイレや睡眠など同じことしていますよ。
まずは基本的に『同じ人間』ということを
知っているといいですよ。
『知る(認知する)こと』は、未来への引き寄せの
きっかけにももなります。
●私が愛読している人に千田琢磨さんがいますが
この人の著作の一つ
「年収1000万に届かない人、届く人、超える人」では
年収300万、1000万台、3000万以上の人々の違いが
それぞれ載っているのですが
年収300万、1000万クラスの人は参考になるのですが
年収3000万クラスの人のは全く参考にならないのですよね。
◯その通りだと感じます。年収3000万クラスの方は
自分が働くというより、お金が働くような行動をしていますので
自分の時間を費やしてお金に変えることはしていないですね。
お金の稼ぎ方、時間の使い方が違うので
300万・1000万クラスの方には全く参考になりません。
●前者二人はマニュアルの扱いや著名人との出会いや
対面などにおける態度が違っていたり、
お互い嫉妬したりされたりしますが
3000万クラスは自身でマニュアルを作り、
こぞって他人に出会いを自慢してもらい、
お会いになる人をどっしりと待ち、
300万クラスの人にとって嫉妬の対象にすらならず、
本人もまた他人に嫉妬のしようがない人なのです。
◯そうですね、嫉妬する方が多いですね。
ですが、お坊さんや神主さんなどは嫉妬しないし、
相手によって態度を変えない人もいますよ。
そして、年収億越える人も嫉妬している人もいますので、
その嫉妬するしないは参考にはなりません。
ただ成功者の人ほど、他人や過去に目を向ける時間よりも
自分自身を振り返ったり未来に目を向ける人が多いので
愚痴や嫉妬などは少ないのは事実です。
●「映画を観る」といっても映画館に行くのではなく
公開日前に主演俳優とハリウッドで
プレミアム試写会をするような人なのです。
◯はい、そのような人脈を持っているからこそ
そういうことができますね。
一般の方とは違うのは当然です。
●だからといって散財家というわけではなく
ビル・ゲイツなどは邸宅などは豪華ですが
空港機ではエコノミークラスでスーパーの割引券を探して
レジをかなり待たせたという逸話があり、
サム・ウォルトンなどは
そのライフスタイルも質素なものだったといいます。
◯わたくしの知人も質素な生活している人がいます。
月収が数千万なのに、ラーメンが大好きという方もいますし
そして、自分で野菜を作っている人もいます。
陰陽学的にも、お金持ちになったから色々なモノを買ったり
色々目的のない旅行を行きまくったり散財する方は
【貧乏人】となります。
本当に豊な人って、案外質素に生活していますよ。
欲しいものしか買わないですし、
家の中も意外とシンプルです。
●これらの話を聞くにつれ、
果たして自分が億万長者になるには
どのような金銭感覚やライフスタイルや
人格になるのかについて、少なくとも現在のそれとは
全く異なったそれが上手くイメージ出来ないのです。
◯さて億万長者になった人たちは、
『億万長者』をイメージして生きてきたでしょうか?
そして、金銭感覚やライフスタイルを気にして
『億万長者』になったでしょうか?
答えはノーというのは分かりますよね。
●果たして一億以上の年収で何が出来るのか、
どんな生活をしているのか、
どのような人々と関わっているのか、
そして、どんな人になっているのかなどは
年収一億のイメージが
「毎日ファミレスやコンビニで好きなものが食べられ、
高層マンションでアニメやゲームなどを
思いっきり堪能出来る」クラスの今の私では
どんなに想像しようとしても想像外にあるでしょう。
◯年収一億円稼ぐ人は
「毎日ファミレスやコンビニで好きなもの食べる」
「高層マンションでアニメやゲームをする」
ということをしているでしょうか?
確かに、想像外ですね。
わたくしの知人(年収一億越えてています)は、
『毎日、スタッフや世の中のことを考えている』
『高層マンションでは友人たちと会食』
『寝る時間を削って次の事業のための準備』
『人脈を大事にして、連絡をマメにしている』
『ダイエットというより体力落ちないようにスポーツジムに』
などなど
食べ物やアニメやゲームなど、
一般市民が考えることよりも、世のため人のため夢のために
人生のほとんどを費やしています。
そして、それに向かっての日々行動しています。
その人の口癖(座右の銘?)が「有言実行」ですね。
言ったことを、しっかり形にする行動派の人物です。
●それでも、いや、だからこそその境地に至った時と
想像を超えた「感覚」や「感動」といったものを味わい、
引き寄せるにはどのような心境でいればよいのでしょうか。
◯まずは、想像出来るレベルの高さまで行くことです。
想像できないことは、生きているうちには辿り着けないと
思っているといいですよ。
人生(成功者?)の段階を、一段一段と昇ることをイメージし
ハシゴでいうと、手の届く場所をしっかり掴みたぐり寄せ、
そして次の手の届く場所をしっかり掴みにいくといった感じで
歩んでいると、成功者の人たちの背中が見えてきますよ。
そして、成功者が【お金】だけの目標で生きていないと
いうことを知って、自分が何をするべきか、
何を世の中に貢献するべきかを考えて下さい。
「感覚」や「感動」いった味わいは、
その何かができだした時、世の中に貢献出来た時に
しっかり味わえますよ。
結論として、億万長者になることをイメージするのではなく
自分自身が何で社会貢献できるかを考え、
そして、その貢献する為にどのようなスキルを
身につけるべきか、そしてそれを磨き上げるかという
【心境】になること(行動も含む)が成功者への道ですよ^^