命が昇っていった空から、
ふわりふわりと雪が舞い降り、
車の窓に舞い降りた雪は、
はかなく消えてゆきました。
でも。
だけれども。
命は雪ほど簡単に消えてなくなるものではない。
絶対に。
みんな出会った人それぞれの心のなかで、
それぞれの想い出としてきちんと生き続けるんだ。
大切にしよう。
本当に大切だと思えるものを、
大切にしよう。
そう思いました。
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あなたの大切な人が
これからもずっと、しあわせでいられますように。
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今朝一番に、母から送られてきたメールには
そんな…というくらいにあまりにも急すぎる訃報が綴られていました。
まだ38歳。
とてもやさしい人だったので、
本当にびっくりして。
しばらくいろんな想いが頭をめぐり。
ご家族や親御さんのことを思うと、
いたたまれない気持ちになり。
そして、いつか自分にもしものことがあったら、
しかもうちの母がいなくなったあとだったら、
私の子どもたちはどうやって生きていくんだろう
などということも頭をよぎり。
絶対に、死ねないと思いました。
ちびっこたちを保育園に送った帰り道。
ちらちら舞い落ち、
車の窓にたどり着いては一瞬にして消えてゆく雪を眺めてしばらく。
最後の最後に浮かんだのは、
「ありがとう」という言葉。。。
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いのちは、つないでゆくものだから。
あなたの想いがあなたの大切な人の心のなかに、息づいていきますように。