バトン。 | Seed of ...

Seed of ...

毎日のなかにあるしあわせのたね。きぼうのたね。えがおのたね。すべては、みらいをつくるもの。

$ちいさな想いを紡ぐ場所。


クリスマスローズが咲き誇る庭を初めて見ました。



しかも、八重咲きや原種など、

見たことのない色や形のものもあり、

思わず感嘆の声をあげたほど。



きれいだったなぁ。



バリからご帰国中のibumomoさんのご自宅へ、

母の日のプレゼント用にお願いしていた草木染めのストールを

受け取りに行った日曜日。



驚くほどに深みを増した色のストールが

ずらりと並んでいて、こちらでも感激しっぱなし。



化学的な薬剤を一切用いていないために、

自然のほのかな色を何度も何度も重ねていくことで、

絶妙な色を表現するらしく。



一枚ができるまでに、10回以上は

染めて絞って、染めて絞ってを繰り返すというのだから、

本当に驚きます。



色を創り上げるのも試行錯誤。

どれも、本当に手間ひまかけて作られていて。

母と同世代のibumomoさんの生き方にも共感しているからこそ、

今年は是非とも、ibumomoさんの作品をと考えたのですが。




今回は、売り上げの一部を

いつものインドネシアの支援のためではなく、

東日本の被災地支援のためのチャリティになさるとかで。



ibumomoさんの思いと、

そうしてほしいとibumomoさんに告げた現地の方々の思いを感じ、

あらためてストールの価値を噛みしめました。



バリのお話、医療リゾートの取り組みについて、

健やかな食についてなど、

いつもいつも教えていただくことがたくさんあり、

今回もまた感謝しきり。



何より、ibumomoさんからはいつもパワーをいただきます。

先日は初めてご主人にもお目にかかることができ、

お話に聞いていたご夫婦の歴史や今の支え合い方などを

垣間みたような気がして、すごくうれしかった!



帰り際にはなんと!

ibumomoさんの定年祝いで植えて以来、

大切に株を増やしてきたというクリスマスローズを

惜しげもなく切り花にしてくださって。



さらには、ご主人の定年退職祝いでもらったと言う花束を、

「ここに置いて、バリにたつのは花にも忍びない」という理由から、

いただいてしまい。




ともにそれぞれの人生の節目を記念するお花を

私がもらっていいものかと思うのだけれど、

だからこそ大切に、思いを感じながら、愛でさせていただこうと思っています。


$ちいさな想いを紡ぐ場所。


本当にありがとうございます。



いよいよ待望のご夫婦でのバリ生活のはじまり。

あちらの空気がibumomoさんの体調を包んでくれますように。

次のご帰国時にまた、お目にかかれるのを楽しみにしつつ、

「行ってらっしゃい」とつぶやきたいと思います。




行って、また無事に帰っていらっしゃい。

母が教えてくれた解釈です。