LIBOR 3カ月物金利の動き(2011年5月20日時点):ユーロ金利の上昇基調が続く! | COTレポートの読み方

LIBOR 3カ月物金利の動き(2011年5月20日時点):ユーロ金利の上昇基調が続く!

 外国為替相場に影響を与える要因のひとつとして、2国間の金利格差があります。ここで直近の日本と米国、米国とユーロの間の短期金利格差を確認しておきましょう。LIBOR 3カ月物金利の動きをみます。

 下記は米国、ユーロ、日本のLIBOR 3カ月物金利の日足チャートです。

520日時点では、ドルが0.25750%(前週比-0.00300、ユーロが1.38625%(前週比+0.01487ポイント)、円が0.19563%(前週比変わらず)となっています。

ドル金利が低下する一方で、ユーロ金利の上昇基調が続いています。


COTレポートの読み方-LIBOR1-20110520

 次に日本と米国の短期金利格差のチャートをみてみましょう。金利格差(米国-日本)は0.06187ポイントとなり、前週比-0.00300ポイントとなっています。これはドル高円安圧力がやや弱まったことを意味します。


COTレポートの読み方-LIBOR2-20110520

 下記は米国とユーロの短期金利格差のチャートです。金利格差(米国-ユーロ)はマイナス1.12875ポイントとなり、前週比マイナス幅が0.00300ポイント拡大しました。ユーロ高ドル安圧力が強くなったことを意味します。


COTレポートの読み方-LIBOR3-20110520

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