子供の誕生日や運動会やなんだかんだとバタバタしていてまた更新が滞ってしまいいました。いいわけですが、ごめんなさい。


そう、今月は三女の誕生日。5月は次女の誕生日だった。そのたびに、「プレゼントもできなかった、一緒に祝えなかった」と別居中の夫からの哀しみメールが(子供宛に)とどく。どうしてこう、子供相手に罪悪感を持たせるようなコミュニケーションしかできないのだろう。


今月初め、不調になった調停の席で子供達から夫への手紙を渡し、それに対する返事が実家に届いた。三女に対しては、「誕生日は何がいい?」という内容。長女と次女への手紙には別居中にモラ家族におこったこと(墓参りに行っただの、法事があっただの、義母の誕生祝をしただの)が延々と綴られていて、二人の娘は「ふーん」という感じで鼻にもかけない様子。小学生なんて、まだ自己中心的だから、自分に興味や関係のない話を書かれても、なにこれ?って感じになっちゃうんだよね。さすがモラ、コミュニケーションの方法間違ってるよ。


当然子供達はモラ夫へ進んで返事を書くことはなく、三女の誕生日が迫った頃、モラ夫からメールがきた。


「今週末ミシンを送ります(これは長女が夏休みの宿題をするのに必要だといって、8月上旬に自宅に忘れたものを送ってほしいと頼んでいたもの。私も長女ももうあきらめていたし、だいたい完全に機を逸している)。子供達に手紙の中でいくつか問いかけをしているので、返事をさせてくれ。また、三女は誕生日に何が欲しいと言っているのか。」


という内容だった。

三女は誕生日に自転車が欲しいと言っていた。5月にプレゼントをもらえなかった次女も自転車希望。それを横で聞いていた長女も自転車が欲しいと言った。それを伝えたところ、


「3人とも自転車は無理。次女には前から約束していたので新しいものを。三女には次女が使っていた古いものを、長女にはこちらで使っていたやはり古いものを送ります」と返事が来た。


この内容を伝えたところ、子供達の顔が見る見る曇った。自宅で子供達が乗っていた自転車は、夫が区のリサイクルセンターから2、3千円で買ってきた、年期が入った古いもの。5年生の長女が乗っていたものに至っては、大時代の男の子用で、いまどきの年頃の女の子が乗るのは恥ずかしいだろうという代物だ。

しかも、三女に送るといった自転車は、リサイクルで買ったものを長女と次女が乗ってきた年代物。その「お古」をプレゼントとして贈られる三女の気持ちは真っ暗だった。


この返事が来た頃、配送先に指定していた実家にミシンが届いた。なんと着払いで。中には長女宛に手紙が。「これがあれば何でも作れるね。」あの。。。このミシン、私が自分で買ったものなんですけど!しかも着払いだし、お願いしてから2ヶ月近く経ってるんですけど!いっぱい突っ込みたくなる気持ちを抑えた。

母がポツリと言った。

「こんな男とほんとに離れてよかったよね。」


おそらく3台の自転車も、着払いで送るつもりなのだろう。その着払い代で新品の自転車1台が買える。


さらに送られてきたメールで、新しく購入するといっていた次女の自転車も、何とリサイクルで買ってきたものであることが判明。


私が、

「着払いで荷物を送られても困りますし、プレゼントなのに子供の好みをまったく反映してくれなくて残念です。自転車はもういいです。」とメールすると、


「油まみれで再調整したので送らせてくれ。私は子供達を愛しています」


ときた。

まったくモラらしい。自分の気持ちは分かれ、分かれというが、お古をプレゼントとして送られる三女の気持ち、新品の自転車を半年も期待していたら、サイズも合わない、可愛げのないリサイクル品を贈られる次女の気持ち、我慢して乗ってきた男の子用の古い自転車をこれでもかと乗らされる長女の気持ち、それに、荷物を着払いで(事前の断りもまったくなく)いきなり送りつけられた母の気持ちはまったく想像も付かないのだろう。

ヤツの中にあるのは、「子供のために自転車を磨く子煩悩なオレ」これだけなのだ。

オエッ。