10・31 東京六大学野球 ~慶応大-早稲田大~ | コスメンディのブログ

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スポーツの観戦記。

主にアマチュア野球、格闘技、サッカー、ラグビーです^^

なるべく多くの試合を生観戦したい!!と思っております。

鳥取と慶応びいきはご容赦くださいませ~

台風が逸れたことで、斎藤のラスト登板(になるかもしれない)を

NHKで見れましたね^^


今日慶応が勝ったので、明日の結果に関わらず3戦目まで実施されるので

実質ラスト登板にはなりませんでしたが、中継があるという点では今日が

最後でしょう。


※明日の結果

 早稲田勝利⇒早慶1勝1敗で3戦目へ。早稲田優勝決定。

 慶応勝利⇒慶応が勝ち点を挙げ、優勝決定戦へ。



◆慶応義塾大

1 遊 渕上   (④慶応義塾)

2 二 湯本   (④野沢北)

3 左 竹内一 (④慶応義塾) ⇒左 宮本真(③慶応義塾)

4 右 伊藤   (③中京大中京)

5 三 山崎錬 (②慶応義塾)

6 中 青山   (④関西学院)

7 一 高尾康 (④慶応義塾) ⇒投 福谷(②愛知横須賀)

8 捕 長崎   (④高志)

9 投 竹内   (②中京大中京)⇒H伊場(③慶応義塾)⇒一 正木(④慶応義塾)



◆早稲田大

1 遊 松永   (④広陵)

2 捕 市丸   (③佐賀北)

3 右 土生   (③広陵)

4 左 山田敏 (④早稲田実)

5 二 宇高   (④今治西)

6 一 杉山   (②東総工)

7 中 大野大 (①早稲田実)⇒H後藤(④早実)⇒R佐々木(②早実)⇒H桜庭(③金足農)⇒R佐藤(④早実)

8 三 松本   (③千葉経大付)

9 投 斎藤   (④早稲田実)⇒H地引(②木更津中央)⇒投 大石(④福岡大大濠)⇒H川西(③早実)




試合は初回に慶応1番・渕上の先頭打者ホームランで慶応が先制してました。



で、今日の斎藤ですが、解説の野村さんが言ってましたが、「良くな」かったですね。。。

野村さんも言ってましたが、2年までの(良かったころの)斎藤は肩甲骨の周りの筋肉に

柔らかさがあって、それで腕が振れて良かったんだ、と。

これは指摘している人も多いことで、「スピードアップ」を意識するあまり

上半身に筋肉をつけすぎてしまった結果なんです。

「筋トレが趣味」という中央の澤村ですら、上半身の筋トレはやらないらしいですから。

周囲にスピードスターばかり、プロに行った同級生の面々が150km/hを出す中で

スピードを意識しすぎてしまった悪影響が出てしまったんですね。

斎藤の良さはそこに無かった、と。

結局ストレートのスピードは上がりましたが、質が下がってしまって御破算です。

今日もそうでしたが、ストレートのコントロールが悪すぎて、変化球でかわすことしか

できなくなってしまってますよね。

それが「投球術」であるとするなら、それはそれでいいんですけど、高校時代の彼を

知ってる我々は、彼がもっとできることを知っている!!

なんて余計なことなんですけどwww


今月の『ホームラン』で楽天の佐藤ピッチングコーチが

『斎藤はまだまだ伸ばせる」ってなこと言ってますし、きっとそうだと思うので

育成に定評のある日本ハムへの入団は非常に良いことのように思えます。


ていうか、野村徹前監督も現場に意見できなかったんですかね??

ここまでわかっていたら言えばよかったのに、って思いました。


ハッキリ言えることは・・・

結局、応武監督は誰も成長させられてない!

ってことでしょうか。。。



まあ、それはいいです。



試合は・・・

6回表、慶応の攻撃。

青山が三塁戦の2塁打で出塁し、高尾がセンター前ヒットで追加点で2-0。

さらに1死1塁から8番の長崎が死球で出塁して1死1・2塁と斎藤を攻め立てます。

ここで9番・竹内は送りバント。

1塁線に転がった打球ですが、ファーストの杉山が素早く裁いて三塁封殺。

2死とはいえ当たっている渕上に回る場面で、これは大きなプレーでした。



8回表から早稲田は大石がマウンドへ。

6球団が競合し、西武に交渉権が渡った大石ですが、何でしょうね。。。

3年前、彼に魅了されてから見続けてますが、年々悪くなってる気がします。。。

2年時のわかっていても打てないストレートが打たれるようになってるんです。

しかも四球が増えているのがいただけない。。。

そのせいかリリーフでありながら防御率が良くないってのも問題ですね。。。


大石の六大学成績は下記の通り(2~4年現時点)


        投球回    奪三振    与四死球    防御率

2年春秋  33・2/3     66        3       0.00

3年春秋  48・1/3     57       14       2.42

4年春    23         35        6       2.74

4年秋    23         28        9       1.57

※秋は今日(10月31日)までの成績


2年時が圧倒的に良いとはいえ、3年、4年と四死球の数が明らかに増えてます。

何だろうなぁ・・・斎藤と比べても際立った変化ってあんまり感じないんだけど。。。

それが一番悩ましいところかもしれませんが・・・

多少体の割れが早いような気がせんでもないですが、昔からこうだったと

言われたら自身がありませんw


今日も野村さんが「大石はまだ伸びると思う」と言ってましたが、

確かに素材としては一級品。

ひじの使い方とか抜群です。

大好きな選手ですし、ぜひとも西武で先発として頑張ってほしい!



慶応は何と言っても竹内と福谷と伊藤!

竹内は正直アップアップでしたが、何とか要所を締めて7回を0封。

長崎の好リードもあり、凌ぎきりました。

(野村さんにも褒められてましたね~)

って最後は狙ったところに投げられてなかったですねw



福谷は良くなってますね~

ちょっとやそっとじゃ捕らえきれないピッチャーになってきた感がありました。

腕が振れるまではコントロールに苦労してましたが、ストレートで空振りは取れますし、

何より大事なところで外角低めにコントロールできます。

8回裏の宇高に投じたストレートは痺れました。

あれ、長崎のキャッチングも光りましたね!



伊藤は9回、鋭いスイングを見せてくれました。

初球のストレートを見逃してしまいましたが、甘いスライダーを逃さず強振。

センターの超ファインプレー(でしょ、あれは!)に防がれましたが、

素晴らしい当たりでした。

明日も福井から打ってほしいな~




ちなみに早稲田は何で地引をスタメンで使わないんですかね??

市丸なんか使うよりはいいと思うんだけど。。。

ポテンシャルを差し引いてもスタメン捕手としてはダメな部分があるんでしょうか。

今日見た限りではバッティングはやはり良いもの持ってますよね。