久しぶりの首都大学観戦~ その2 | コスメンディのブログ

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スポーツの観戦記。

主にアマチュア野球、格闘技、サッカー、ラグビーです^^

なるべく多くの試合を生観戦したい!!と思っております。

鳥取と慶応びいきはご容赦くださいませ~

昨日は眠くて眠くて・・・

更新が1日遅れてしまいました。。。



◆東海大-日体大



勝てば優勝??すでに優勝決めてたのかな?

東海大ですが、横浜市長杯への調整って感じでしょうか?

今日そんなに気合入ってるようには見えませんでしたw


やはり実力は頭抜けてますね。

上位から下位、穴の無い打線は相手には脅威でしょう。

春、東洋に負けただけに、この秋はぜひともリベンジしたいと

思っているんでしょうね^^



今季の成績(17日のスタメンベース。本日の試合まで集計)

・伊志嶺 38打数 12安打  6打点 .316

・田中広 40打数 14安打  3打点 .350

・吉  川 37打数 15安打  8打点 .405

・伏  見 40打数 12安打  7打点 .300

・鈴木翔 41打数 13安打  5打点 .317

・景  山 38打数 17安打 10打点 .447

・大  塚 22打数  2安打  1打点 .091

・坂  口 29打数  9安打  1打点 .310

・大  野 37打数  6安打  6打点 .162

・竹  内 22打数  7安打  1打点 .318



これ見ても圧倒的な力での完全優勝が納得できます。

ただ、昨日は気が抜けていたのか、どの選手も精彩を欠いていたかな。

グッとくるところがなかったですねぇ。。。



春の選手権で実力を示した伊志嶺は1・2打席目、難しい球を

外野深くまで運び、ミートの上手さとパワーを見せました。

とはいえ、早いカウントから難しいボールに手を出しているのは事実で、

3・4打席も凡打に倒れましたし、状態は良くないのかなと思いました。


とはいえ、塁に出たらすかさず盗塁を決めたり、相手が左投手であれ

抜群に良いスタートが切れるセンスの良さ、スピードはさすがでした。



4番を打つ伏見ですが、1打席目のホームランは内角のボールを

脇をたたんで巻き込むようにして持って行きました。

打った瞬間に入ったと思うライナー性の当たりで腕っぷしの強さを

見せ付けました。

ただ、どうも開きが早く、上体が突っ込むところもあり、1打席目以降は

左投手の外に逃げながら沈むボールに凡打を続けました。



5番の鈴木翔はこの日3安打。

どっしりとした下半身をしたキャッチャー体型ですが、上体はリラックスし

非常に柔らかいです。

小さな構えから鋭いスイングでセンター中心に弾き返していくバッティングが

できます。

体の割りに器用そうな印象ですが、鋭さが感じられなかったです。


伏見とキャッチャーの座を争っておりますが、昨年から伏見が定着した

感がありますね。

この2人のうち1人しか使えないというのは他校からしたら贅沢な悩み

かもしれません。


鈴木もDHのままでは、バッティングで相当な結果を残さないと次のステップには

進めないはずです。

転向するにも守れるのはファーストくらいでしょうし、ぜひとも危機感を持って

より高い位置を目指してほしいものです。



今季最も打率の良い景山ですが、よく見てなかったんです・・・

ぜひとも神宮で見たいです。

だから出てきてくださいねw



智弁和歌山時代、甲子園を沸かせた坂口はレギュラーに定着。

随分絞ったように見えました。

1打席目、ガコッという鈍い音を響かせた当たりは詰まらされたかに

思いましたが、ドンドン伸びて左中間フェンス直撃の三塁打。

木製になっても飛ばす能力の高さは健在でした。

が、その後の打席を見るに、まだ木製に対応し切れてないように

感じました。

これからの取り組みが重要になってくると思います。



東海大の先発は高山。

常にセットポジションから投げる左腕です。

これがまた、全く締りのない投球でした。。。

日体大の拙攻に助けられましたが、5回を7安打。

ていうか初回から3回までに6安打ですよ。。。

決して褒められた内容ではなかったと思います。



最終回、六埜が抑えきれず赤間を緊急登板させました。

もともとリリースが安定しないピッチャーみたいですが、昨日も全くw


代わりっぱなに四球で無死満塁のピンチを招きますが後続を断ち、

試合を終わらせました。

変化球は全然入りませんでしたw

最後はストレートで押すしかないような状況でしたが、威力は満点。

バッターがことごとく凡フライを打ち上げたようにストレートのキレは

良いんでしょうね。

手元まで伸びてきていたんだと思います。



日体大は先発の浦川が早々に捕まり、東海に流れを渡して

しまいました。

左オーバーハンドの浦川ですが、昨日は全体的にボールが高く、

コントロールもイマイチ。。。

捕まるのは時間の問題と思ってましたが、2回には捕まってました。



その浦川を3回途中で引き継いだのが川上。

小柄な左のオーバーハンド。手は少し低い位置から出てきます。

代わったばかりはスライダーのコントロールが定まらず

苦労してました。

ただし、4回以降は腕が振れるようになり好投。

3回もエラー絡みでの失点だったので不運でした。


手元で動くのか、川上に代わって以降は東海大打線が沈黙。

何で打てないんだろうか不思議なピッチャーでした。



日体大のバッターで目を引いたのは3番を打った豊福

肩口にグリップを固定し、少しオープンに立ち、膝を曲げて低く構えます。

左足でリズムを取りながら、重心は後ろの右足。

早いカウントから内外角逆らわず右に左に打ち分け、鋭い当たりを

飛ばしてました。

スイングスピードの速さが目に入りました。

社会人に行っても行けるんじゃないかな?なんて思う選手でしたが・・・

ネックは守備でしょうか。

あの体格(細身ですばしこそう)でファーストを守るのは守備のセンスが

無いってことなのでしょうかね。。。

全日程終了で36打数13安打5打点、打率.361。

堂々たる成績ですね^^




力の差があるのはわかってますが、日体大がその巨大戦力に対し、

全く無策で負けたように感じ、ダラダラと見てしまいました。

相手(東海大)のピッチャーも良くなかったのに。

少しくらい抵抗する日体大が見たかったですね。


一方で東海大も優勝が決まってたからか、気が抜けたように見えました。

良い選手も多いので、次は神宮大会でジックリ見させてください!