今回ご紹介する本は、難しいけど面白い本です。


読み方によってはとても楽しめますし、また、その逆もあり得ます。


池谷 裕二さんの『脳には妙なクセがある』です。



みるくの森のひとり言

はじめに、著者は『急ぎの人は第11章、22章、26章から読んでいただければ。。。』と書いています。


子どもの頃から本好きの私ですが、こんな事を書いている本を初めて見ました。


本とは初めから順序良く読まなければならないとの固定観念があり、頭の固い人間になっていたのかも知れません。


著者は脳科学者です。活字嫌いの人にとっては脳科学者の著書と言うだけでひいてしまうかも知れませんね。


いつものように、はじめから読んでいたら、私も挫折していたかも。。。あせる


普段の私なら著者の提案を無視して最初から順序通り読んでいたと思います。


が。。。前にお話ししていたように、最近の私は本に埋もれた状態なので、筆者の言うところの『お急ぎの人』だったのです。


それで、3章をとりあえず読めばいいんだ。。。と。。。


この本は1章毎にテーマがあって、バラバラに読んでも大丈夫なように書かれています。


とりあえず指定の部分だけ読むことで、脳が解放されたというか、『気になる話題から読めばいいんだ~』と、らく~になりました。


そして。。。感想としては、面白い。。。です。


私が中学・高校受験の問題を作るとしたら、この本を使います。


そう思える本です。私は15章、16章辺りが特に面白かったです。


紹介されている『怖いぐらい通じるカタカナ英語の法則』を読んでみようと思っています。


気になった方はどこか1章分だけでも読んでみてはいかがでしょうか。


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みるくの森のひとり言