アキュホーカスリングの手術方法
近視・遠視・乱視がある場合は、まずLASIKで屈折を矯正する必要がある。
この際に基本的には優位眼は遠方矯正とし、アキュホーカスリングを挿入する
非優位眼はやや近視寄りに矯正する。
筆者の施設では現時点で-0.5Dの近視を狙ってLASIKを行っている。
LASIK後、少なくとも約1ケ月以上は空けた後にアキュホーカスリングの挿入手術
を行う。
InlayとLASIK
老視用角膜内InlayとLASIKを組み合わせる場合、通常は角膜フラップを200μmの
厚さに設定し、エキシマレーザーを照射した後に、Inlayを留置してきた。
現在では、LASIKのフラップは通常通り100μm程度にて作製し、その下にInlay用の
ポケットを別に作製するやり方で行っている。
この方法により、術後に屈折誤差が生じた場合には、LASIKのenhancement(強化)のみを
行えばよく、またInlayの効果が十分でないときには、フラップを操作することなくInlayを取り出すことが
可能である。
この方法に習熟すると、過去にLASIKを受けている目に対してもInlayを留置することが可能となる。
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角膜クロスリンキングのことも載っているが
クロスリンキング施行中は角膜厚が減少するらしい。
機械上、150μmなどのあり得ないような数値が
出ることもあるとのこと。
大手クリニックはレーシックと同時に角膜クロスリンキング
を行う術式があるが、角膜厚の変化はどうでるのだろうか?
難しい術式だな。
というより危険なのでは?
すべては 冨田 実 院長が主導しておこなっていた。
彼が日本のレーシックをつぶしてしまった。