僕は今の会社には中途で入社しており、さらに病気の影響もあって、会社での役職は同期には置いて行かれ、後輩にも抜かれ、とても切ない感じだったのだけれども、このたびようやく管理職に昇進した。

まあ前述のとおりの有様なので、人よりかなり遅い昇進である。

大体、管理職って、残業代がなくなるから(そしてそれを補えるほどの役職手当は出ないから)、給料が減るわけで、これからはもっと上を目指さないと金銭的に余裕がなくなっちゃうんだけどね。

(それ故にかつては昇進を断って係長止まりのまま定年する人もいた。今は社則上昇進は断れないけど。)


こう書くと、なんだかおめでたいんだか、おめでたくないんだか、よくワカラン昇進なわけだが、でも社内評価が良くなければ昇進は出来ないわけで、ここ数年の僕の病気の快復ぶりと比例して向上した業務効率が認められたんだな!と、素直に喜んでおこうと思う。


ついでにのろけになるけど、嫁が「お祝い」と言って張り切って作ってくれた鍋料理は涙が出るほど嬉しかった。

昇進云々より、こういうパートナーの存在が何より嬉しい。