気づけば5月後半・・・ぐるぐるはやい・・・なんかいろいろはやい・・・息

5月18日(月)・20日(水)・25日(月)・27日(水)
北名次スペースでのYOGAレッスンあります!


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気持ちの良い日が続く、こんな時季こそ、心身を意識化して解放してみませんか?


ところで、先日、神戸のポートピアホテルにて、所属する日本ヨーガ療法学会の研究総会がありました。


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楽しみにしていたのは、淀川キリスト教病院理事長・柏木哲夫先生の講演。

柏木先生のお名前を知ったのは、YOGAを始める遥か前・・・1980年代に、千葉敦子氏のこの本の解説を書かれていたので。

よく死ぬことは、よく生きることだ (文春文庫)/文藝春秋
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講演の中で、古代ヘブライ文書にあるという次の言葉を教えて下さいました。

「大切なことは、あなたが生きている期間ではなくて、その間にどう生きるかである」


上の千葉敦子氏の本のタイトルとも繋がってきますね・・・

柏木先生は、ホスピスで緩和ケアに取り組まれた第一人者ということで、数多くの末期がんの患者さんと
の経験から
「魂の痛み(spiritual pain)は、心の痛みよりも大きい」と感じられたそうです。

天に還る日が近づくと「今までの自分の人生はなんだったのか・・・」と思う人が多いようです。これが魂の痛み。今まで生きてきた意味を把握して納得(受容)して逝きたいのだと思います。私もそうだから。

がんという病気は辛いですが、視点を変えると、事故死や急死とは違い、(自分ががんであることを知らされれば)余命を知り、様々なことを生前整理することが可能ですよね。

そんな中で、自分が本当にやりたいことは何か、やり残したことは何か、或いは、もうやらなくて良いことは何か、etc・・・改めて、自分が生まれてきた意味や使命を深く思う時間もあるでしょう。

死ぬことはまだまだ先のことと思っていても、その日は数年後か、数日後か、数分後か、だれにも分からない。
だから、やり残しのないよう、やらなくて良いことはしないよう、いつも意識しながら生きていきたいなあ。

・・・なんてことを思いました。

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他にも研究総会ではたくさんのお話を聞いて多くの学びがありました。またレッスンで皆さんと分かち合いたいと思います!om