(前日からの続き)
【二幕目 第一場 本所大川端の場】
長兵衛が五十両を手に家路を急いでいると、若い男が大川に身を投げようとしています。
![身投げ1](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/5e/4f/j/o0588039212819789341.jpg?caw=800)
男は小間物を扱っている和泉屋の手代「文七」。
得意先に代金の掛取りに行った帰りに五十両をすられてしまい、身投げをしようとしていました。
![身投げ2](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/ce/d0/j/o0588039212819789756.jpg?caw=800)
「怪我でもしたらどうするんでぇ」(長兵衛)
![身投げ3](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/a3/99/j/o0588039212819789755.jpg?caw=800)
「私さえ死ねば」(文七)
「おいおい、やめとけ」(長兵衛)
長兵衛は、娘が身を売ってこしらえた大切な金だが、人の命に代えられないと金をやろうとします。
![身投げ4](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/87/47/j/o0588039212819789763.jpg?caw=800)
文七は、そんな大切なお金は受け取れない、と断りますが、長兵衛は金を投げつけ「死んじゃぁいけねぇよ」と叫びながら、走り去ります。
【二幕目 第二場 元の長兵衛内の場】
![家主](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/17/cf/j/o0588039212819791188.jpg?caw=800)
長兵衛の家では、夫婦喧嘩の真っ最中。
事情を話すも、お兼は、また博打に使ってしまったのだろうと疑っています。
家主の「甚八」が仲介するもおさまりません。
そこへ、和泉屋「清兵衛」が文七を伴ってやって来ます。
![五十両返る](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/cd/4a/j/o0588039212819791190.jpg?caw=800)
文七は五十両をすられてしまったと思っていましたが、得意先に忘れてきたことがわかり、五十両は長兵衛の元に返ってきます。
![縁談](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/04/fd/j/o0588039212819791189.jpg?caw=800)
清兵衛は、孝行に感心してお久を身請けしてくれていました。
さらに、文七の嫁としてお久をもらいたいと言います。
恥ずかしげにうつむくお久。
文七は、店の元結は無駄が多いので、それを使いやすい寸法にして売りたいと話します。
仕事の工夫を考える文七に皆は感心し、長兵衛夫婦は、思いがけない幸せをお久とともに喜ぶのでありました。
めでたしめでたし。
![全員](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/a0/ff/j/o0588039212819791538.jpg?caw=800)
「人情噺 文七元結」は台詞が現代語に近く、とても面白いお話でした。
2月9日、「信州農村歌舞伎祭」での中尾歌舞伎の演目は「御所桜堀川夜討 弁慶上使の段」。
どんなお話なのか、今から楽しみです。
まだチケットはあるようですので、みなさんも農村歌舞伎の風情を味わってみてはいかがでしょうか? (momo)
【過去ログ】 信州農村歌舞伎祭 ~2月9日は伊那文化会館へ~
![お七](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/ed/b9/j/t02200293_0588078412819791539.jpg?caw=800)
【二幕目 第一場 本所大川端の場】
長兵衛が五十両を手に家路を急いでいると、若い男が大川に身を投げようとしています。
![身投げ1](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/5e/4f/j/o0588039212819789341.jpg?caw=800)
男は小間物を扱っている和泉屋の手代「文七」。
得意先に代金の掛取りに行った帰りに五十両をすられてしまい、身投げをしようとしていました。
![身投げ2](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/ce/d0/j/o0588039212819789756.jpg?caw=800)
「怪我でもしたらどうするんでぇ」(長兵衛)
![身投げ3](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/a3/99/j/o0588039212819789755.jpg?caw=800)
「私さえ死ねば」(文七)
「おいおい、やめとけ」(長兵衛)
長兵衛は、娘が身を売ってこしらえた大切な金だが、人の命に代えられないと金をやろうとします。
![身投げ4](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/87/47/j/o0588039212819789763.jpg?caw=800)
文七は、そんな大切なお金は受け取れない、と断りますが、長兵衛は金を投げつけ「死んじゃぁいけねぇよ」と叫びながら、走り去ります。
【二幕目 第二場 元の長兵衛内の場】
![家主](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/17/cf/j/o0588039212819791188.jpg?caw=800)
長兵衛の家では、夫婦喧嘩の真っ最中。
事情を話すも、お兼は、また博打に使ってしまったのだろうと疑っています。
家主の「甚八」が仲介するもおさまりません。
そこへ、和泉屋「清兵衛」が文七を伴ってやって来ます。
![五十両返る](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/cd/4a/j/o0588039212819791190.jpg?caw=800)
文七は五十両をすられてしまったと思っていましたが、得意先に忘れてきたことがわかり、五十両は長兵衛の元に返ってきます。
![縁談](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/04/fd/j/o0588039212819791189.jpg?caw=800)
清兵衛は、孝行に感心してお久を身請けしてくれていました。
さらに、文七の嫁としてお久をもらいたいと言います。
恥ずかしげにうつむくお久。
文七は、店の元結は無駄が多いので、それを使いやすい寸法にして売りたいと話します。
仕事の工夫を考える文七に皆は感心し、長兵衛夫婦は、思いがけない幸せをお久とともに喜ぶのでありました。
めでたしめでたし。
![全員](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/a0/ff/j/o0588039212819791538.jpg?caw=800)
「人情噺 文七元結」は台詞が現代語に近く、とても面白いお話でした。
2月9日、「信州農村歌舞伎祭」での中尾歌舞伎の演目は「御所桜堀川夜討 弁慶上使の段」。
どんなお話なのか、今から楽しみです。
まだチケットはあるようですので、みなさんも農村歌舞伎の風情を味わってみてはいかがでしょうか? (momo)
【過去ログ】 信州農村歌舞伎祭 ~2月9日は伊那文化会館へ~
![お七](https://stat.ameba.jp/user_images/20140120/15/coolkamiina/ed/b9/j/t02200293_0588078412819791539.jpg?caw=800)