PERFECT DAYS観てきました。 | アイエムジーのブログ

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映画 PERFECT DAYSを観てきました。

東京の下町にある古い風呂無し木造アパートに1人で暮らす公衆トイレの清掃員が主人公で、序盤はセリフもほぼ無く、トイレ清掃員の平山が朝起きて支度をしトイレ清掃作業を行ない、仕事が終わると銭湯へ行き、行きつけのお店で夕食を摂る、その日常を淡々と追いかけるだけのストーリー、特に起伏や目立った演出があるわけでもなく、あるがままを描写しているだけなのに、満ちる、足るの意味を考えさせられるような深く心に刺さってくる映画でした。


観る人の数だけ違う捉え方があると思います、観終わったあとだいぶ長い余韻に浸ってしまいました。


主人公、平山の過去や背景について触れる場面を少し期待しましたがそれについては全くなくて、これも観る人個々の判断に委ねる感じが良い意味での製作者の憎々しい意図が伝わります。

平山は元々第一線で活躍するビジネスマンだったような情景が私には浮かんできました。