今日は温かかったですね。
温かくて窓を開けててもキッチンは温度が高くなりがちで、チョコのコーティングがうまくいかなくなりました。
テンパリングが成功してても部屋の温度が高いとどうしてもチョコがキレイに固まりません。
今日は予定の半分を取りやめて、ちょっとゆっくりすることに。
疲れていたからちょうど良いです。
ただ、土日は旦那もいるので家を寒くするわけにもいかず、コーティングはお休みになりそう。
ちゃんと間に合うかな。。。(予定では10日には終わることになっている)
さてさて、今日キッチンの温度を上げた原因のひとつがこちら。
↓
自家製オレンジコンフィです。(写真はオーブンで乾燥した後)
こちらをチョコレートでコーティングする予定。
とてもおいしいんですよ。
前にも作ったんですが、今回はちゃんとレシピを残しておこう。
オレンジコンフィ自体は1週間でできるので、今からならバレンタインに間に合うかも。
根気のある方はぜひお試しを!
オレンジコンフィに向いているのは、「ネーブルオレンジ」。
いよかんとかでできないかな。と思ったけど、大きさとか中身のしっかり感とかを考えるとネーブルオレンジがベストのよう。(できれば国産のものを)
皮に苦みがあるので、時間をかけながらゆっくり苦みを抜くのがポイントです。
爪楊枝などを使って皮にたくさん穴をあけて(そんなに深くなくてもOK)茹でた後、水に2日漬けて苦みを抜いていきます。
何度も水をかえて漬けておくと、苦みが抜けてオレンジの風味だけが残り、とてもおいしく。
ここは時間を惜しんじゃダメです。
その後輪切りにしたオレンジを大量の砂糖と一緒に煮て、ゆっくり味を含ませればできあがり。
1週間じっくりかけて出来上がったオレンジコンフィは、オレンジの風味と甘みがとてもおいしい。
チョコと合わせると絶品です。
こちらは苦みを抜いた後、輪切りにしたオレンジ。
この時点で皮はやわらかく、果肉はみずみずしい状態です。
そして、これをお鍋に並べます。
今回はこんなにたっぷり。
そして、驚かないでくださいよ。
すごい量のグラニュー糖を投入します。
オレンジの重さの90%の砂糖(笑)。
1kgのグラニュー糖を何も考えずに投入する・・・という貴重な経験でした。
これ、ちゃんと溶けるの?と心配になりますが、弱火にかけていると、ちゃんと溶けます。
オレンジからも水分が出るので、焦げたりもしません(弱火が原則ですよ)。
砂糖が溶けたところ。
これをほんの少し煮詰めてそのまま置いて、何日か後にまた煮詰めて置いて・・・を繰り返し、シロップを含ませます。
4日後のオレンジの状態はこんなかんじ。
色も濃くなってツヤツヤです。
これを乾燥させると一番上の写真。
時間がかかってるからもう愛おしくてたまりません。
ほとんどお嫁に行っちゃうけど、みんなに味わってもらってねー。
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リニューアルして使いやすくなったので、ぜひ遊びにいらしてください
◆ 材料
・ ネーブルオレンジ 5~8個程度
・ グラニュー糖 オレンジ重さの90%
◆ 作り方
(1) オレンジの皮に包丁を垂直に当てるようにしてワックスや汚れをこそげ落とし、爪楊枝などで皮に穴をあける(あまり深くなくて良いけれど全体にまんべんなくたくさん)
(2) オレンジを水に1時間さらし、大きな鍋にたっぷりの水と一緒にオレンジを入れて中火にかけ、沸騰した後2~3分茹で、水を捨てる
(3) もう一度鍋にたっぷりの水とオレンジを入れ、中火にかけて、沸騰してきたらそのまま15分茹で(表面をまんべんなく茹でられるようにオレンジをお箸でくるくると回しながら)、水に取り、まる2日水に漬ける(1日に4~5回水をかえる)
(4) オレンジを5mm~1cmの輪切りにして大きな鍋に並べ、グラニュー糖を加えて弱火にかけ、沸騰してきたらアクを取りながら10分煮てから火を止め、そのまま丸2日置く
(5) (4)を弱火にかけ、沸騰してきたらごく弱火で30分煮て火を止め、そのまま丸1日置く
(6) オレンジだけをタッパーなどに取り出し、シロップを少し煮詰めてオレンジの入ったタッパーに注ぎ、そのまま丸1日置く
(7) チョコをコーティングする場合、前日に、網に重ならないように並べ、100℃のオーブンで30分乾燥させ、ひと晩網の上で乾燥させる
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