旦那の胃も良くなったところで、我が家の食卓にもがっつりお肉が戻ってきました。
今回は、以前テレビで見て気になっていたわさび風味のステーキを。
見た目は3cmの厚さの豪華ステーキ。
これ、1cmくらいの厚さに切ったお肉を3枚重ね、その間にチューブのわさびを塗ったものなんです。
お肉の間にわさびの爽やかな風味があるのに辛味はなくて、クセになる味。
いくらでも食べられそうでした。
わさびの量は、けっこう多めでも大丈夫。
「え?罰ゲーム?」くらい塗っても平気です(笑)
このお肉は10cmくらいの幅だったのですが、1層に4~5cmのチューブわさびをまんべんなく塗りました。
その代わり、お肉を焼くときは弱火でじっくり。
強火で焼くとお肉の中央は生&わさび激辛・・・という悲惨な結末が待っています。(リアルに罰ゲーム・・・)
そういえば、お肉を焼くときによく「強火で焼き固めて肉汁を閉じこめましょう」なんて言いますが、あれは間違いだと、昔マニアックな料理科学番組でやっていました。
強火にすると熱で肉汁が大量に外へ逃げ出すのですが、肉汁がだらだらと出てきても、強い火力で蒸発するから気づかないだけなんだそう。
結果、お肉はパサパサ・・・ということに
弱火で焼いてももちろん肉汁は出てくるのですが、弱火だとそれが蒸発しないので、出た肉汁もあとでソースに利用できます。(しかも今回は、しょうゆを加えるだけという簡単さ。)
わさびステーキの場合、弱火で焼けば、必要な肉汁は中に残るし、わさびにも熱が加わり辛味も消えて、柔らかジューシーなお肉と爽やかなわさび風味がおいしい。
一応、実験でわさびをお肉に挟まずに十分加熱してソースに加える・・・というのも試しましたが、全然味が違うんですよ。
ソースにすると辛味が残って風味が落ちるかんじ。
お肉の間でじっくり加熱されるのがポイントみたいです。
実はこの厚さにカットできるお肉ってなかなかないのですが、今回私が使ったのはこれ→仔牛ヒレ肉
ヒレ肉丸ごと1本なので、ふたり暮らしには若干多いかんじもしますが、何回も楽しめるしやわらかくておいしいのでお気に入り。
もちろん、他の部位でも(サーロインとか)大丈夫なので、お好きな牛肉で。
レシピはざっくり書いておきます。
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リニューアルして使いやすくなったので、ぜひ遊びにいらしてください
◆ 材料 (2人分)
・ 牛ステーキ肉3cm厚さのもの 2枚
・ わさび 適量
・ オリーブオイル 少量
・ 塩 少々
・ しょうゆ 適量
◆ 作り方
(1) お肉は1cm厚さに切り、間にわさびをまんべんなく塗り、3枚重ねて形を整える
(2) お肉の表面にうっすらオリーブオイルを塗り、フライパンに乗せて弱火にかけて両面をじっくり焼く
(3) 焼き上がったら塩を少々まぶして皿に出し、肉汁の残ったフライパンにしょうゆを加えて、混ぜながら中火で少し煮詰める
◆ 盛りつけ
・ 肉の色が濃くて地味なので、白地の柄のあるお皿がおすすめ(つけ合わせがカラフルなら真っ白でもOK)
・ 肉を中央より手前に乗せ、奧につけ合わせの野菜を重ねるようにして高さを出しながら盛りつける
・ ソースはお肉の中央から手前に流すようにかける
・ イタリアンパセリをお肉に乗せて彩りを添える
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