ここのところ、貧乏我が家には珍しく、高級肉を食べる機会に恵まれております。 今週もまたまた、高級肉のお届け物がありました!!!
今回はお友達がニュージーランド産のラムチョップ送ってくれました。しかも半端な数じゃなく、18本も!!!
開封し、旦那と私は同時にOMG!と発するや、数十秒2人とも声を失い、その綺麗なお肉に目を奪われてしまいました。12本は即冷凍。残り6本は翌日、我が家の特別な日には欠かせないご馳走中のご馳走、早速作って有り難くいただきました。
ラムチョップリゾット
『What comes around goes around』
これ、私が英語で一番好きな言葉。日本語に訳すと、「情けは人の為ならず」です。
旦那と私は対称的な性格。気が長くてスローで、苦境に直面しても全く動じない旦那と、気が短くてせっかちで、ちょっとしたことでも落ち込む心配性な私。
でも、共通点もあるの。夫婦して、損得全く関係なく、他人に物を上げたりご馳走したりするのが大好き。お人好しなんだねぇ...
今はさぁ、人間二人と犬二匹の空腹を満たすのが必死で、他人のために何かして上げたくてもその余裕がない生活だけれど、生活にゆとりのあった頃はホスピタリティ精神満点夫婦でした。
その頃、何度か家に招待したり、レストランでお食事をご馳走したこともあるご夫婦が、高価なラムチョップを送ってくれたのです。
見返りを求めてしたことじゃないし、私らからすると、逆にお世話になったお礼に、感謝の気持ちをささやかな形にし当然のことをしただけなのに、その頃のことをちゃんと覚えていてくれて、経済的に窮している今、助けてくれたんだよねぇ。
めっさ嬉しかった。嬉しくて涙が止まらなかったよぉ。 改めて、他人に良いことをしても悪いことをしても、巡り巡っていつかはそれが自分のところに戻ってくるっことを、実感しました!
その有り難いラムチョップで、結婚記念日や誕生日と言った特別な日には、必ず我が家の食卓に登場するラムチョップリゾットを作っていただきました。
この前業務スーパーでペコロスが安かったので買ったの。それをバスケットに入れた時には、まさかラムチョップリゾットに使うことになろうとは、想像も出来なかった。剥きにくい皮を旦那が1つ1つ丁寧に剥いてくれて、たっぷり投入しましたワン。
パプリカって高いから、割引品のワゴンにのっかっている時しか買わないけれど、ご馳走のためにこの日は定価で1個購入。でも、バジルはその割引品のワゴンの上で見つけた1袋50円のを2袋分。
先日トレビスのリゾットを作った時、レモン汁を加えると赤ワインの色がドスピンクに変色するのが少し防げることを学んだので、今回も少しだけ加えてみました。春らしい桜色のリゾットに仕上がったよぉ。
ニュージーランド人の友達が、美味しいラムはみな海外に輸入され、ニュージーランド産のラムは海外で食べないと美味しくない!と言ってぼやいていただけあって、日本で食べるキーウィラムは、めっさめさ美味しかったよ。
ラムと言えば春。リゾットも桜色。
我が家にとってこれに勝る春のご馳走はなかったわ。何よりも、人の心の温かさに触れる夕飯で、お腹も心も大満足しました。
ちなみに3食分のソースとリゾットを作り、旦那にはラムチョップ3本、私はこっそり2本だけ皿に盛り、自分の分の1本は、翌日のランチで、もう1回旦那のお腹と心を満足させてあげたワン。