私が働きに出るようになってから、週日は旦那が料理担当。たまに帰宅して私が作ることがあっても、男の料理とお疲れのオバハン料理は単品だけの、お粗末な食卓ばかり...
なもんだからさぁ、お休みの日くらいは、お腹だけじゃなく目にも美味しそぉ!食ったっ!と実感が湧く食卓を準備したいと思っています。 それにさぁ、週日は大好きなお料理が作れなくてうずうずしているのに、週末になるとそれが爆発しちゃうのよぉ。
昨日は久々の献立を選びました。別の物を考えていたのだけれど、冷凍庫をごそごそ探っていたら、以前に買って、このお料理用に角切りしておいた豚肉が目についたの。今晩から横浜に一人でドライブする旦那にも、たっぷり栄養を摂ってほしかったしねぇ。
昭和のおうち串カツ
なんで昭和なのか、それは、昭和30年代生まれの私が子供の頃、串カツと言うと、お肉屋さんで売っていた赤い腸詰とウズラの茹で卵を刺して揚げたものか、母が作ってくれるこの串カツしか考えられなかったからです。
大人になって、串の数でお金を払う串カツ屋に行き、いろんなネタが登場するのに、マジ、びっくりしたもんね。 串カツって、いろんなものを串に刺して揚げても良いんだって、初めて知ったよ。
でも、私はこのおうちで作る昭和の串カツが一番好き!旦那も大好きだし、外国人を家に招待してこれを揚げて出すと、誰からも大好評なのです。
理由は、外はカリカリ、中はホクホクのジャガイモと、甘味があって、とろっとしている香ばしいたまねぎ。この2つが豚肉とめっさ相性がいいんだよね。 とんかつソースと辛子をたっぷりつけて食べると、旨いよぉ~~~っ!
レシピはこちらにあります。騙されたと思って一度作ってみて。で、美味しくなかったら、やっぱり騙された!と納得して。 いや、それは冗談として、本当、美味しいですよ。絶対に気に入ってもらえること間違いなしです。
うちの旦那は外でとんかつ定食を食べると、とんかつや副菜、お味噌汁のみで、ご飯には殆ど手を付けない。夕べは7本ずつも揚げたので、ご飯を炊いてもおそらく食べないだろうと思ったから、ご飯抜きの酒の肴な食卓を準備しました。
串カツの他には、我が家には珍しくお刺身。鰹のたたきです。
私はお刺身や寿司が嫌いじゃないのに、2口も食べると胸焼けする。それが理由で我が家ではあまり登場しない生魚。それが、不思議なことに鯖や鰹のような、見るからに胸焼けしそうな魚は大丈夫なんだよねぇ...
鰹のたたき、大好き! 昨日は生姜と柚子のしぼり汁を加えたお醤油でいただきました。旦那は鰹や鯖よりも、私が必ず胸焼けを起こす魚の方が好きなんだけれど、久々だったので美味しいと喜んで食べていたワン。
もう一品の副菜はアイスプラントとちくわのおひたし。
アイスプラントは沸騰している湯に潜らせる程度で即氷水に取り、ギュッと水気を絞って、ちくわ、白ごまと共に2倍濃縮のめんつゆで和えました。
ヤマキのめんつゆにも実は私の嫌いなブドウ糖が含まれているんだけれど、めんつゆはやっぱりこのヤマキの2倍濃縮が一番美味しく料理にも使いやすい。
アイスプラント、こうやってさっと湯に潜らせると、オクラほどではないけれどとろっとして、こりっとした食感が、まるできくらげを食べているみたいで美味しいよん。
お味噌汁の具は、ジャガイモ、白葱、ワカメ、それにイカ昆布のふりかけです。
イカ昆布のふりかけというのはこちらの商品。私はテレビを全く見ないから小耳に挟んだだけだけれど、マツコさんが番組で絶賛したというふりかけらしい。
ふりかけとして食べたら、私的には、絶賛するほどのものではないんだ。 でもね、これをお味噌汁に加えると、めっさ美味しいの。だから、うちでは欠かさず常備しています。
私はお味噌汁を作る時、仕上げに味の素を必ず一振り加えるんだけれど、その味の素の代わりに、たっぷりこのふりかけを加えると、旨みがでて最高だよ。 自家製のインスタント味噌汁(味噌玉)に加えてお弁当に持って行っても、いけます!
てな感じに、お酒(夕べはアルパカのカルメネール)を飲みながら、つまみのおかずをいただきました。
串カツは以前は小麦粉まぶして牛乳を混ぜた溶き卵を通していましたが、最近は小麦粉に直に卵と牛乳を加えてバターを作り、串に刺した肉や野菜を潜らせてからパン粉を付けています。
卵1個に牛乳100mlくらい加えて160mlにし、塩小さじ1と白こしょうをたっぷり加えたカップ1/2弱の小麦粉に注ぎ入れ、よく溶いて作るバターです。バターに潜らせる方が、断然綺麗に衣がつきますよ。
一人7本はちょっと多いかなぁ...とも思ったけれど、あと2、3本は楽勝で食べれる勢いだったワン。
串カツ屋でビールを飲みながら揚げたてを食べるのも美味しいけれど、やっぱり私にはこの母の懐かしい味の串カツが一番美味しい。
さて、今晩から旦那は単身横浜に車で向かいます。今朝の大阪は雪で辺り一面銀世界。一人で片道6時間近い運転をする旦那のことを心配していましたが、それもお昼ごろには溶け、なんとか無事出発できそうです。