今日はハロウィーンですよね。
ヴァレンタインズデー同様に、私の嫌いな舶来もんイベントの１つ。（苦笑）
ここ数日、フェイスブックのお料理グループでも、ハロウィーンにちなんだお料理や、ハロウィーンを意識した色のお料理が沢山紹介されています。
しかし、舶来もんにすぐ反応しちゃう日本人にうんざりしながらも、実は、私も典型的日本人！
すぐに人に影響されちゃう悪い性格の持ち主だから、昨日は今日を前に、ハロウィーンを意識したカラーの晩御飯を準備してしまったよぉ。
イカスミリゾット
私がハロウィーンを嫌う訳は２つ。１つは留学時代の嫌～～～な思い出！
まだ英語が全然出来なかった頃、ハロウィーンの日、近所の子供たちが私のフラットにやって来て、おそらく、「お化けだぞぉ～～お菓子をくれないと脅すぞ～～～」なことを玄関の外から叫んだんだのよ。
ハロウィーンには子供が家に来たらお菓子を上げると聞いていたから、ちゃんと買って準備してたんだけれど、子供の英語が分からなくて、どうやって対応していいのか、間違った英語使って笑われはしまいか、そんなこと考えてまごまごしている内に上げ損なってしまった。
したら子供たち、爆竹をバンバン鳴らして大声で数分叫んだの。１０月３１日のイギリスの夕方ってぇと、真っ暗！
なのにまた子供が来るのが怖くて、居留守を使うのに電気を全部消し、その晩一晩、私は真っ暗な中で朝が来るのをじっと怯えながら待っていた。
今思えばバカみたいなんだけれど、私にもそんな可愛い時があったのです。
それがハロウィーンフォビアになっている私。イギリスやアメリカに住んで居た頃は、３１日には必ず旦那に、今日は家で仕事するか、会社に行かないといけないなら、５時には絶対に帰って来て！って毎年頼んでた。
もう１つ嫌う理由は、秋祭りってのがどんどん廃れて行くのに、ハロウィーンは年々クリスマス的イベントになって来ているのが嘆かわしいから。
今年の春ごろ、シーちゃんとベイ坊の散歩ルートを変えました。その新しいルートには畑や田んぼが沢山あって、今年は田植えから稲刈りまで、精をだして働いておられる農家の方々の姿をずっと通してみることが出来ました。
それ見てて、改めて米粒１つ１つを感謝しながら食べないといけないなぁ．．．と思ったの。
その収穫を神様に感謝する秋祭りには無関心なのに、海外の元は収穫を感謝する意味合いのハロウィーンにどうして目を向けるんだ！とムカつく訳。
私はおみこしが出て、餅まきが有ったりする昔の秋祭りが大好きなのに．．．
海外に目を向けるのはよいことだけれど、そのために日本の古き良きものがだんだん消えてゆくのは、悲しいよねぇ。
あぁそれなのに、それなのに．．．私も典型的日本人！
お料理グループのハロウィーンな食卓を見てたら、自分も同じようにハロウィーンカラーを意識した晩御飯を作ってんだから．．．
ご飯はま真っ黒なイカスミリゾット。その付け合わせにはオレンジ色の人参と人参葉をベーコンで炒めたものを。１４８円の人参葉がぐったり弱って１００円に値下がりしてたから、買って帰って水に浸けました。元通りシャキシャキになったわよぉ。得した気分！（笑）
スープはたまねぎ、ニンニク、スイートコーンを加えたコンソメスープ。トマトピューレを加えて赤くしました。
なんとなくハロウィーンらしい真っ黒なイカスミリゾットは、いつ作っても本当美味しい。レシピはこちらにあります。カルディーなどに行くとイカスミペーストが売っているので、それを使うと簡単に作れますから、ぜひお試しくださいませ
。
そういえば、去年のハロウィーンはカフェでハロウィーンビュッフェをやったんだった。
なんかもう、遠い昔のことの様に感じるわ．．．
