なんか急に寒くなったり、10月下旬かよ!って思うほど暑かったり、この時季、本当毎日気温に振り回されているって感じ。(苦笑)

 

 

昨日は結構肌寒かった。そう言う日は熱い汁物をすすりたい。ってことで、冷凍してあったコストコロティサリーチキンの残りで、日本人の大好きなクリームシチューを作ることにしたの。チョキ

 

 

シチューを御飯と食べるというのが、イギリス人の旦那にはちょっと引くみたいなので(笑)、こういう献立の時は必然的にパンがお供に。そのパンをベーカリーまで買いに行くのが面倒だった私。雨人がビスケットと呼ぶスコーンを久しぶりに焼いて付け合わせましたワン。ゲラゲラ

 

 

手作りルーのクリームシチュー

 

 

エゲレス時代、友達とよく日本食のレストランに行きました。まぁ、レストランとは名ばかりで、いわゆるラーメンからカレーまで、日本を代表するB級料理はなんでも提供する大衆食堂だけどね。ニコニコ

 

 

そこでご飯を食べながら毎回話題になったのが、カレーはあるのに、どうしてクリームシチューをメニューに加えないんだろう...という疑問。??

 

 

その店だけじゃないんだよね。海外のこの手の日本人経営(最近は日本人を装おう中国人、韓国人、台湾人経営が多いけど...苦笑)の大衆食堂のほとんどが、カレーはメニューに必ずあるのに、クリームシチューはないんだよね。??

 

 

私ら高度成長期に生まれて育ったものは、カレーとクリームシチューは数少ないおうち洋食の代表だった。具が同じようなもんだから、毎回カレーを作る予定で母が煮込みだしても、急にシチューが食べたくなって変更してもらったことも何度もある。その逆も然り。ニコニコ

 

 

私は子供の頃から優柔不断で、クリームシチューも食べたいけれど、ビーフシチューも捨てがたいで、どっちがいいか選べなくて、遂に母は、毎回最後具を2つに分け、白と茶色、両方のシチューを作ってくれていました。(笑)

 

 

今でもハウスのクリームシチューは大好き。あれは私だけじゃなく、日本人にとっての母の味と言っても過言じゃないよね。グッ

 

 

でも、ああいう市販のルーって砂糖が加わっているじゃない。塩分も結構あったりする。うちは旦那が真剣に糖尿病の治療を始めてから、砂糖は一切使用せず、塩もこれまでの半分以下に減らしたので、大好きだけど使いたくないんだよねぇ...ガーン

 

 

ということで、こちらのチャウダーの作り方の応用で、自分で作ったルーを使ったクリームシチューを煮ました。

 

 

野菜はたまねぎ、ニンニク、人参、セロリ、それに葱です。ウェールズ出身の旦那は、そのシンボルのリークが大好き!冬になって葱が美味しくなると、煮込みやスープに加えたり、ローストミールの付け合わせに食べたがるの。

 

 

なので、たまねぎの量を半分に減らし、その分葱を1本加えて作りました。炒めた野菜に白ワインを結構たっぷり(1/2カップ程度)加えて、量が半分以下になるまでしっかり野菜に吸わせましたよん。チョキ

 

 

水を注ぎ入れ、煮立ったところにロティサリーチキンの残りを加え、茅乃舎の野菜だしとギャバンのブーケガルニを浮かべ、ブラックペッパーをたっぷりしました。塩はルーを加えるまでしません。殆ど塩は加えなくても、ワインと高級出汁の風味でええお味になるので。ラブ

 

 

でね、ここからが私的カロリー&ファットオフ!ゲラゲラ ルーにはバターを使うので、少しでも脂肪抜きしておかないとね。

 

 

真ん中に十字の切れ目を入れたリードキッチンペーパーを被せて煮込むのね。こうしたら、野菜を炒めるのに使ったオリーブオイルの油分や、チキンから出た脂肪、それに灰汁もとれて、気休めだけど、カロリーや脂肪を多少でもオフ出来るってわけ。OK

 

 

ジャガイモは調理の最後20分程度になってから加え、崩れないようにしています。せっかくのシチューを、私の嫌いな、しかも潰れたジャガイモで台無しにされたら、腹立つからさぁ。プンプン

 

 

シチューが煮えたらルー作り。普通のホワイトソースよりもっと濃厚なのを作って、それをシチューに溶かすだけ。この時牛乳に少し生クリームを加えると、ハウスのシチューにそっくりなのができるよん。チョキ

 

 

昨日はこのクリームシチューをスコーンと共に食べることにしました。御飯用だからいつもの型抜きより二回り大きいのでしっかりサイズのを焼きました。レシピはいつも通りこちらの究極のプレーンスコーンです。

 

 

アメリカでスコーンと言うと、楔形で、ドライフルーツなどを加えた甘いお菓子。イギリスでスコーンと呼ぶものは、アメリカではビスケットと呼び、こちらは通常セイボリーなお料理と一緒に食べたり、パイ生地の代わりにキャセロールの上に載せて焼いて食べたりします。

 

 

アメリカ人の大好きな朝食でもあるよね。ホワイトソース仕立てのグレービーと呼ぶものをたっぷりかけて、朝からビスケットを食べておいで。けど、それが結構うまかったりもする。ゲラゲラ

 

 

なので、クリームシチューを雨人みたいにスコーンにかけて食べようと目論んだわけ。

 

 

シチューとスコーンだけじゃちょっと淋しいかなぁ...と思い、小エビとアボカドのカクテルをサラダ代わりに作りました。アボカドがちょっと硬そうだったから、午後中バナナの側に置いて、少しでも熟すようにして置いたワン。チョキ

 

 

ハウスのルーで作るクリームシチューは母の味。ドキドキ 実に旨いよね。そのまま啜っても、ご飯にカレーみたいにしてかけて食べても、大好き!

 

 

糖分を抑えたいからそのルーを使わず、自分で作ったルーのクリームシチューですが、ハウスのシチューの味にそっくりで、子供の頃を思い出させるホットするシチュー。ドキドキ

 

 

旦那はやっぱりイギリス人だよね。結構大きいスコーンなのに、3つペロリと食べちゃった。確かにクリームやジャムと一緒に食べるより、セイボリーに食べた方が絶対に美味しいスコーン。チョキ

 

 

2人分くらい残ったので、今晩はそれでリメイク...とか考えていたけれど、朝からどうしても啜りたくて、トーストと共に半分食べちゃったから、残りは旦那のランチ用。今晩はまた別のお料理を考えることにします。ニコニコ