前夜、出来るだけ油をセーブして作ったとは言うものの、やっぱり脂っこい手羽元の唐揚げを食べてしまった我が家。(汗)昨日は大人しくほっこり和食で胃袋を休めましたワン。ニコニコ


最近和食を作ると言うと、『まごわやさしい』をかなり意識して主菜や副菜、副副菜を考えています。今頃遅いわなぁ!ええ歳してて、もっと早くにこれをせんかったのが恥ずかしいっす。(汗x汗)


昨日の晩御飯は完璧にこのバランスの取れた和食のルールに則った献立選びをしました。


まごわやさしい晩御飯・その2


『ま』豆は、アメリカから買ってきたワイルドライスを混ぜた玄米ご飯を炊き、塩を加えた湯にさっと潜らせた缶詰のミックスビーンズを混ぜた豆ごはんです。


うちの炊飯器は浸水不要の機種ですが、その方法で玄米やワイルドライスを炊くと、出来上がった御飯がちょっと固め。私はその方が好きなんだけど、もっちり御飯が好きな旦那は不満そうなので、昨日は1時間半ほど浸水し、柔らかめで炊いてみました。


したら、まるで赤飯みたいにもっちもちに炊きあがり、そこにミックスビーンズを入れたもんで、ますます赤飯風!叫び


父は玄米とか雑穀米が大嫌いだった人だけれど、赤飯は大好物だった。お仏壇に玄米でゴメンチャイと言いながらお供えしたんだけれど、赤飯だと思って喜んで食べてくれたことと思います。(爆)


『ご』ゴマは、今回はほうれん草のゴマ和えに使いました。


沢山残っているすりごまを、更に擦って、擦って、擦りまくってねっとりさせ、調味料を加えてほうれん草を和えたら、ゴマ風味があまり好きじゃない旦那が、一切苦情を言わず食べたので美味しかったみたい。(笑)


ほうれん草ってぇと、面倒だから毎回めんつゆでおひたしにしちゃうんだけれど、やっぱ時間をかけてゴマをすり、自分で味付けすると全然美味しさが違いますね。


『わ』ワカメは、小エビと共に三杯酢にしました。


これが夕べ一番時間のかかった一品!むかっ


かき揚げ用として売っている殻付きのせいぜい2~3cmの生エビを、1つ1つ丁寧に背ワタを抜いてボイルし、さらに1つ1つ殻を剥いて酢の物に加えたの。何尾くらいあっただろう?めっさ時間かかった。それで肩が凝って今日は痛い!(滝汗)


三杯酢の酢は煮切ったら酸味が落ちると言うけれど、私は一度煮切ってまろやかな酸味になった三杯酢の方がすきなので、材料全部合わせてレンジで数十秒加熱し、煮切って冷ましてからエビやワカメを和えました。


『や』野菜は、今回も見ての通りたっぷり!その中でも野菜として注目してほしいのは、こちらのチキンコールスロー。


今お酒が飲めない旦那。退屈なもんだからすぐスナック菓子に手を出すの。食べなさんなっ!って注意しても、自分で買って来て食べるから困ったもん。ガーン


小腹の空いた時、好物のチキンコールスローが冷蔵庫にあったら、スナック菓子の代わりにこっちに手をだすかなと思い、マヨネーズもハーフを使ってたっぷり作り置きしたの。お味見代わりに少しだけ食卓に出してみました。チョキ


『さ』魚は、いただき物の塩鯖を焼きました。2枚いただいて、内1枚は先日塩鯖カポナータ に。残りの1枚は昨日、シンプルにクックパーを敷いたフライパンで焼きました。


塩鯖を焼くといつも、皮面を上にして盛るべきか下にすべきかで迷う私。でも、お弁当を買いに行っても、このこんがり焼けた皮が、塩鯖入弁当に私を惹きつけるので、やっぱり皮面は上にして盛ることに。(笑)


塩鯖カポナータを作った時、旦那に胸の部分を上げたの。子供の時から母が、胸の部分は必ず一家の戸主である父に上げていのを見て育ったから、胸は旦那にってのが私の中での決まり。


ところが、その胸に骨がいっぱいで、何ら問題なく鯖の身をすいすい食べる私の前で、旦那、一口口に入れるごとに骨抜きながら苦労して食べてたの。にひひ


なので昨日は旦那に尾の部分を上げました。おかげで私はこの前の旦那の二の舞でした。(苦笑)


『し』『い』シイタケと芋は、今回は生シイタケと里芋を、冷蔵庫に残っていた人参、春菊とともに、前日唐揚げ用手羽元を煮込んだ煮汁で煮ました。


煮汁は余分な脂肪をしっかり取り除き、一晩冷蔵保存しておいたのですが、コラーゲンプルプルの煮凝りに変身してましたわ。調味料を少々追加してペーパーを落とし蓋代わりにかぶせ、30分くらいゆっくりと煮ましたよん。チョキ


お味噌汁はこの前から旦那にずっとリクエストされていた、具が一切入っていないお味噌汁!私はそれではちと味気ないので、食卓で刻み葱を散らしていただきました。


はい、今回は食材が2、3品欠けた『まごやさい』ではありません!ちゃんと7品の食材を使った和な晩御飯です。合格


昨日、この『まごわやさしい』晩御飯を食べながら旦那に話したのだけれど、私、子供の頃こういう食卓にものすごく憧れていたのね。


母は料理は凄く上手だったけれど、主菜+サラダかお漬物程度で、3品4品と作って、それぞれちょこっとずつ食卓に並べてくれることはあまりなかった。大概主菜のドカ盛!(爆)


私がもっとおかずの種類を増やして少しずつ盛ってと頼むと、そんな面倒くさいことできん!ってきっぱり断られていました。私が好き嫌いの多い偏食児だったのは、バラエティーに欠ける食卓が原因だったのかもと、昨日晩御飯を食べながら改めて思いました。


けど、自分でこうしてどれから食べようかと迷うほど、バラエティーに富んだ和食の夕飯を作ってみると、母が面倒くさがった理由もよく理解できる!


和食作りは本当手間がかかるよ!むかっ誰かのために作って食べさせて上げたいと思う愛情がないと、いや、愛情があっても、毎日継続するのは大変な作業です。


昨日、私より二回りくらい少ない盛りの御飯でしたが、旦那が1粒も残さず食べて、おかずもすべて完食してくれました。クラッカー


外人だけれど、うちの旦那は和食が大好き。その旦那の健康のためにも、昨日作って常備菜となったおかず達が無くなる頃、また『まごわやさしい』その3な晩御飯を頑張って作ろうと思っています。チョキ