夏はカレー!と日本では決まりですが、我が家は夏には日本のカレーは作っちゃいけないルールがあるの。10年ほど前日本に逆移住した最初の夏、私が盛夏にカレーを作り、日本の夏が初めてだった旦那が怒って、離婚寸前の大喧嘩になったから。(苦笑)


我が家の「夏は」と言う料理は、サラダ、地中海料理、またはメキシカン。ところが、ヘルシー月間の今、メキシカンを作るのが憚れる。メキシカンと言うとトルティーヤ。あれ、凄いラードを使うし当然粉も...(滝汗)


一昨日、フェイスブックのお料理グループでオムライスの投稿を見ました。で、思い出したの!フラワートルティーヤを食べなくて済むジャポニカメキシカン。しかも、本格的なメキシカンに劣らない美味しさ!合格


オムタコライス


このレシピ 、1年半ほど前にレシピブログさんで変わりオムライスのレシピコンテストがあった時、創作して応募したものです。絶対に受賞間違いなし!って自信満々だったの。結果は、見向いてももらえなかったけれど。ガーン


このオムタコライスに使っている薄焼き卵、高温オーブンで7~8分焼くと縁がカリカリで、まるで箱に入って売っている市販のタコシェルみたいになるのです。


具の詰まっている下の部分は依然柔らかい卵焼き。そのカリカリ感とソフト感がたまらない、実に美味しいオムライスです。チョキ


オリジナルレシピでは米からメキシカンライスを炊いて使っていますが、今回は冷蔵庫に残っていたサムゲタンを作った日のキヌアと白ごま入り冷御飯を、メキシカンライスと同様の味付けで炒めて準備しました。


ケチャップって意外にカロリーが低いんですね。ヘルシーを念頭に料理を作っている今、各食材や調味料に関して調べてみると、これまで知らなかったことがいろいろ分かり始めました。


しかしカロリーは低くてもケチャップは糖分が多い!うちは気を付けて買っているのでブドウ糖フリーですが、殆どのものにこのブドウ糖(果糖)も含まれています。ドクロ


なので、ケチャップのカロリーの半分で、余計なものを含んでいないトマトピューレで御飯を炒めてみました。食べてみると、しつこいほどの甘味がなく、これからはオムライスの時はトマトピューレで御飯を炒めようと思いました。合格


御飯の上にトッピングするタコミートも、挽肉の中で一番カロリーの低い鶏胸肉のミンチを使用。それでもスパイスやサルサで味付けると、牛や合い挽きで作るタコミートに劣らない美味しいものが出来ましたよ。


このオムライス、一見御飯が大量に詰まっているように見えるけれど、実はキャベツの千切りをたっぷり入れて底上げしているので、ご飯の量は一人分(3個)でお茶碗7分目ほど。しかもその御飯も、いつもよりキヌアを多く入れ米の量を減らしています。


御飯の上にタコミートを載せ、ヘルシーに違反するチーズをほんの少しだけトッピングして、220度のオーブンで8分焼きました。


サルサにはパクチをたくさん入れましたよん。タバスコも聞かせてピリ辛。メラメラ


ちなみにこのタコスタンドは、前回作った時、タコスタンドを苦労して私が工作しているのを見たアメリカ時代のお友達が、見かねて買って送ってくれたものです。これ、オーブンにも入れられるし、1個ごとなので好きな数作れるので重宝しています。グッド!


スープは西洋料理の香味野菜・たまねぎ、ニンニク、セロリ、人参、それに茸(舞茸)を使った、具だくさんなコンソメスープ。


サラダはカフェ時代に毎日作っていたミックスグリーンサラダに、ビーンズサラダを作ってトッピングしました。


ジャポニカメキシカンだけれど、我が家にとって、夏に嬉しい、夏だから食べたい料理が食卓に並びました。


トルティーヤで食べるタコスも美味しいけれど、この薄焼き卵のオムタコス、本格的なメキシカンに劣らない美味しさ!合格


キャベツがたっぷり隠れているので、重くなくパクパク食べれちゃうのも嬉しい。またケチャップで炒めた御飯のように甘くない上に、トッピングのタコミートやサルサがピリ辛で、大人な味のオムライスです。


タコスタンドはおそらく日本では入手が難しいと思います。以前私が調べた時には、見つかったけれどオーブン調理不可のものでした。


ちょっと手間だけれど工作してスタンドを作り、メキシカンなオムライス作ってみて。ビールがススム君な一品です。(うちは断酒中なので1滴も飲んでませんが...汗)


これから夏休みになったら、お子さんと一緒に工作して、オムライスそのものを薄焼き卵に挟み、オーブンで焼いてからケチャップをかけると、きっと大喜びされると思います。チョキ


それにしても、これがレシピコンテストで受賞しなかったのは、いまだ私には納得いかない。(爆)