ここ最近、フェイスブックのお料理グループで、ミートローフの投稿を何度か見かけました。ミートローフ大好きだから、私。それ見たら作って食べたくなったのね。ラブラブ!


しかし、ひき肉は脂っこい!合い挽きなんか油不使用で炒めても、たっぷり脂肪が浮いて来て、その内脂肪のお風呂に肉が浸かっている状態になる。(笑)それを思うと、ヘルシー料理を心がけたい今、作るのを躊躇。でも、やっぱり食べたい!ラブラブ!


そんな時、ふと、数年前に作った同じひき肉でも多少ヘルシーなミートローフを思い出したの。昨日はその多少ヘルシーなミートローフを晩御飯に作りました。


フライパンで作る白いミートローフ


以前作った時の記事 にも書きましたが、このフライパンでミートローフを焼くアイデアは、母が昔使っていた料理本で見つけた調理法です。


その本はおそらく50年くらい前のもの。叫び現在の料理本と違い実に内容が濃く、レシピだけじゃなく、料理の基礎知識、料理の科学まで学べる、非常に役立つ本なのです。


今から50年近く前の日本で、オーブンがある家庭なんて数えるほどしかなかっただろうね。その状況で、オーブン調理が盛んな海外の料理を、オーブンを使わず作ってしまう。


人間って困った状況に直面するといろんなアイデアが生まれ、なんとか工夫して窮地を乗り越えられるもんなんだなぁ...と、この調理法を見た時、目からうろこが落ちました。ひらめき電球


肉種を作り、薄く油を塗ったアルミフォイルに載せてローフ形にする。包んで、もう1枚のアルミフォイルで包み2重にし、フライパンで蒸し焼き状態にすれば、オーブンで焼いたのと同様に、ジューシーで美味しいミートローフが焼けるのです。チョキ


なぜこのミートローフが白いのか?それは同じひき肉でも牛や豚よりカロリーの低い、鶏むね肉のミンチを使っているので、焼き上がりがどうしても豆腐ハンバーグのように白っぽくなるからです。


昨日は上のリンク先のレシピのミンチの量で、旦那も私も大好きな究極のミートローフ の肉種を作りました。


ただし、当然ミルポワは肉種が約半分なのでその量を半分に減らし、ドライフルーツは食物繊維の多いプルーンのみ2個使用し、フェンネルとガラムマサラは小さじ3/4づつ加えました。


オリジナルレシピでは蓋をせずに焼いていますが、今回はソテーパン(深めのフライパン)で蓋をして蒸し焼き状態で焼きました。最後の4分間両サイドを焼く時のみ、蓋をせず、フライヤーで立てたミートローフを支えながら焼きましたよん。


計30分!これでしっかり焼けているはずですが、鶏肉の生は怖いので、必ずフォイルの上から焼けたかどうかを竹串か温度計を刺してチェックしてくださいまし。竹串を使う場合は肉汁が透明ならOK、温度計なら70度以上に達していれば焼けています。


こうして焼いたのがこちらのミートローフ。心なし、蓋をして焼いた方がよりジューシーなミートローフに焼きあがるみたい。チョキ


切り口はこんな感じ。お豆腐のハンバーグみたいに白いでしょう!(笑)ミルポワの準備をする時、人参、シイタケ、セロリを、包丁でコンコン、コンコン、何十回も叩いて極力細かくすると、ミートローフの目が詰まって切りやすいですよん。口当たりも良い。合格


昨日は付け合わせにローズマリー風味のローストサツマイモを準備しました。あく抜きしたサツマイモに少量のオリーブオイル、塩、ブラックペッパー、ローズマリーを絡め、200度のオーブンで30分くらい焼きました。


サラダは前日スープに使ったスイートコーンの残りをボイルし、包丁で削いで、サラダほうれん草とロケットにトッピング。ドレッシングは砂糖の代わりに、カロリー&糖質ゼロのラカントで甘みを付けたラズベリーワインビネグレットです。


ソースはオリジナルレシピにある即席デミグラスソース。ただし昨日はトマトペースト、砂糖、味の素は使わず、代わりに赤ワインを大さじ1加えて煮詰めました。


カロリーオフの鶏ミンチで、しかもオーブンではないフライパンで焼いたミートローフですが、ミートローフの基本の作り方に従って肉種を作っているので、味に深みがあり、めっさ美味しかった!ラブラブ


50年前の日本人同様に、私も今毎日、どうやったらいつもの料理のカロリーや脂質、糖質を抑えながらも、同様に美味しく作れるか格闘中です。(笑)