私は天ぷらやフライをする時、天ぷら用の鍋ってのは使いません。普通のお鍋で油少な目で揚げて、フィルターで濾して再利用したりせず、1回1回油は『固める油っこ』で固めて処分しています。


先日、キッチンの棚を整理してたら、母が元気な時に使っていた天ぷら鍋が出てきました。母は天ぷら鍋は絶対に洗わない!主義の人だから、油でこってこて。キモっ!捨てようかなと思ったのだけれど、旦那と二人で重曹などを使い綺麗にしました。


せっかく夫婦で数時間かけて綺麗にした鍋。使わずに置いておくのももったいないので、天ぷらか串カツを作ることにしました。どっちにするか考えた結果、串カツの方が準備も後片付けも楽そうだったので、これに決定!(笑)


串カツ鍋


うちの旦那、とんかつやコロッケくらいなら、コンロで揚げたものでも文句を言わず食べますが、天ぷらと串カツは絶対に油から引き上げたての、ジュージュー音をたてているのじゃないと嫌うのです。(苦笑)


なので、夫婦で綺麗にした母が使っていた天ぷら鍋を卓上コンロに載せ、揚げたてを食べれるように鍋風にしてみたのです。チョキ


そういえば、昔コーナンで電気の卓上串カツ鍋ってのを買ったんだけど、あれ、どこに行ったんだ...?(笑)


串カツ鍋と言っても、揚げたの単品。我が家の大好きな『昭和のおうち串カツ』こと、豚、玉ねぎ、さっとボイルしたジャガイモを串に刺したものです。


これは昭和一桁生まれの母が、歳をとってから(35の時)私を産んじゃったもんで、若いお母さん達の作る料理を、これ作って、あれ作ってと強請られ、本を読んだり、料理番組で学びながら作ってくれていた料理の1つ。


肉や魚介類、野菜など、種類豊富に揚げる串カツも好きだけれど、昭和のおうち串カツは、やっぱり私には串カツの王道なのです!王冠2芋大国出身の、元芋王子、今や芋オヤジの旦那も、この串カツは大好き。(笑)


いつもはこれに塩コショウした後、小麦粉をまぶして、牛乳を加えた溶き卵に潜らせパン粉を付けるのだけれど、大概、途中で溶き卵が足りなくなってしまうので、今回は天ぷら風のバターを作って、それにつけてからパン粉を付けました。


軽量カップ(200ml)8分目くらいの薄力粉に、塩、ブラックペッパー、それに昆布茶小さじ1/2ほど加えよく混ぜ混ぜ。同じく計量カップに卵1個を入れて溶き、牛乳を粉を計った時と同じメモリ辺りまで加え、それを粉に加えてよく混ぜバターを作りました。


こうやったら途中で卵が足りなくなる問題もなく、綺麗に衣がつけられました。アルミフォイルで包んで1時間以上冷蔵庫で冷やし、衣がしっかりと串カツに固定されるようにしましたよん。


昨日はこの串カツと共に炊き込みご飯を炊きました。チキンコルドンブルーを作った時、剥いでボイルし、その後カリカリに焼いた鶏皮を油揚げの代わりにし、ヒジキ、グリーンピースと共にキヌア御飯に加えて炊き、出来上がってから別途焼いた鮭を混ぜ入れました。


横に載ってるキュウリは、この前FBのお友達に教えてもらった、三五八漬けで漬けた浅漬けです。これ、今私のヒット商品で、毎朝この床で漬けた浅漬けを御飯と共にいただいておりまする。(笑)


そして汁物は、またまた丸ごとトマトの冷製スープ。と言っても、昨日はちょっと作り方を変え、2倍濃縮のめんつゆを4倍に割り、酢大さじ1加えて煮立て、そこに湯剥きしたトマトを入れて5分煮ました。火を止めてからごま油を少々。


別途茹でたそうめんに冷えたトマトとお汁をかけると、中華風そうめんの出来上がり。めんつゆに酢とごま油を加えると、いっぺんに中華風味になるのは、不思議...


揚げたての串カツにはイカリとんかつソースと、コールマンのイングリッシュマスタードを付けましたよ。キャベツには青じそを混ぜたので、爽やかな香りで美味しい。合格


久々に昭和時代を懐かしみながら、熱々の串カツを頬張りました。