昨日、大晦日のスーパー閉店前のセールの話をしましたが、そのセールで、割引になったら必ず買うものが、肉のほかにもう1つあります。お飾り用の鯛の塩焼き、いわゆる“にらみ鯛”ってやつです。


お正月前になると、生の鯛がたくさんお店に並ぶけれど、それを買って来て自分で塩焼きする気力はない。かと言って、すでに焼いたのを買うと、食べれたもんやない。全然美味しくない!


でもその美味しくない焼き冷ましを、セールになる時間を狙って買いに行く理由は、これが作り“鯛”からなのです!(笑)炊いている時から家中に広がるええ香りは、正月ならではのもの。実に旨い!


にらみ鯛で作る鯛めし


にらみ鯛ってのは、正月の三が日は食べず見つめるだけと聞いたことがある。でもそれを4日になるのを待たず夕べ食べちゃうことにしたのは、おせちの残りを鯛めしのおかずにして食べてしまいたかったから。


夕方は必ず父のところに行かないといけない。5時半頃家を出て、帰って来ると7時。“食事の支度プライムタイム”がなくなるのは痛い。(苦笑)


なもんで、朝からたっぷりの鰹節で、ご飯と味噌汁用に出汁を取っておきましたよ。出かける前にはその出汁に調味料を加え、戻ってきたらお米さえとげばすぐ炊けるようにし、お味噌汁も温め直して味噌を加えたらオーケーにして外出しました。


実は昨日は私一人でお昼を食べさせに行ったら、熱が37度7分もあってぐったりしていた父。看護師さんも、今日のお昼は薬だけにしておいた方が良いかも言うので、せっかく持って行った父の大好きなプリンも持ち帰ることに。


頑張らなあかんでぇ~!と父の頭を撫ぜながら激励するも、もうあかん!と思った私は、涙がポロポロ流れてきてどうしようもなかったよぉ。(涙)


晩御飯には何を持ってきて欲しいと聞くと、またうなぎを注文された。泣きながら車を運転し、帰宅途中、2日から開いているスーパーに寄ってうなぎを買い、夜はそれをムース状にし、少し元気になっていることを期待しながら旦那と病院へ向かいました。


幸い熱は37度2分まで下がっていて、大好きなうなぎを時間をかけて平らげた上に、病院の食事も要らん、要らんと言いながら、私に無理矢理全部残さず食べさせられました。(笑)


ホッとして帰ってきて、今度は私らの晩御飯の仕度。


米を洗ってさっと水切りしたら炊飯器に入れ、調味料を加えた出汁をメモリまで加えます。にらみ鯛を載せ、蓋をして普通に炊飯。炊けたら鯛を取り出し、手で触れるようになったら骨を抜いて身を大きくほぐし、炊飯器に戻して蒸らしたら出来上がり。


調味料の分量など、詳しくはこちらにレシピを記録しています。Cpicon にらみ鯛で作る鯛めし 良かったら参考にしてみて下さいませ。


昨日はこの鯛めしと、今年のおせちの最後の残りを、冷たく冷えたお友達からの贈り物の日本酒で食べました。


金箔入りのお酒!私、なんでも金箔入りって大好きなの。飲みやすいからグビグビ飲んで、気が付いたら1本空になってるよ...って、警告つきでもらったお酒やけど、その通りやった!(爆)めさ飲みやすく、あっという間に空になってしまった。(爆)


ちなみに酒豪の私ですが、日本酒はあんまり飲めないのです。マジ、せいぜい5合くらいしか...(← いつも言うけれど、オバハン、それだけ飲めたら、十分過ぎるってぇ~!汗)


おせちの残りはランチボックスに綺麗に並べて冷蔵保存しておきました。なので、残り物といえど、お重がお粗末なプラスチックのランチボックスに代わっただけで、ちゃんとお正月らしい食卓を楽しめましたよん。


昨日はお味噌汁もお正月らしく白味噌で作ってみました。海外の甘いお味噌汁のことをボロッカスに言う旦那。前もって、今日の味噌汁は甘いから口に合わないと思うよって、前置き付きで食卓にだしました。(汗)


でも、甘くても海外の日本食レストランのように、砂糖を加えた甘味じゃないから美味しいと言い、いつも通り満足して啜ってくれたから良かった。(嬉)


鯛めしは旨すぎ!980円のが3割引になっていて買った鯛ですが、たっぷり元が取れるご馳走ご飯でした。また今年も大晦日、割引になってから鯛の塩焼きを買い、来年のお正月も、正月料理の締めはこれにしたいと思います。


もしまだお飾り用の鯛が残っているなら、是非鯛めしで食べ切ってくださいませ。本当、旨い!


ちなみに、今晩は父の様子がよくありません!私の責任で経口摂取させているのですが、今晩は8度以上の熱でかなり苦しそうにし、夕飯も抜いてもらいました。


覚悟はしているものの、悲しくてたまりません。代われるものなら私が代わってやりたい!どうか熱が下がり、元気になるようにと、祈ってやるしか私にはなにも出来ない!

今日も読んでいただいて有難うございます。
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