今朝9時過ぎ、義父夫婦はサン・フォアン・アイランドに向けて我が家を発ちました。うちにはひとときの平和と静寂が戻って来たわ!(嬉)


二人が出発した後、旦那の大好きな朝食・ラーニーライスを作り始めました。(お粥や雑炊のことを、旦那はRunny Riceと呼ぶ。笑)


食べ始める頃にはブランチタイムで、一口食べた旦那は、こりゃあビールと一緒に食べな旨ない!と言い出し、午前中から栓を抜いてました。(笑)


かに雑炊

和・美・Savvy Cooking

昨日はうちから車で15~20分程度のところにある、スノコルミーの滝を見学に行きました。私は犬ころと留守番するつもりだったのだけど、一緒に連れて行ってやろうと旦那が言うので、4人+2匹の大所帯で出発。

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父と母がシアトルに来た時は冬で、1回目は霧で音しか聞えず、2回目出直した時も薄っすらしか見えなかった滝。昨日は上の写真の通り、くっりきとその雄大な姿を見せてくれました。


このスノコルミーの滝まで車を運転したのは義父。旦那の車を借りてサン・フォアン・アイランドまえドライブして行く義父夫婦に、エゲレスとは車線が反対のアメリカで初めてハンドルを握る義父に、旦那がドライビングレッスンをして上げたのです。


たった20分程度の距離ですけど、私はハラハラドキドキでしたよ!


車が右に寄り過ぎと旦那が注意すると、しばらくは車線の中心に戻るのだけれど、またしては右の路肩の白線を越えて運転している義父。1車線ならそれでも構わないけれど、何車線もあるモーターウェイで同じことをしたら非常に危険!(怖)


おまけに、信号が赤なのに気づかずに通り過ぎようとし、交差点の真ん中で止まったり(滝汗)“エゲレスとアメリカでは信号機の色が多少違うんだろうか...?”と、言うに事欠いて、パパァ~、言い訳にならない言い訳をしとりました。(爆)


そしてムカついたのがスーパーおかん!旦那がアドバイスしているのに、横から同じようにちゃちゃ入れるのね。義父の運転にイライラしていた旦那は、とうとう、“マリオン、ちょっと黙ってろ!”って怒鳴ってしまいました!叫び


夕べ、先日犬ころ達を預かってくださったカップルと共に、シアトルにあるお寿司屋さんに食事に行ったのですが、その帰り道私の運転中も、スーパーおかんはまたしてもちゃちゃを入れ、今度は旦那と私二人して、怒鳴ってしまいました!叫び叫び叫び


旦那も義妹も義妹の旦那も、そして私もが、スーパーおかんが苦手な理由は、この“でしゃばりおよね”な性格と自己主張が強いところ。(爆)


兎に角、今私が願うのは、スーパーおかんが道中おとなしく助手席に座り、義父が安全運転で、2泊3日の旅を無事終えて帰ってくることです。


さて今日ブランチに作ったかに雑炊には、先日絵留萌さん&マルクさんと一緒に行った、コストコジャパン尼崎店からアメリカに逆輸入してきた、あけぼの(マルハニチロ)の紅ずわいがにの缶詰を用しました。

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前回逆輸入したのは同じくあけぼのの瓶詰め鮭フレーク。このかに缶は鮭フレーク同様に、貯蔵庫に保存しておくと本当、便利!


アメリカにも日本製の魚介缶詰がいくつか輸入されていますが、日本風なずわいがにやたらばがにの缶詰ってのは、これまで私は見かけたことがありません。


こちらで手に入るかに缶は渡り蟹の身で、微妙に味がちがう。やっぱね、雑炊に加えたり、お寿司や和風サラダを作る時は、欧米人がスパイダークラブと呼ぶ、日本で一般に食べられているかにの身が使いたい。


このコストコジャパンで買った、確か3つで千円しなかったかに缶は、内容量がたっぷり135gも入っていて、ほぐし身に脚の身がトッピングされており、お値段の割りに見た目も味も非常に豪華。

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朝食のRunny Riceは以前は炊飯器で作っていたけれど、去年、東京ごはん映画祭のレシピコンテストでグランプリを受賞し、その賞品にストウブのミニ鍋をいただいてからは、1合のRunny Riceにちょうど良いサイズのその鍋を、雪平代わりに愛用させてもらっています。


ご飯1合にカップ(米用のカップ)4杯の水、鶏ガラスープの素、それに好みで白菜、キャベツ、大根など、かにの風味と食感を損なわないような野菜を加えて火にかけます。今朝はスイートコーンとバターを少し加えてみました。


雑炊が炊き上がったら火を止め、そこにかにの身を加えます。かに缶の身って料理に使うと風味がいっぺんになくなってしまうので、水分をあまり固く絞り過ぎずに加えるのが美味しく作るコツ。

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さっと混ぜ合わせてお茶碗に盛り、白身とカラザを丁寧に取り除いた卵黄を1個載せます。お好みで刻みねぎや、のりなんかをトッピングしてもよいかもですね。

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ちょうど1週間前に作ったきゅうりのキューちゃんとと共に、熱い内に食卓にサーブしました。

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かに雑炊の詳しい作り方はこちら から...

同じくらいの値段のかに缶でもコストコ価格のこのかに缶は、日本のスーパーで買うものよりずっと上質でした。その上、コーンとバターを組み合わせて加えたのが中華だしにピッタリマッチし、旦那の大好きないつものかに雑炊よりも、更に美味しかった!


こりゃあビールを飲みながら食べなあかんやろう!と言い、正午にもなっていないのに1本栓を抜いちゃった旦那。私もその旦那にかなり誘惑されたのだけど、同じくコストコジャパンから逆輸入したティーバッグで作った、冷たいジャズミンティーで我慢したワン!(笑)

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白身とカラザを綺麗に取り除いた卵黄を、お茶碗に持ってから載せるのは絶対にお勧め!白身のどろっと感のない黄身だけが絡んだかに雑炊は、絶品です!


それと、きゅうりのキューちゃんは1週間も経つと、ますます美味しく漬かっていました。昨日行った恐らくシアトルでは一番旨いであろう寿司屋・Shiroのキューちゃん風漬物より、私のキューちゃんの方が断然旨かったよん!!!