昨日の記事で、ローストポークに私がつけて食べていたジェリー、再度作ってみました!
最初に作った時に考えたレシピでは、材料を買ってガス代使って作ると、全く採算が合わない少量のジェリーしか出来なかった。でも、最高に美味しくて、どうしてもジャムでは妥協出来ず、レシピを改善し再度挑戦してみたのです。
出来上がりのジェリーの量は多少多くなりましたが、やはりこれは、1年に1度しか作れない贅沢ジェリー!(苦笑)
キャットフードのコマーシャルで、グルメな猫たんがカクテルグラスに盛られた餌を食べるシーンが確かあった。私もあの猫たんを真似、昨日作った年に一度しか作れない贅沢ジェリーを、カクテルグラスに盛り付けてみたニャン!(爆)
贅沢グルメのストロベリー&バジルジェリー
ところで、ジェリーの話を進める前に1つお知らせがございます。本日、レシピブログさんの姉妹サイト・朝時間.jpさんが、“ 今日のイチオシ朝ごはん ”に、私の“かに雑炊”をピックして下さいました。
去年は毎月最低1回、ウェブや雑誌でレシピを紹介していただいたり、コンテストに受賞したりしたのですが、今年は殆ど皆無!なので、掲載していただいて、マジ、嬉しかったです!(涙)有難うございました。
私、最近アメリカででは、鶏肉と卵に関しては、“オーガニック”でないと絶対に口に入れない!だからレストランで食事をしても、オーガニック素材を使っていることが分からない限り、鶏肉と卵を使ったものは食べない。
でもね、その他の肉、野菜、果物に関しては、ホルモンだの、抗生物質だの、遺伝子組み換えだの、あんま気にしない質です。なもんでね、これからのフルーツが安くなる季節、バルク買いで更に割安のコストコは、ジャムやジェリー作りの強い味方となります。
もち、オーガニックで割安ならそれにこしたことはない。でも、コンベンショナルのフルーツでも、ジャムやジェリーを作って採算さえ合えば、私は全然気にせず買います。
先週の土曜日もジャムを作る目的で、同じ里芋苺でもオーガニックではない苺を1.8キロ、コストコで5ドル99セントで買ってきました。日本で売っている苺のパックって300g?500g?あれが4つから6つで500円くらいってから、安いよね!!!
この前、料理に使って残った苺。うちは夫婦して苺に関心がないから、そのままでは食べないのが分かっていたので、初トライでジェリーを作ってみました。ちょうどバジルが残っていたので、以前から気になっていたこのコンビでジェリーを作ってみたのです。
私もよく知らなかったのだけど、苺はペクチンが少ないらしい。なもんで、なかなかジェリーポイントに達さなくて、結局、期待していた量の半分も作れなかったの。
でも、そのジェリーの香りは、作っている時から良すぎ!そして出来上がって食べてみると、更に良すぎ!!
私はバジルの香りは嫌いじゃないけれど、態々家で栽培してまで料理に使いたいってほど、関心のあるハーブではない。でも、このジェリーの苺とバジルが醸し出す香りには、完全に、“fall-in-love” しちゃいました!
でもね、幾らコストコでバルク買いしたら苺は安いと言っても、これにバジル、レモン、砂糖などを加えると、出来上がったジェリー1瓶(225ml)にかかる費用は、バカになんないんだよね。(汗)
そこで嵩増しになるバジル風味の苺ジャムを作ることにしました。ジャムなら果肉が加わる分、1.8キロもの苺を使えば、ジェリーの約倍の量が作れるから。
でも、そう思って買って来たコストコの苺だったけれど、ローストポークにつけて食べ、ますます“fall-in-love” しちゃって、結局、損することを覚悟の上で、年に1度の贅沢と割りきり、再度ジェリー作りに挑戦することにしました。
但し、少しでも早い時間にジェリーポイントを迎え、少しでもたくさんのジェリーが作れるよう、少ない苺のペクチンを、なんらかの方法でブーストさせることから、レシピを見直してみました。
義母の愛読書だった本を見ると、家庭でペクチンを作る方法が載っていました。でも、作ったことないし、何よりも、他のフルーツやベリーなど使うことで、このジェリーの持つ独特な香りを台無しにしたくなかった。
そこで私が考えたのが、レモンの力を借りることです!
その為に、メイソンジャーの一番小さいサイズのもの、たった5つしか出来ないジェリーに、苺だけじゃなく、バジル、レモンと、かなり費用がかかってしまいましたが、その分、このジェリーのなんとも言葉で表現できない良い香りを、台無しにすることなく美味しく作れました。
<材料 メイソンジャー225ml5つ分>
苺...1.8キロ
バジル、葉と茎を粗く刻む...カップ2杯強(20g前後のプラスチックのパック3つ分くらい)
レモン汁、搾り汁に含まれる果肉や種も使う...500ml
水...500ml
砂糖...600mlの果汁に対して450gが目安(砂糖の量を減らすことはお勧めしない!)
バジルの葉のみじん切り...カップ1杯程度(20g前後のプラスチックのパック2~3つ分くらい)
<作り方>
1.苺は綺麗に洗い、ハラーもしくは果物ナイフなどを使ってへたを取り除く。小さい粒はそのまま、大きい粒は2~4つに切り分ける。
2.深鍋に苺、バジル、レモン汁(果肉や種も含む)、水を加え火にかける。煮立ってきたら火を弱め、軽く蓋をし、30分程度、苺が潰れるくらいに柔らかくなるまで煮る。
3.マッシャーを使い、苺の実をしっかり潰す。
4.目の細かいざるなどにチーズクロス、もしくは2、3重にしたガーゼなどを敷き3を漉す。数時間から一晩、自然に出来るだけたくさんの果汁を抽出するようにする。
5.冷凍庫に皿を2、3枚入れて凍らせ始める。抽出した果汁の量を量り、それに応じた量の砂糖を準備。オーブントレーに砂糖を入れ、120度で予熱を済ませたオーブンで約10分加熱する。途中数回木べらで砂糖を混ぜ、全体に満遍なく温まるようにする。
6.温めた砂糖を果汁に入れて弱火にかける。常時掻き混ぜながら砂糖を完全に果汁に溶かす。砂糖が完全に溶けたら火を強め、一気に沸騰させる。ここからは混ぜず、比較的強めの火で、ジェリーポイントに達するまでひたすら煮詰める。
7.途中2、3回大きな灰汁を取り除く。果汁の泡が下の写真の様に小さくなり始めたら、数分ごとにジェリーポイントに達したかどうかをテストする。
ジェリーポイントの見分け方
冷凍庫で凍らせた皿に、小さじ1杯程度の果汁をたらし1分置く。急激に冷えたジェリーの表面を指で押さえると膜が張っていて、前に押すと膜にしわが出来、指を上げると果汁が糸を引くようになればジェリーポイント。
今回、レモン汁、汁に混じった果肉、種を果汁に加えたら、
30分くらいでジェリーポイントに達しました。
但しこれはあくまでも目安で、同じフルーツでも、時に、
なかなかジェリーポイントに達さないものがあります。
8.ジェリーポイントに達したら火からおろす。表面の煮えたぎっている泡が治まったら、100均のお玉用灰汁取りシートを利用し、表面の灰汁を取り除く。刻んだバジルの葉を加え、スプーンなどでよく混ぜ合わせ、そのまま5分程度粗熱を取る。
9.熱湯消毒+180度のオーブンで5分加熱消毒したメイソンジャーに、粗熱の取れたジェリーを分ける。
10.熱い内に同様に消毒した蓋をし、5~6分上下逆さにし、瓶の中を完全真空状態にする。常温で保存する。(開封したら冷蔵庫で保存してくださいませ。)
日本は湿気が多いし、これからカビの生えやすい梅雨に入るので、常温保存はちょっときついかもしれませんなぁ。エゲレスやシアトルのように涼しいところであれば、ちゃんと保存瓶を殺菌し、開封さえしなければ、2、3年、いやもっと、常温で保存できるはず。
また、せっかく苺を買って来て作るなら、もっとたくさん作りたいって方は、こちらの苺ジャムのレシピ で、バジル風味のジャムを作ってみてくださいませ。バジルの量は好き好きで、一緒に煮てもよいし、出来上がってから刻んだ葉を加えても良いと思います。
このジェリーね、肉などのセイボリーな料理にも合うし、シンプルにトーストに塗って食べても、最高に、美味しい!近いうちにスコーンを焼いて、バジル風味の苺ジェリーとクロテッドクリームをたっぷり塗って食べてみようと思っています。
そうそう、昨日(アメリカ時間4月29日)、ゲイのお友達カップルが、前々から買いたいと希望していた家の購入契約を済ませ、めでたく自分達のマイホームをゲットしました。
そこで、その契約した日に作ったジェリーを、おめでとうのメッセージ代わりに1つ上げることにしました。
1つの瓶に苺、バジル、レモンが、それぞれ、360g、22g、1.6個詰まった、超贅沢なグルメな私の愛するジェリー!
お祝いだから1つ上げたけれど、あとの4つは誰にもやらんぞぉ~!旦那と私の二人で、ちびちびと1年かけてその香りと味を楽しむことにします。(爆)
最初に作った時に考えたレシピでは、材料を買ってガス代使って作ると、全く採算が合わない少量のジェリーしか出来なかった。でも、最高に美味しくて、どうしてもジャムでは妥協出来ず、レシピを改善し再度挑戦してみたのです。
出来上がりのジェリーの量は多少多くなりましたが、やはりこれは、1年に1度しか作れない贅沢ジェリー!(苦笑)
キャットフードのコマーシャルで、グルメな猫たんがカクテルグラスに盛られた餌を食べるシーンが確かあった。私もあの猫たんを真似、昨日作った年に一度しか作れない贅沢ジェリーを、カクテルグラスに盛り付けてみたニャン!(爆)
贅沢グルメのストロベリー&バジルジェリー
ところで、ジェリーの話を進める前に1つお知らせがございます。本日、レシピブログさんの姉妹サイト・朝時間.jpさんが、“ 今日のイチオシ朝ごはん ”に、私の“かに雑炊”をピックして下さいました。
去年は毎月最低1回、ウェブや雑誌でレシピを紹介していただいたり、コンテストに受賞したりしたのですが、今年は殆ど皆無!なので、掲載していただいて、マジ、嬉しかったです!(涙)有難うございました。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆
私、最近アメリカででは、鶏肉と卵に関しては、“オーガニック”でないと絶対に口に入れない!だからレストランで食事をしても、オーガニック素材を使っていることが分からない限り、鶏肉と卵を使ったものは食べない。
でもね、その他の肉、野菜、果物に関しては、ホルモンだの、抗生物質だの、遺伝子組み換えだの、あんま気にしない質です。なもんでね、これからのフルーツが安くなる季節、バルク買いで更に割安のコストコは、ジャムやジェリー作りの強い味方となります。
もち、オーガニックで割安ならそれにこしたことはない。でも、コンベンショナルのフルーツでも、ジャムやジェリーを作って採算さえ合えば、私は全然気にせず買います。
先週の土曜日もジャムを作る目的で、同じ里芋苺でもオーガニックではない苺を1.8キロ、コストコで5ドル99セントで買ってきました。日本で売っている苺のパックって300g?500g?あれが4つから6つで500円くらいってから、安いよね!!!
この前、料理に使って残った苺。うちは夫婦して苺に関心がないから、そのままでは食べないのが分かっていたので、初トライでジェリーを作ってみました。ちょうどバジルが残っていたので、以前から気になっていたこのコンビでジェリーを作ってみたのです。
私もよく知らなかったのだけど、苺はペクチンが少ないらしい。なもんで、なかなかジェリーポイントに達さなくて、結局、期待していた量の半分も作れなかったの。
でも、そのジェリーの香りは、作っている時から良すぎ!そして出来上がって食べてみると、更に良すぎ!!
私はバジルの香りは嫌いじゃないけれど、態々家で栽培してまで料理に使いたいってほど、関心のあるハーブではない。でも、このジェリーの苺とバジルが醸し出す香りには、完全に、“fall-in-love” しちゃいました!
でもね、幾らコストコでバルク買いしたら苺は安いと言っても、これにバジル、レモン、砂糖などを加えると、出来上がったジェリー1瓶(225ml)にかかる費用は、バカになんないんだよね。(汗)
そこで嵩増しになるバジル風味の苺ジャムを作ることにしました。ジャムなら果肉が加わる分、1.8キロもの苺を使えば、ジェリーの約倍の量が作れるから。
でも、そう思って買って来たコストコの苺だったけれど、ローストポークにつけて食べ、ますます“fall-in-love” しちゃって、結局、損することを覚悟の上で、年に1度の贅沢と割りきり、再度ジェリー作りに挑戦することにしました。
但し、少しでも早い時間にジェリーポイントを迎え、少しでもたくさんのジェリーが作れるよう、少ない苺のペクチンを、なんらかの方法でブーストさせることから、レシピを見直してみました。
義母の愛読書だった本を見ると、家庭でペクチンを作る方法が載っていました。でも、作ったことないし、何よりも、他のフルーツやベリーなど使うことで、このジェリーの持つ独特な香りを台無しにしたくなかった。
そこで私が考えたのが、レモンの力を借りることです!
その為に、メイソンジャーの一番小さいサイズのもの、たった5つしか出来ないジェリーに、苺だけじゃなく、バジル、レモンと、かなり費用がかかってしまいましたが、その分、このジェリーのなんとも言葉で表現できない良い香りを、台無しにすることなく美味しく作れました。
<材料 メイソンジャー225ml5つ分>
苺...1.8キロ
バジル、葉と茎を粗く刻む...カップ2杯強(20g前後のプラスチックのパック3つ分くらい)
レモン汁、搾り汁に含まれる果肉や種も使う...500ml
水...500ml
砂糖...600mlの果汁に対して450gが目安(砂糖の量を減らすことはお勧めしない!)
バジルの葉のみじん切り...カップ1杯程度(20g前後のプラスチックのパック2~3つ分くらい)
<作り方>
1.苺は綺麗に洗い、ハラーもしくは果物ナイフなどを使ってへたを取り除く。小さい粒はそのまま、大きい粒は2~4つに切り分ける。
2.深鍋に苺、バジル、レモン汁(果肉や種も含む)、水を加え火にかける。煮立ってきたら火を弱め、軽く蓋をし、30分程度、苺が潰れるくらいに柔らかくなるまで煮る。
3.マッシャーを使い、苺の実をしっかり潰す。
4.目の細かいざるなどにチーズクロス、もしくは2、3重にしたガーゼなどを敷き3を漉す。数時間から一晩、自然に出来るだけたくさんの果汁を抽出するようにする。
5.冷凍庫に皿を2、3枚入れて凍らせ始める。抽出した果汁の量を量り、それに応じた量の砂糖を準備。オーブントレーに砂糖を入れ、120度で予熱を済ませたオーブンで約10分加熱する。途中数回木べらで砂糖を混ぜ、全体に満遍なく温まるようにする。
6.温めた砂糖を果汁に入れて弱火にかける。常時掻き混ぜながら砂糖を完全に果汁に溶かす。砂糖が完全に溶けたら火を強め、一気に沸騰させる。ここからは混ぜず、比較的強めの火で、ジェリーポイントに達するまでひたすら煮詰める。
7.途中2、3回大きな灰汁を取り除く。果汁の泡が下の写真の様に小さくなり始めたら、数分ごとにジェリーポイントに達したかどうかをテストする。
ジェリーポイントの見分け方
冷凍庫で凍らせた皿に、小さじ1杯程度の果汁をたらし1分置く。急激に冷えたジェリーの表面を指で押さえると膜が張っていて、前に押すと膜にしわが出来、指を上げると果汁が糸を引くようになればジェリーポイント。
今回、レモン汁、汁に混じった果肉、種を果汁に加えたら、
30分くらいでジェリーポイントに達しました。
但しこれはあくまでも目安で、同じフルーツでも、時に、
なかなかジェリーポイントに達さないものがあります。
8.ジェリーポイントに達したら火からおろす。表面の煮えたぎっている泡が治まったら、100均のお玉用灰汁取りシートを利用し、表面の灰汁を取り除く。刻んだバジルの葉を加え、スプーンなどでよく混ぜ合わせ、そのまま5分程度粗熱を取る。
9.熱湯消毒+180度のオーブンで5分加熱消毒したメイソンジャーに、粗熱の取れたジェリーを分ける。
10.熱い内に同様に消毒した蓋をし、5~6分上下逆さにし、瓶の中を完全真空状態にする。常温で保存する。(開封したら冷蔵庫で保存してくださいませ。)
日本は湿気が多いし、これからカビの生えやすい梅雨に入るので、常温保存はちょっときついかもしれませんなぁ。エゲレスやシアトルのように涼しいところであれば、ちゃんと保存瓶を殺菌し、開封さえしなければ、2、3年、いやもっと、常温で保存できるはず。
また、せっかく苺を買って来て作るなら、もっとたくさん作りたいって方は、こちらの苺ジャムのレシピ で、バジル風味のジャムを作ってみてくださいませ。バジルの量は好き好きで、一緒に煮てもよいし、出来上がってから刻んだ葉を加えても良いと思います。
このジェリーね、肉などのセイボリーな料理にも合うし、シンプルにトーストに塗って食べても、最高に、美味しい!近いうちにスコーンを焼いて、バジル風味の苺ジェリーとクロテッドクリームをたっぷり塗って食べてみようと思っています。
そうそう、昨日(アメリカ時間4月29日)、ゲイのお友達カップルが、前々から買いたいと希望していた家の購入契約を済ませ、めでたく自分達のマイホームをゲットしました。
そこで、その契約した日に作ったジェリーを、おめでとうのメッセージ代わりに1つ上げることにしました。
1つの瓶に苺、バジル、レモンが、それぞれ、360g、22g、1.6個詰まった、超贅沢なグルメな私の愛するジェリー!
お祝いだから1つ上げたけれど、あとの4つは誰にもやらんぞぉ~!旦那と私の二人で、ちびちびと1年かけてその香りと味を楽しむことにします。(爆)