少し前のことになりますが、何を検索していたのかは忘れちゃったけど、ググった検索結果の英語サイトの画像に、日本のカツカレーが登場しました。そのカレーにつけられていた料理名が、“Japanese Curry Katsu Don”。カツカレーは確かに丼に盛られていた!


私は丼に盛られたカツカレーって見たことない!これはきっと、和食レストランにしたら儲かると目論んだ中国系の勘違い経営者が、カツ丼とカツカレーをごっちゃにし、丼にカツカレーを盛ってこんな前をつけたんではないかと思っちゃいました。(笑)


けどそれ以来、この英語の名前の通りのものが食べてみたくて仕方なかった!カレーうどんってあるんだよ。丼の出汁はうどんスープより味は濃いけれど同じく醤油系。カレーを入れちゃってもええんやないの?そう思い始めると、作ってみないと気がすまないのが私!(笑)


で、先週作ったカレーの残りで、作ってみましたワン、その英語の名前の通りのものを!


カツカレー丼

和・美・Savvy Cooking

昨日のセントパトリックデー、お友達と一緒にステーキハウスに行きました。と言っても我々は、そのステーキハウスのオサレなバーで、軽くおつまみを食べながらワインを飲んだだけ。


このステーキハウスの入り口に、美しい霜降りの和牛サーロインステーキの塊がディスプレーされていました。蝋細工のサンプルではなく本物の霜降り生肉!


アメリカで私が初めて目にした日本風霜降りのサーロインの塊は、一瞬、アメリカのステーキハウスではなく、日本の高級ステーキハウスか焼肉屋に来ている錯角を覚えさせるほど、兎に角美しかったワン!


肉だけ買って帰ることも出来るんだと友達が言うもんで、お持ち帰りの値段を調べてみたの。したらさぁ、160gほどで100ドル前後するの!!!叫び叫び叫び1枚1万円のステーキよ!(驚)


確かに美しいマーブル肉だったけれど、和牛とは言え、アメリカで100ドルも出してステーキを食うなら、私は次回の帰国を待ちます。雑種でも、雄のホルスタインでも、なんでも構わないからさぁ、もっとお手ごろ価格の霜降りステーキを食べるワン!(笑)


でもそのステーキハウスでは、一度まともに食事をしに行ってみたいと思う。もっとお安いであろう雨牛のステーキで構わないから、オサレなそのレストランで一度食事がしてみたい。


さて、今日のお料理です。私も半ばジョークで作ったどんぶりですが、これが意外や意外、めっさ旨かったの!ガッツリ系の男子にはた・ま・ら・ん!の一品です。


カツ丼の出汁はめんつゆを使ったので、味付けなしの水で薄めるだけ。カツの肉は、以前に買って、ちょっとデカ過ぎるので切り取って2枚にし、薄く叩いて衣をつけ、冷凍保存してあった牛ステーキ肉です。もち、1万もしないもっと安い雨牛のステーキ肉です!!!(苦笑)


ビーフカツの代わりにとんかつやチキンカツでも美味しく出来ます!カレーが中途半端に、一人分にしは多すぎるし二人分には足りない量残ってしまった時、二人で食べてお腹一杯になるリメイク料理です。是非お試しを!


<材料 2人分>

2倍濃縮めんつゆ...100ml
水...100ml
たまねぎ、薄く櫛形切り...小1/2個
カレーの残り...お玉2杯分程度
ビーフカツ(もしくはとんかつかチキンカツ)、食べやすい大きさに切り分けておく...2枚
溶き卵...3個分
刻み葱や三つ葉など...適宜(盛り付け用)
炊きたてのご飯...2人分

和・美・Savvy Cooking

<作り方>

1.めんつゆを水で薄め、半量をオムレツ用の小さなフライパンに入れ火にかける。(親子丼用の鍋ではカレーとカツを入れるには小さすぎ...!?)丼に熱々のご飯を装っておく。

2.1が煮立ってきたら半量のたまねぎを加えてさっと火を通す。

3.2にカレーの半量を加えて混ぜ、煮立ってとろみが付き出したらカツを浮かべ、1分程度、カツの芯が温まるまで煮る。

和・美・Savvy Cooking

4.3に溶き卵の半分を流しいれ、蓋をし、数回揺すりながら30秒程度煮る。刻み葱などお好みでトッピングし、卵が半熟の内に丼に盛ったご飯にかけ、残りの分も同様して作る。

和・美・Savvy Cooking
私はたまたま小さいフライパンを2つ持っているので、
面倒だからいっぺんに2人分作ったのですが、
こっちの鍋、あっちの鍋と気を取られている間に、
あまり綺麗な半熟の丼にはならなかった!(苦笑)


最近生野菜を摂取する量が減っている傾向にあり。パック入りのサラダがだめになる前に丼の付け合せにし、冷蔵庫の野菜を使いきるため、汁物にはキャベツ、大根、チェリートマトを加えたコンソメスープを用意しました。

和・美・Savvy Cooking

丼っつうか、パスタなどを食べる洋のボールがやたらデカイのと、真ん中にカツがど~~んと陣取って居るので、かなり大きな丼に見えますが、実際は...


やはり、かなりデカかった!(滝汗)


でもね、カツ丼のあの甘味と、カレーの甘辛さが混ざりあって、これはすんげぇ~美味しい!カレーうどんに同様に、大衆食堂のメニューに絶対に加えて欲しい一品。


旦那には少し大きめのビーフカツを載せたら、ご飯は夫婦で1合も盛っていないのに、最後残していました。


私はアメリカに住みだした頃は、こいつらみな化けもんかっ!って驚きながら、どこのレストランで食事をしても、半分近く残してしまっていたのが、最近では私も化けもんの仲間入りをし、完食するようになってきたのです。


当然、このカツ丼も私は完食しました!(← だから太るんやろうがぁ!バカ!汗)

和・美・Savvy Cooking

いつもなら旦那の残した分まで浚えちゃう私ですが、如何せん、これは私でさえデカくて、自分の分しか食べれなかった!でも、美味しくてね、食べれたら食べてしまいたかったワン。


ちなみに1万円の霜降りステーキ肉と違い、雨牛のビーフカツは不味かった!安全靴の底をフライにしたみたいな歯ごたえ!(爆)